アフィリエイト広告を利用しています
カテゴリーアーカイブ
検索
QRコード
プロフィール
しげのさんの画像
しげの
14歳の時、自己流でピアノを始めました。 高校からギターも始めましたが、20歳でJazzピアノに開眼。

コンボ演奏、歌伴、ビッグバンド経営、フュージョン、ロック、クラブジャズ、ポップス、ハワイアン、歌謡曲…と、いろんな出会いをキッカケに軽音楽に必要なジャンルを経験。

その間、人材育成に没頭しながら独自の育成理論を確立。 また、エンターテイメント性を常に追い求めながら、MCの研究、ステージングの研究も進めてまいりました。 この経験を、演奏のことで困っている人に役立つ情報として発信しようとこのブログを作りました。 よろしくお願いします。
プロフィール
ファン
タグクラウド
<< 2020年08月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新記事
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2016年12月22日

11th(イレヴンス) 予感がする響き 

こんばんわ。
しげのです。

今日は11thについてお話しようと思います。
サラッとね。


11th



01_11th.png


この図のように、Rootから数えて11度のところにある音です。

3rdの半音上と考えるとわかりやすいと思います。


3rdの半音上と言えば4度ですから11th=4thと思ってしまいそうですが、
音楽業界では4thとは言いません。

例外としてsus4というコードがあり11thと似ていますが、
sus4はあくまで3rdを半音上げたコードですので、
sus4には3rdはありません。


それに対し、11thはあくまで3rdがある前提で11thが入ります。


ちなみにsus4とはsuspended4の意味で、4度に釣り上げられたという意味です。



11thの特徴



11thはちょっと不思議なテンションノート。

始まりの予感、終焉の予感を同時に感じる響きです。

メジャーコードに乗せてもマイナーコードに乗せても、
どちらもある種の予感というか独特の浮遊感を臭わせます。


この浮遊感はsus4の響きに似ているからそう感じるものと思われます。



11thはコードで最も大切な音である3rdと半音でぶつかってくるため、
一般的にはアボイドノートと呼ばれ、本来は避けるべき音として存在します。

ですので、普通はあまり使われないテンションだったりします。


ただし、マイナーコードの場合は不思議とマッチするので、
どちらかと言うとマイナーコードに対して使われることの方が多いです。


11thのオルタード


9thに#9th,b9thがあったように、
11thにももちろんオルタードは存在します。

02_#11th.png

11thのオルタードは#11th。


これまたよりトリッキーな雰囲気になるテンションです。

9thには#9th,b9thと2種類のオルタードがありましたが、
11thには#11thの1種類しかありません。

というのは、11thを半音下げると普通に3rdだからです。




まとめ


さあ、そんなわけでまとめです。


  • 11thは3rdの半音上
  • sus4に似ているが厳密には別もの
  • アボイドノートなので一般的にはあまり使われない
  • マイナーコードの方が相性がいい
  • オルタードは#11thのみ





いかがでしたか?


この辺は各テンションノートの概念なので、
サラッと読み流す程度でOK。

暗記不要です。

次回は13thについてお話しようと思います。


応援していますね。

























この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5740270
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。