2016年12月24日
テンションコード 一気読み【Check it!】
こんばんわ。
しげのです。
ここ最近、9th〜13thまでテンションの概念について一気にササッとお話ししてきましたが、いかがですか?
今日はここまでお話したテンションについて一旦まとめておこうと思います。
こういうお勉強系の話題が好きじゃない方は読み飛ばし歓迎します。
あなたがまだもしテンションに不慣れだったとしたら、
チラッとアタマの片隅に入れておくと便利なお話です。
で、先に言っておきます。
テンションとは、9th、11th、13thのことです。
例えばCというコードを基に話を進めます。
「Cのテンションは…何だっけ?9thはRootの1音上だから…レ、んで、13thは…」
↑↑
なんてやってたら面倒くさくてしょうがないですよね?(笑)
こう考えてください。
Cのテンション(9th/11th/13th)は、
1音上のマイナーコード(=マイナートライアド =Dm)がそのままテンションになっている。と。
![01_C-Dm.png](/jazzwalk/file/01_C-Dm-thumbnail2.png)
大事なとこなんで、一応丁寧にお話ししときますね。
という考え方です。
これが例えばFだったら、Gmのことを考えるわけです。
![02_F-Gm.png](/jazzwalk/file/02_F-Gm-thumbnail2.png)
人それぞれ考え方ややり方は違うと思いますので強制するわけじゃありませんが、
少なくとも僕が初心者だったころはこんな風に考えて覚えたのでシェアします。
いつもテンションを使って弾いていると、
いつの間にかかけ算九九のように全部のコードのテンションを暗記できてしまいます。
(ベーシックコードの種類は24種類しかないですしね。)
あなたもきっと、気がついたらこんな回りくどいこと考えずにスラスラとテンションを組めるようになっているはずですよ。
さてここまではナチュラルテンションについてのお話でしたが、
「じゃあオルタードは?」ってなりますよね?
ナチュラルテンションは9th、11th、13thの3つしかないため、
1音上のマイナートライアドと指定できましたが、
オルタードはそうはいきません。
オルタードテンションのことは複雑に考えてしまう人が多いようです。
あなたもそうかもしれませんが、
実際はそんなに多くもないし複雑でもないもんです。
まずはこの表を見て下さい。
![03_Alterd.png](/jazzwalk/file/03_Alterd-thumbnail2.png)
(▲クリックで画像拡大)
オルタードとは、ナチュラルテンションに♭か#が付いたもののことを言います。
とはいえ、♭と#の両方を付けられるのは9thだけ。
11thと13thはどちらか1つずつしか付かないんですね。
ということは、オルタードテンションはたったの4種類しかないんです。実は。
そして、この表に追記してみると…
![04_Alterd2.png](/jazzwalk/file/04_Alterd2-thumbnail2.png)
(▲クリックで画像拡大)
9thのオルタードのみ2種類ですが、
この赤で追記したところをよく見てください。
11thと13thのオルタードって、
5thを半音上げるか下げるかしてるだけなんですね。
そして11thの章をもう一度読んでもらいたいのですが、
単純に11thって使われる頻度が少ないんですね。
つまり、9thの2種類と、5thを半音上げるかどうか?
論点を因数分解していくと、ここまで簡素化できてしまうわけです。
字面が複雑に見えるだけでToDo事項はほとんどない、というのがオルタードの実態です。
ちなみに、b9thと#9thが同時に使われることは音楽業界ではまずないんですね。
なので、あなたを迷わせる選択肢は実はそんなに多くないということなんです。
今日はテンションコードを一気読みしてもらいたくてこのお話をしましたが、
慣れてくると、今日お話した内容でさえムダになります。
オルタードを含めてもテンションコードは種類がそんなに多くありません。
なので、最後にもう1つだけお話すると、、、
実はテンションを含めても、コードの組み方ってある程度決まっているんですね。
(あなたの指が届く範囲の鍵盤でしか弾けないからです)
だから組み方も「人間の指で届く範囲での組み方」で制限されてきますので、
それこそかけ算九九のように、その組み方を先に答えから暗記してしまった方が、
テンションの修得は圧倒的に早いのです。
その辺のお話を次回以降でしていきますね。
どうぞお楽しみに。
応援していますね!
![](https://www20.a8.net/svt/bgt?aid=161127792933&wid=001&eno=01&mid=s00000013334001040000&mc=1)
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NXJ00+FFHG6Q+2UVW+66WOX)
![](https://www29.a8.net/svt/bgt?aid=161127792933&wid=001&eno=01&mid=s00000013334001029000&mc=1)
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NXJ00+FFHG6Q+2UVW+64JTD)
![](https://www20.a8.net/svt/bgt?aid=160830460452&wid=001&eno=01&mid=s00000013869001016000&mc=1)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+7H3Y7M+2Z0I+61RI9)
![](https://www24.a8.net/svt/bgt?aid=160830460540&wid=001&eno=01&mid=s00000015043001013000&mc=1)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+8XI3G2+382M+614CX)
![](https://www28.a8.net/svt/bgt?aid=160830460553&wid=001&eno=01&mid=s00000001948001037000&mc=1)
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+958QB6+F14+669JL)
![](https://www24.a8.net/svt/bgt?aid=160830460561&wid=001&eno=01&mid=s00000000214011005000&mc=1)
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+9A075E+1NG+1TIR4H)
しげのです。
ここ最近、9th〜13thまでテンションの概念について一気にササッとお話ししてきましたが、いかがですか?
今日はここまでお話したテンションについて一旦まとめておこうと思います。
こういうお勉強系の話題が好きじゃない方は読み飛ばし歓迎します。
あなたがまだもしテンションに不慣れだったとしたら、
チラッとアタマの片隅に入れておくと便利なお話です。
で、先に言っておきます。
テンションとは、9th、11th、13thのことです。
簡単なテンションの見つけ方
例えばCというコードを基に話を進めます。
「Cのテンションは…何だっけ?9thはRootの1音上だから…レ、んで、13thは…」
↑↑
なんてやってたら面倒くさくてしょうがないですよね?(笑)
こう考えてください。
Cのテンション(9th/11th/13th)は、
1音上のマイナーコード(=マイナートライアド =Dm)がそのままテンションになっている。と。
![01_C-Dm.png](/jazzwalk/file/01_C-Dm-thumbnail2.png)
大事なとこなんで、一応丁寧にお話ししときますね。
- Cというコードがありました。
- Cのテンションはどれだか知りたくなりました。
- Cの1音上…と言えばD
- そのマイナーコードなんで【Dm】
- そのDmがそのままCの 9th、11th、13thになっている
という考え方です。
これが例えばFだったら、Gmのことを考えるわけです。
![02_F-Gm.png](/jazzwalk/file/02_F-Gm-thumbnail2.png)
人それぞれ考え方ややり方は違うと思いますので強制するわけじゃありませんが、
少なくとも僕が初心者だったころはこんな風に考えて覚えたのでシェアします。
いつもテンションを使って弾いていると、
いつの間にかかけ算九九のように全部のコードのテンションを暗記できてしまいます。
(ベーシックコードの種類は24種類しかないですしね。)
あなたもきっと、気がついたらこんな回りくどいこと考えずにスラスラとテンションを組めるようになっているはずですよ。
オルタードテンション
さてここまではナチュラルテンションについてのお話でしたが、
「じゃあオルタードは?」ってなりますよね?
ナチュラルテンションは9th、11th、13thの3つしかないため、
1音上のマイナートライアドと指定できましたが、
オルタードはそうはいきません。
オルタードテンションのことは複雑に考えてしまう人が多いようです。
あなたもそうかもしれませんが、
実際はそんなに多くもないし複雑でもないもんです。
まずはこの表を見て下さい。
![03_Alterd.png](/jazzwalk/file/03_Alterd-thumbnail2.png)
(▲クリックで画像拡大)
オルタードとは、ナチュラルテンションに♭か#が付いたもののことを言います。
とはいえ、♭と#の両方を付けられるのは9thだけ。
11thと13thはどちらか1つずつしか付かないんですね。
ということは、オルタードテンションはたったの4種類しかないんです。実は。
そして、この表に追記してみると…
![04_Alterd2.png](/jazzwalk/file/04_Alterd2-thumbnail2.png)
(▲クリックで画像拡大)
9thのオルタードのみ2種類ですが、
この赤で追記したところをよく見てください。
11thと13thのオルタードって、
5thを半音上げるか下げるかしてるだけなんですね。
そして11thの章をもう一度読んでもらいたいのですが、
単純に11thって使われる頻度が少ないんですね。
つまり、9thの2種類と、5thを半音上げるかどうか?
論点を因数分解していくと、ここまで簡素化できてしまうわけです。
字面が複雑に見えるだけでToDo事項はほとんどない、というのがオルタードの実態です。
ちなみに、b9thと#9thが同時に使われることは音楽業界ではまずないんですね。
なので、あなたを迷わせる選択肢は実はそんなに多くないということなんです。
最後に…
今日はテンションコードを一気読みしてもらいたくてこのお話をしましたが、
慣れてくると、今日お話した内容でさえムダになります。
オルタードを含めてもテンションコードは種類がそんなに多くありません。
なので、最後にもう1つだけお話すると、、、
実はテンションを含めても、コードの組み方ってある程度決まっているんですね。
(あなたの指が届く範囲の鍵盤でしか弾けないからです)
だから組み方も「人間の指で届く範囲での組み方」で制限されてきますので、
それこそかけ算九九のように、その組み方を先に答えから暗記してしまった方が、
テンションの修得は圧倒的に早いのです。
その辺のお話を次回以降でしていきますね。
どうぞお楽しみに。
応援していますね!
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NXJ00+FFHG6Q+2UVW+66WOX)
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NXJ00+FFHG6Q+2UVW+64JTD)
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+7H3Y7M+2Z0I+61RI9)
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![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KS+958QB6+F14+669JL)
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