2016年12月22日
11th(イレヴンス) 予感がする響き
こんばんわ。
しげのです。
今日は11thについてお話しようと思います。
サラッとね。
この図のように、Rootから数えて11度のところにある音です。
3rdの半音上と考えるとわかりやすいと思います。
3rdの半音上と言えば4度ですから11th=4thと思ってしまいそうですが、
音楽業界では4thとは言いません。
例外としてsus4というコードがあり11thと似ていますが、
sus4はあくまで3rdを半音上げたコードですので、
sus4には3rdはありません。
それに対し、11thはあくまで3rdがある前提で11thが入ります。
ちなみにsus4とはsuspended4の意味で、4度に釣り上げられたという意味です。
11thはちょっと不思議なテンションノート。
始まりの予感、終焉の予感を同時に感じる響きです。
メジャーコードに乗せてもマイナーコードに乗せても、
どちらもある種の予感というか独特の浮遊感を臭わせます。
この浮遊感はsus4の響きに似ているからそう感じるものと思われます。
11thはコードで最も大切な音である3rdと半音でぶつかってくるため、
一般的にはアボイドノートと呼ばれ、本来は避けるべき音として存在します。
ですので、普通はあまり使われないテンションだったりします。
ただし、マイナーコードの場合は不思議とマッチするので、
どちらかと言うとマイナーコードに対して使われることの方が多いです。
9thに#9th,b9thがあったように、
11thにももちろんオルタードは存在します。
11thのオルタードは#11th。
これまたよりトリッキーな雰囲気になるテンションです。
9thには#9th,b9thと2種類のオルタードがありましたが、
11thには#11thの1種類しかありません。
というのは、11thを半音下げると普通に3rdだからです。
さあ、そんなわけでまとめです。
いかがでしたか?
この辺は各テンションノートの概念なので、
サラッと読み流す程度でOK。
暗記不要です。
次回は13thについてお話しようと思います。
応援していますね。
しげのです。
今日は11thについてお話しようと思います。
サラッとね。
11th
この図のように、Rootから数えて11度のところにある音です。
3rdの半音上と考えるとわかりやすいと思います。
3rdの半音上と言えば4度ですから11th=4thと思ってしまいそうですが、
音楽業界では4thとは言いません。
例外としてsus4というコードがあり11thと似ていますが、
sus4はあくまで3rdを半音上げたコードですので、
sus4には3rdはありません。
それに対し、11thはあくまで3rdがある前提で11thが入ります。
ちなみにsus4とはsuspended4の意味で、4度に釣り上げられたという意味です。
11thの特徴
11thはちょっと不思議なテンションノート。
始まりの予感、終焉の予感を同時に感じる響きです。
メジャーコードに乗せてもマイナーコードに乗せても、
どちらもある種の予感というか独特の浮遊感を臭わせます。
この浮遊感はsus4の響きに似ているからそう感じるものと思われます。
11thはコードで最も大切な音である3rdと半音でぶつかってくるため、
一般的にはアボイドノートと呼ばれ、本来は避けるべき音として存在します。
ですので、普通はあまり使われないテンションだったりします。
ただし、マイナーコードの場合は不思議とマッチするので、
どちらかと言うとマイナーコードに対して使われることの方が多いです。
11thのオルタード
9thに#9th,b9thがあったように、
11thにももちろんオルタードは存在します。
11thのオルタードは#11th。
これまたよりトリッキーな雰囲気になるテンションです。
9thには#9th,b9thと2種類のオルタードがありましたが、
11thには#11thの1種類しかありません。
というのは、11thを半音下げると普通に3rdだからです。
まとめ
さあ、そんなわけでまとめです。
- 11thは3rdの半音上
- sus4に似ているが厳密には別もの
- アボイドノートなので一般的にはあまり使われない
- マイナーコードの方が相性がいい
- オルタードは#11thのみ
いかがでしたか?
この辺は各テンションノートの概念なので、
サラッと読み流す程度でOK。
暗記不要です。
次回は13thについてお話しようと思います。
応援していますね。
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