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2020年05月28日
『ほんやのねこ』ヒグチユウコの不思議でかわいい絵本の感想レビュー
今回はヒグチユウコの『ほんやのねこ』をご紹介します。
かわいくて不思議で、ちょっぴりグロテスクな絵本です。
『せかいいちのねこ』『いらないねこ』に続く第三弾!
月刊『MOE』2017年10月号〜2018年4月号、
2018年6月号〜11月号に掲載された作品を、
新たに構成・加筆してまとめた本です。
前作で登場したキャラが出てくるので、前作を読んでいた方が楽しめます。
でも、前作を読んでなくてもそれほど支障はないと思いますし
読みやすさで言えば、この本が一番かなと思います。
ヒグチユウコの絵のグロテスクな要素は控えめになっていて
その分、「かわいい」がいつもより大幅増量されています♪♪♪
あらすじ
このおはなしは、ある小さなほんやの
なぞめいた女主人についてです。
店主のねこの一日は、
まず、きょうのエプロンをえらぶことからはじまります。
おしゃれは彼女にとって、とてもだいじなことだからです。
ゆっくり朝食をたのしんで、おそうじをしたら開店です。
今日はどんなお客さまがくるでしょうか?
ヒグチユウコの描くねこの魅力!
ヒグチユウコさんは、猫の絵をたくさん描いてますが
この絵本に登場するほんやさんの店主のにゃんこは、
そのなかでもダントツの可愛いさ!
おしゃれさんで、しっかりもののおんにゃのこです。
頭のトンガリもチャームポイント!
彼女の魅力が詰まった本です。
次々に現れる不思議なお客さま
魅力的なのは店主だけじゃありません。
猫の他にも、この絵本には小さくてキュートないきものが
たくさん登場します。
ファンにはお馴染みの
猫の上半身にタコの足がついているギュスターブくん。
前作に登場したにゃんこや、ツチグリ、オカヒトデ、
おきんちゃん、ひとつめちゃん、
ミステリアスで、かわいい想像上のいきものがいっぱいです!
どきどきワクワクの物語
ギュスターブくんのいたずらや、ツチグリとオカヒトデのけんか、
夜に動きだす生きた家具、などなど
楽しいハプニングが次々に起こります。
そして同時に、友だちへの思いやり、
「見えないところでがんばっているみんな」のことに気づくなど
優しい視点が感じられます。
読後は、穏やかな感謝の気持ちがあふれてきます。
ま と め
かわいくて、しっかりもののほんやの店主と
不思議ないきものたちの、楽しい交流が描かれた絵本です。
巻末には、ほんやの見取り図もついています。
いつもりよりかわいい寄りの、ヒグチユウコの世界観が堪能できますよ!
ちなみに、楽天では(2020年5月28日現在)
数量限定クリアファイルと、数量限定ステッカーが付いています!
是非、一度手にとってみてくださいね。
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※最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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