2017年10月17日
カンペは見てもいいんだけど…(カンペと照れ)
カンペは見てもいいんだけど…(カンペと照れ)
こんばんわ。
しげのです。
最近書いてるこのMCシリーズ、
個人的にとても楽しく書かせてもらってます。
さて今日のお話は、かなり当たり前の話ですが、
一言で言うと【カンペとMC中の立ち振る舞い】のことです。
あなたはLiveの時、カンペを用意する派ですか?
そのカンペにはどこまで書いてありますか?
セリフが全部書いてあったりしますか?
また、実際に発話するとき、あなたの目線はどこを見ていますか?
MCをやる上で、カンペを用意するという人もいるでしょう。
決してそれ自体は悪い事ではありませんが、
逆に裏目に出てしまう場合があります。
そうならないためにフォーカスすべきポイントは、
こんなところにあると思います↓↓
ではそれぞれサラッとお話していきますね。
タイトルにも書いた通り、カンペは見てもいいのです。
しかしもうお分かりの通り、
カンペを読み上げるのはやめましょう。
原因は、カンペにセリフが書いてあるからが多いのかな?
![216989.jpg](/jazzwalk/file/216989-thumbnail2.jpg)
もしかするとあなたも、大勢の前で話すのが苦手かもしれませんね。
そういう人がこの「カンペ読み上げ」をやってしまうことが多いのです。
RockやPopsと違ってJAZZ系だと「司会役」がいることがあります。
個人的に、そういう場合に多く見かける光景です。
![770539.jpg](/jazzwalk/file/770539-thumbnail2.jpg)
どうしても正確に伝えなければならない内容に関しては問題有りませんが、
ヘタすると「みなさんこんにちわ!」から書いてあったりしますからねw
LiveでのMCは、「カンペの朗読時間」ではありません!
ここまで何度もお話してきた奥義【話しかける】を参考にトライすれば、
自然と解消されるかと思います。
(話しかけるようなセリフを書いて読み上げてちゃ本末転倒ですよww)
カンペに書く内容までとやかく言いませんが、
"発話の瞬間"は必ず視線をお客さんの方へ向けて話すのがいいと思います。
"読む"じゃなくてねw
さっきと似た内容ですが、僕の因数分解ではこれも素数になります。
カンペにセリフは書いていない。
あくまであなたの言葉で話している…としても、
"発話の瞬間"に、
カンペを見ながら話してしまう。
![026825.jpg](/jazzwalk/file/026825-thumbnail2.jpg)
例えばバラエティ番組のMCがそれをやっていたとしたら、
そんなバラエティ番組、おもしろいと思いますか?
ということです。
7-6. 大勢の前で話すときのコツ(話し手の目のやりば)
↑↑コチラの記事に詳しくまとめてありますので、
心当たりのある方は是非1度読んでみて下さいね。
カンペを見たまま話してしまう理由は、
セリフのガン見以外にもう1つあります。
![562157.jpg](/jazzwalk/file/562157-thumbnail2.jpg)
それはマインド。
平たく言うと、
緊張、焦り、照れといった感情によりテンパっているからでしょうね。
結果として、
目のやり場に困ったり、
焦ってる自分を悟らせないために、
カンペに話しかける構図の出来上がりw
僕個人の意見としては、
「照れ」というのが一番重症な気がしています。
緊張、焦りは、実はほっといても慣れで解消できます。
しかしどんなにキャリアを積んでいっても、
「照れ」は本人が意識しないと解消されないように思います。
(あ!あくまで僕が個人的に色んな人を観察してきた結果として、ですよ?)
この「照れ」の産物が、
目のやり場に困ってカンペに逃げ込むという自体を引き起こしています。
性格もあるでしょうから、
"ある程度まで”は仕方のないことかもしれません。
ただし!
お金と時間を使い、期待を持ってくれているお客さんに対し、
あなた自身がどう思うか?ですね。
正直それを意識しない限り、
矯正されない側面だと思います。
ここまで「目線」の話をしてきましたが、
ついでに「体の向き」についても触れておきましょう。
先述の「司会役」がいる場合、
カンペを譜面立てに置く人もいます。
それ自体は悪い事ではありません。
ただ、譜面立てを置く位置と角度に問題有りの場合があります。
実はこれ、NG行為だってことを認識しましょう。
もしTV番組でこれやったら、あなたの顔はカメラに一切映りませんよね?
Liveでも同じ。
お客さんの視線とあなたの顔の間に障害物(遮蔽物)を置いてるわけですからw
![MC.png](/jazzwalk/file/MC-thumbnail2.png)
さらに、大抵ステージは客席より高い位置にあるので、
お客さんの視線はあなたを軽く見上げる角度になります。
つまりカンペを譜面立てに置くにしても、
かなり下げ目に設置しないと顔が隠れてしまうのです。
「遠いと見えない」
という人もたまにいますが、
そもそもそれは、最初から「見ながら話すつもり」でいるから。
手に持つなど工夫して、
あなたの保身を優先するより、
お客さんが楽しめるということを是非優先させて欲しいと思います。
僕個人が見て来た中で、最も腹が立った事例。
あなたには絶対にやって欲しくないので、
悪口っぽくて空気悪くなりそうですが、あえてシェアしときますね。(ゴメンナサイね)
その人はJAZZビッグバンドの指揮者兼MC役でした。
譜面立てに譜面を置き、
指揮をするためにバンドに向かって譜面立てを置いていました。
曲が終わりMCタイムに入ると…
間を空けないためという事情もあったのでしょうけど、
なんとその人はお尻をお客さんに向けたまま、
譜面の入換えをしながらMCをしているのです。
これは失礼極まりない行為…とてもザンネンに感じました。
レッドカードです。
曲中(指揮中)はいいとしても、
MCの間はお客さんに体を向けて話すべきですよね?
(しかもビッグバンドにそもそも指揮者なんて要らないし、
お客さんからすれば、指揮者の譜面なんてどうでもいいわけでw)
この例もフォーカスすべきは、
お客さんに対するマインドです。
まぁ、常識的に考えればあり得ないですよね?
さて、今日のお話はいかがでしたでしょうか?
少し長くなっちゃいましたね…すいません。
![073506.jpg](/jazzwalk/file/073506-thumbnail2.jpg)
ノウハウというよりマナーの話でしたが、
もしあなたに心当たりがあったなら、
即刻改善されることを強く推奨します。
今日お話したような気遣いが地味に「いいMC」に繋がっているのです。
是非意識してみてください。
応援していますね!!
こんばんわ。
しげのです。
最近書いてるこのMCシリーズ、
個人的にとても楽しく書かせてもらってます。
さて今日のお話は、かなり当たり前の話ですが、
一言で言うと【カンペとMC中の立ち振る舞い】のことです。
カンペ&トーク
あなたはLiveの時、カンペを用意する派ですか?
そのカンペにはどこまで書いてありますか?
セリフが全部書いてあったりしますか?
また、実際に発話するとき、あなたの目線はどこを見ていますか?
MCをやる上で、カンペを用意するという人もいるでしょう。
決してそれ自体は悪い事ではありませんが、
逆に裏目に出てしまう場合があります。
そうならないためにフォーカスすべきポイントは、
こんなところにあると思います↓↓
- 台本の朗読になってしまうこと
- カンペに話しかけてしまうこと
- "照れ"等でカンペに隠れようとしてしまうこと
ではそれぞれサラッとお話していきますね。
1. 見てもいいけど読み上げるな!
タイトルにも書いた通り、カンペは見てもいいのです。
しかしもうお分かりの通り、
カンペを読み上げるのはやめましょう。
原因は、カンペにセリフが書いてあるからが多いのかな?
![216989.jpg](/jazzwalk/file/216989-thumbnail2.jpg)
もしかするとあなたも、大勢の前で話すのが苦手かもしれませんね。
そういう人がこの「カンペ読み上げ」をやってしまうことが多いのです。
RockやPopsと違ってJAZZ系だと「司会役」がいることがあります。
個人的に、そういう場合に多く見かける光景です。
![770539.jpg](/jazzwalk/file/770539-thumbnail2.jpg)
どうしても正確に伝えなければならない内容に関しては問題有りませんが、
ヘタすると「みなさんこんにちわ!」から書いてあったりしますからねw
LiveでのMCは、「カンペの朗読時間」ではありません!
ここまで何度もお話してきた奥義【話しかける】を参考にトライすれば、
自然と解消されるかと思います。
(話しかけるようなセリフを書いて読み上げてちゃ本末転倒ですよww)
カンペに書く内容までとやかく言いませんが、
"発話の瞬間"は必ず視線をお客さんの方へ向けて話すのがいいと思います。
"読む"じゃなくてねw
2. カンペと会話するな!
さっきと似た内容ですが、僕の因数分解ではこれも素数になります。
カンペにセリフは書いていない。
あくまであなたの言葉で話している…としても、
"発話の瞬間"に、
カンペを見ながら話してしまう。
![026825.jpg](/jazzwalk/file/026825-thumbnail2.jpg)
例えばバラエティ番組のMCがそれをやっていたとしたら、
そんなバラエティ番組、おもしろいと思いますか?
ということです。
7-6. 大勢の前で話すときのコツ(話し手の目のやりば)
↑↑コチラの記事に詳しくまとめてありますので、
心当たりのある方は是非1度読んでみて下さいね。
3. カンペを隠れ蓑にするな!
カンペを見たまま話してしまう理由は、
セリフのガン見以外にもう1つあります。
![562157.jpg](/jazzwalk/file/562157-thumbnail2.jpg)
それはマインド。
平たく言うと、
緊張、焦り、照れといった感情によりテンパっているからでしょうね。
結果として、
目のやり場に困ったり、
焦ってる自分を悟らせないために、
カンペに話しかける構図の出来上がりw
僕個人の意見としては、
「照れ」というのが一番重症な気がしています。
緊張、焦りは、実はほっといても慣れで解消できます。
しかしどんなにキャリアを積んでいっても、
「照れ」は本人が意識しないと解消されないように思います。
(あ!あくまで僕が個人的に色んな人を観察してきた結果として、ですよ?)
この「照れ」の産物が、
目のやり場に困ってカンペに逃げ込むという自体を引き起こしています。
性格もあるでしょうから、
"ある程度まで”は仕方のないことかもしれません。
ただし!
お金と時間を使い、期待を持ってくれているお客さんに対し、
あなた自身がどう思うか?ですね。
正直それを意識しない限り、
矯正されない側面だと思います。
【追記】あなたの体はどこを向いている?
ここまで「目線」の話をしてきましたが、
ついでに「体の向き」についても触れておきましょう。
先述の「司会役」がいる場合、
カンペを譜面立てに置く人もいます。
それ自体は悪い事ではありません。
ただ、譜面立てを置く位置と角度に問題有りの場合があります。
譜面立てを目線の高さに合わせるな!
実はこれ、NG行為だってことを認識しましょう。
もしTV番組でこれやったら、あなたの顔はカメラに一切映りませんよね?
Liveでも同じ。
お客さんの視線とあなたの顔の間に障害物(遮蔽物)を置いてるわけですからw
![MC.png](/jazzwalk/file/MC-thumbnail2.png)
さらに、大抵ステージは客席より高い位置にあるので、
お客さんの視線はあなたを軽く見上げる角度になります。
つまりカンペを譜面立てに置くにしても、
かなり下げ目に設置しないと顔が隠れてしまうのです。
「遠いと見えない」
という人もたまにいますが、
そもそもそれは、最初から「見ながら話すつもり」でいるから。
手に持つなど工夫して、
あなたの保身を優先するより、
お客さんが楽しめるということを是非優先させて欲しいと思います。
譜面立てをどこに向けて置いている?
僕個人が見て来た中で、最も腹が立った事例。
あなたには絶対にやって欲しくないので、
悪口っぽくて空気悪くなりそうですが、あえてシェアしときますね。(ゴメンナサイね)
その人はJAZZビッグバンドの指揮者兼MC役でした。
譜面立てに譜面を置き、
指揮をするためにバンドに向かって譜面立てを置いていました。
曲が終わりMCタイムに入ると…
間を空けないためという事情もあったのでしょうけど、
なんとその人はお尻をお客さんに向けたまま、
譜面の入換えをしながらMCをしているのです。
これは失礼極まりない行為…とてもザンネンに感じました。
レッドカードです。
曲中(指揮中)はいいとしても、
MCの間はお客さんに体を向けて話すべきですよね?
(しかもビッグバンドにそもそも指揮者なんて要らないし、
お客さんからすれば、指揮者の譜面なんてどうでもいいわけでw)
この例もフォーカスすべきは、
お客さんに対するマインドです。
まぁ、常識的に考えればあり得ないですよね?
まとめ
さて、今日のお話はいかがでしたでしょうか?
少し長くなっちゃいましたね…すいません。
- 台本の朗読にしない
- カンペに話しかけない
- "照れ"等でカンペに隠れようとしない
- カンペを譜面立てに置くときは気をつけよう
![073506.jpg](/jazzwalk/file/073506-thumbnail2.jpg)
ノウハウというよりマナーの話でしたが、
もしあなたに心当たりがあったなら、
即刻改善されることを強く推奨します。
今日お話したような気遣いが地味に「いいMC」に繋がっているのです。
是非意識してみてください。
応援していますね!!
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