2017年10月04日
お客さんに話しかけるMCの具体例【Check it!】
お客さんに話しかけるMCの具体例
こんばんわ。
しげのです。
前回の記事で、お客さんに話しかけるというお話をしました。
文章で細かく書きすぎるとめっちゃ長くなってしまうので、
いつも抽象的な話ばっかりになっちゃってますが・・・
前回の記事の内容は、
文章だけではわかりにくいかと思うので、
僕が実際にどんな感じで話しかけているのか?
今日は趣向を変えて、
思いついたものを書きなぐる感じで、
具体的な例をお伝えしようと思います。
先にここだけは言っておきます!
話し手には色んなタイプがいます。
バンドの雰囲気なども関係してくると思います。
ちなみに僕はあまり面白いことを言えないくせに、
笑いを取りに行きたがる自殺願望タイプです(笑)
誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、
それでもこんな文章が役に立つ人だっていると願ってお話します。
それをふまえてお読み頂ければ幸いです。
![180bec5399e7419114c084e960dedfe8_s.jpg](/jazzwalk/file/180bec5399e7419114c084e960dedfe8_s-thumbnail2.jpg)
あなたももしかしたら、
いつもお客さんに話しかけているつもりでMCしているかもしれません。
でも、リアクションももらえなくシーンとしてしまう…。
今日のお話は、
「お客さんに話しかける」ということがどんなものか?
具体的にお話しようと思います。
(全員に共通するトピック)
![12c0c340090bb7ef839f40f870fe4999_s.jpg](/jazzwalk/file/12c0c340090bb7ef839f40f870fe4999_s-thumbnail2.jpg)
あなた「今日はとっても寒いです。」
あなた「今朝起きたら、室内の温度が7℃ってなってました。」
あなた「いよいよ冬だな〜って思いました。」
あなた「会場もちょっと寒いですね。手かかじかんで上手く弾けるかわかりませんが、次の曲は・・・」
しげの「いや〜、今日めっちゃ寒いですね〜。ね?寒いですよね?」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「楽屋はエアコンガンガン入れてあったかくしてましたw
客席って結構寒いですか?なんかコート着たままみたいですけど」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「客席寒いんですね。今ちょっと寒いって人、どのくらいいます?」
客「(手を上げたり上げなかったり)」
しげの「マスター、ちょっと暖房強めてあげてください。僕らの曲じゃあったまんないんでw」
しげの「ね?僕らの演奏じゃあったまんないですもんね。すいませんね。」
しげの「ぶっちゃけ演奏つまんないって人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」
しげの「手あげらんないですよね。みんな優しいな〜。さて、次の冷える曲は・・・」
Live序盤でこんな感じになっちゃえば、
今日のキーワードとして「寒い」という伏線をいくらでも張れそうですね。
(該当する人が限定されるトピック)
例えばロックバンドとかも出てるイベントに自分たちもジャズバンドで出てる設定だとして。
![71b2ed6c465816c4276f840bc604970c_s.jpg](/jazzwalk/file/71b2ed6c465816c4276f840bc604970c_s-thumbnail2.jpg)
あなた「JAZZなんて普段あまり聞かないと思いますが…」
あなた「今日はいい機会なんで、JAZZも楽しんでいってください」
あなた「JAZZはこれ、みんなアドリブで演奏してるんですよ」
あなた「テーマっていうのがあって、その後アドリブが・・・(うんたらかんたら…)・・・」
あなた「では次の曲は、19××年にホニャララって人が作曲した、ホニャララオーケストラの演奏で有名になった○○○という曲です。どこかで聞いたことがあるかも知れませんね?お聞き下さい。」
しげの「今日はいいバンドさんが沢山集まってますね。僕らはJAZZバンドなんで、ちょっと地味かも?」
しげの「この中で、正直地味だって思った人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」
しげの「手あげずらいですよね?w
じゃあ、今、思ったけど手あげなかったって人、どのくらいいます?w」
客「(・・・・)」
しげの「ちなみにJAZZってどんなイメージですか?普段聞きます?」
(※前列の席の人に実際にインタビューしたり、マイク向けてみたり)
客「普段あまり聞かないけど、オシャレなバーとかでかかってる」
しげの「ですよね。僕もそう思います。よかった〜、皆さんちゃんと答えてくれるんですね。無視されてるのかと思いましたw」
しげの「そういうバーとかよく行くんですか?」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「オシャレな生活してますね。今度僕と行きましょうよ?」
客「(引くか困惑する)」
しげの「そこはウソでいいからウンて言って下さいよ〜。番組的な進行もありますから。」
しげの「・・・・今日はカメラ来てない?あ、来てないですって。」
しげの「はい、散々スベッたところで、今日はこういう空気でお届けしますよ。
大丈夫。スベッた自覚もあるし、スベリ慣れしてますんで。
心配してくれてるんすか?ありがとうございます。優しいですね。」
しげの「はい、散々スベッて空気悪くしてしまったんで、一旦全員で拍手しましょっか?では、拍手〜!」
客「(パチパチパチ)」
しげの「ありがとうございます。さて、空気があったまったところで、次の曲に・・・」
さて、例を2つ、悪い例と僕の場合とに分けて見て頂きました。
(面白いかどうか?は別として考えてくださいw)
悪い例と僕の場合の違い、お気づきですよね?
悪い例の方は、話し手の独り言になってしまっています。
自分の日記を読み聞かせているようなMCになってしまっては、
お客さんもどう反応していいのか?まったく見えて来ません。
これが、僕が言う「置いてけぼり状態」です。
仮にあなたが「お客さんに話しかける」という意識があったとしても、
お客さんのリアクションを促していないため、
こういう現象になってしまいます。
![9ea8b2068dc4bb443c38be9f442b46b2_s.jpg](/jazzwalk/file/9ea8b2068dc4bb443c38be9f442b46b2_s-thumbnail2.jpg)
さて一方、僕の場合ですが・・・
僕の持論ですが、
MCにおいて、
が最もシンプルな手法と考えます。
先ほどの例で最も大きな違いは、
お客さんの「 」の行があるか?ないか?という点です。
悪い例では、MCのストーリーの登場人物としてお客さんが出て来ないんですね。
お客さんがどう反応していいか?を明確にしてあげるのがコツですね。
ここは、僕自身、散々研究してスベリまくって来た上で行き着いた答えの1つです。
お客さんに話しかけるのにあたって、
実は他にもコツがあります。
めっちゃ長くなってしまうので、それは別の機会にきちんとお話しようと思います。
さて、今日のお話、いかがでしたでしょうか?
やっぱり長くなっちゃいましたね。
すいません。
ササッとまとめて終わります。
お客さんのリアクションがあるか?ないか?は、
話し手にとっても、聞き手にとっても、
非常に大きなウェイトを占める大切な要素です。
ステージ - 客席 の間でのキャッチボールを大切にすれば、
話の内容が面白いかどうかなんて関係なく、
お客さんは置いてけぼり感なく話を聞いてくれます。
(しつこかったりくどいとダメですけどね・・・)
というお話でした。
多少勇気がいることかもしれませんが、
一般人からすれば、
人前で話すことより楽器を演奏する方がよっぽど勇気がいる行為なんですよ。
是非勇気を持ってトライしてみてください。
応援していますね!
こんばんわ。
しげのです。
前回の記事で、お客さんに話しかけるというお話をしました。
文章で細かく書きすぎるとめっちゃ長くなってしまうので、
いつも抽象的な話ばっかりになっちゃってますが・・・
前回の記事の内容は、
文章だけではわかりにくいかと思うので、
僕が実際にどんな感じで話しかけているのか?
今日は趣向を変えて、
思いついたものを書きなぐる感じで、
具体的な例をお伝えしようと思います。
誤解なきように…
先にここだけは言っておきます!
話し手には色んなタイプがいます。
バンドの雰囲気なども関係してくると思います。
ちなみに僕はあまり面白いことを言えないくせに、
笑いを取りに行きたがる自殺願望タイプです(笑)
誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、
それでもこんな文章が役に立つ人だっていると願ってお話します。
それをふまえてお読み頂ければ幸いです。
![180bec5399e7419114c084e960dedfe8_s.jpg](/jazzwalk/file/180bec5399e7419114c084e960dedfe8_s-thumbnail2.jpg)
話しかけてはいるんだけど…
あなたももしかしたら、
いつもお客さんに話しかけているつもりでMCしているかもしれません。
でも、リアクションももらえなくシーンとしてしまう…。
今日のお話は、
「お客さんに話しかける」ということがどんなものか?
具体的にお話しようと思います。
例1:お題「天気」
(全員に共通するトピック)
![12c0c340090bb7ef839f40f870fe4999_s.jpg](/jazzwalk/file/12c0c340090bb7ef839f40f870fe4999_s-thumbnail2.jpg)
悪い例
あなた「今日はとっても寒いです。」
あなた「今朝起きたら、室内の温度が7℃ってなってました。」
あなた「いよいよ冬だな〜って思いました。」
あなた「会場もちょっと寒いですね。手かかじかんで上手く弾けるかわかりませんが、次の曲は・・・」
しげのの場合
しげの「いや〜、今日めっちゃ寒いですね〜。ね?寒いですよね?」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「楽屋はエアコンガンガン入れてあったかくしてましたw
客席って結構寒いですか?なんかコート着たままみたいですけど」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「客席寒いんですね。今ちょっと寒いって人、どのくらいいます?」
客「(手を上げたり上げなかったり)」
しげの「マスター、ちょっと暖房強めてあげてください。僕らの曲じゃあったまんないんでw」
しげの「ね?僕らの演奏じゃあったまんないですもんね。すいませんね。」
しげの「ぶっちゃけ演奏つまんないって人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」
しげの「手あげらんないですよね。みんな優しいな〜。さて、次の冷える曲は・・・」
Live序盤でこんな感じになっちゃえば、
今日のキーワードとして「寒い」という伏線をいくらでも張れそうですね。
例2:お題「JAZZ」
(該当する人が限定されるトピック)
例えばロックバンドとかも出てるイベントに自分たちもジャズバンドで出てる設定だとして。
![71b2ed6c465816c4276f840bc604970c_s.jpg](/jazzwalk/file/71b2ed6c465816c4276f840bc604970c_s-thumbnail2.jpg)
悪い例
あなた「JAZZなんて普段あまり聞かないと思いますが…」
あなた「今日はいい機会なんで、JAZZも楽しんでいってください」
あなた「JAZZはこれ、みんなアドリブで演奏してるんですよ」
あなた「テーマっていうのがあって、その後アドリブが・・・(うんたらかんたら…)・・・」
あなた「では次の曲は、19××年にホニャララって人が作曲した、ホニャララオーケストラの演奏で有名になった○○○という曲です。どこかで聞いたことがあるかも知れませんね?お聞き下さい。」
しげのの場合
しげの「今日はいいバンドさんが沢山集まってますね。僕らはJAZZバンドなんで、ちょっと地味かも?」
しげの「この中で、正直地味だって思った人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」
しげの「手あげずらいですよね?w
じゃあ、今、思ったけど手あげなかったって人、どのくらいいます?w」
客「(・・・・)」
しげの「ちなみにJAZZってどんなイメージですか?普段聞きます?」
(※前列の席の人に実際にインタビューしたり、マイク向けてみたり)
客「普段あまり聞かないけど、オシャレなバーとかでかかってる」
しげの「ですよね。僕もそう思います。よかった〜、皆さんちゃんと答えてくれるんですね。無視されてるのかと思いましたw」
しげの「そういうバーとかよく行くんですか?」
客「(うん、うん)」(※相づち)
しげの「オシャレな生活してますね。今度僕と行きましょうよ?」
客「(引くか困惑する)」
しげの「そこはウソでいいからウンて言って下さいよ〜。番組的な進行もありますから。」
しげの「・・・・今日はカメラ来てない?あ、来てないですって。」
しげの「はい、散々スベッたところで、今日はこういう空気でお届けしますよ。
大丈夫。スベッた自覚もあるし、スベリ慣れしてますんで。
心配してくれてるんすか?ありがとうございます。優しいですね。」
しげの「はい、散々スベッて空気悪くしてしまったんで、一旦全員で拍手しましょっか?では、拍手〜!」
客「(パチパチパチ)」
しげの「ありがとうございます。さて、空気があったまったところで、次の曲に・・・」
置いてけぼり
さて、例を2つ、悪い例と僕の場合とに分けて見て頂きました。
(面白いかどうか?は別として考えてくださいw)
悪い例と僕の場合の違い、お気づきですよね?
悪い例の方は、話し手の独り言になってしまっています。
自分の日記を読み聞かせているようなMCになってしまっては、
お客さんもどう反応していいのか?まったく見えて来ません。
これが、僕が言う「置いてけぼり状態」です。
仮にあなたが「お客さんに話しかける」という意識があったとしても、
お客さんのリアクションを促していないため、
こういう現象になってしまいます。
質問する、リアクションを促す
![9ea8b2068dc4bb443c38be9f442b46b2_s.jpg](/jazzwalk/file/9ea8b2068dc4bb443c38be9f442b46b2_s-thumbnail2.jpg)
さて一方、僕の場合ですが・・・
僕の持論ですが、
MCにおいて、
- 話しかける = 質問する
- 話しかける = リアクションを促す
が最もシンプルな手法と考えます。
先ほどの例で最も大きな違いは、
お客さんの「 」の行があるか?ないか?という点です。
悪い例では、MCのストーリーの登場人物としてお客さんが出て来ないんですね。
お客さんがどう反応していいか?を明確にしてあげるのがコツですね。
ここは、僕自身、散々研究してスベリまくって来た上で行き着いた答えの1つです。
お客さんに話しかけるのにあたって、
実は他にもコツがあります。
めっちゃ長くなってしまうので、それは別の機会にきちんとお話しようと思います。
まとめ
さて、今日のお話、いかがでしたでしょうか?
やっぱり長くなっちゃいましたね。
すいません。
ササッとまとめて終わります。
- あなたの独り言になっていませんか?
- お客さんに質問しましょう
- きちんとリアクションを促しましょう
- あなたのストーリーにお客さんを登場させましょう
お客さんのリアクションがあるか?ないか?は、
話し手にとっても、聞き手にとっても、
非常に大きなウェイトを占める大切な要素です。
ステージ - 客席 の間でのキャッチボールを大切にすれば、
話の内容が面白いかどうかなんて関係なく、
お客さんは置いてけぼり感なく話を聞いてくれます。
(しつこかったりくどいとダメですけどね・・・)
というお話でした。
多少勇気がいることかもしれませんが、
一般人からすれば、
人前で話すことより楽器を演奏する方がよっぽど勇気がいる行為なんですよ。
是非勇気を持ってトライしてみてください。
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