2016年12月20日
9th(表記編)
こんばんわ。
しげのです。
前回は9thの概念についてお話しました。
今日は、実際に譜面上で9thがどのように表記されるか?
お話しします。
ぶっちゃけJAZZのスタンダード集とかではあまり見かけません。
ジャズスタンダード系の譜面にはせいぜい7thくらいまでしか表記されておらず、
テンションは自分で選んで自由につける、という方針だからです。
じゃあどこで見かけるか?
これは、割と新し目のPOPSの譜面の方がお目にかかることが多いです。
最近のPOPSは、歌謡曲とかに比べるとテンションがガンガン使われています。
市販のPOPSをPiano1台で伴奏する、的な譜面なんかには、
テンションの指示が入っているものが割と多く見受けられます。
9thの表記方法は主に3つ。
若干ややこしいかもしれません。
が。
結論を先に言うと、7thをどうするか?で表記に変化がある、というだけの話なんです。
もすこし詳しく言うと、
というだけの話。
この3つを譜面ではどのように表記しているか?というと…?
このように、ただの「C9」と表記された場合は、
暗黙のルールでC7の上に9thを加えたもの
として考えて下さい。
この表記は割と多く見かけます。
じゃあMaj7は? と思ったあなた。
なかなか鋭いですね!(Good!)
この図のように、
Maj7に9thを重ねる場合は、あえて「CM9」と”maj"を入れて表記されます。
7thコードを考える時と似てますね。
そして、メジャーセブン系ですから、
「CM9」
「Cmaj9」
「C△9」
と、表記方法もメジャーセブン同様3種類あります。
そして最後に、ただのトライアドに9thだけ入れたい場合は、
このように「add9」という表記を使います。
もしあなたが初めてこういう表記のルールを見たとしたら、
なんだかジンマシンが出そうな感じですよね(笑)
表記上はこうやって種類分けされていますが、
実際に演奏する上では、見た目よりあまりややこしくは感じないはずです。
というのは、
7thの使い分けなんて、
割と自然にみんなできてるから。
よく音を聴いて弾いていると、
7thなのか maj7なのか はたまたどちらも不要なのか、
瞬時に判断が付くようになるからです。
さ、いかがでしたか?
そんなに深く考えないようにしましょう。
この記事を書いておいて、
こういうこと言うのもどうかと思うんですが、、、
この表記方法の違いなんて覚えてなくたって演奏は可能です(笑)
応援していますね。
しげのです。
前回は9thの概念についてお話しました。
今日は、実際に譜面上で9thがどのように表記されるか?
お話しします。
意外とお目にかかる9thの表記
ぶっちゃけJAZZのスタンダード集とかではあまり見かけません。
ジャズスタンダード系の譜面にはせいぜい7thくらいまでしか表記されておらず、
テンションは自分で選んで自由につける、という方針だからです。
じゃあどこで見かけるか?
これは、割と新し目のPOPSの譜面の方がお目にかかることが多いです。
最近のPOPSは、歌謡曲とかに比べるとテンションがガンガン使われています。
市販のPOPSをPiano1台で伴奏する、的な譜面なんかには、
テンションの指示が入っているものが割と多く見受けられます。
9thの譜面上の表記は3種類
9thの表記方法は主に3つ。
若干ややこしいかもしれません。
が。
結論を先に言うと、7thをどうするか?で表記に変化がある、というだけの話なんです。
もすこし詳しく言うと、
- 7thの上に9thを入れている
- maj7の上に9thを入れている
- 7thもmaj7も使わずに9thを入れている
というだけの話。
この3つを譜面ではどのように表記しているか?というと…?
7thに9thを入れている場合
このように、ただの「C9」と表記された場合は、
暗黙のルールでC7の上に9thを加えたもの
として考えて下さい。
この表記は割と多く見かけます。
maj7に9thを入れている場合
じゃあMaj7は? と思ったあなた。
なかなか鋭いですね!(Good!)
この図のように、
Maj7に9thを重ねる場合は、あえて「CM9」と”maj"を入れて表記されます。
7thコードを考える時と似てますね。
そして、メジャーセブン系ですから、
「CM9」
「Cmaj9」
「C△9」
と、表記方法もメジャーセブン同様3種類あります。
7th も maj7 も使わずに9thを入れる場合
そして最後に、ただのトライアドに9thだけ入れたい場合は、
このように「add9」という表記を使います。
実はややこしくない?
もしあなたが初めてこういう表記のルールを見たとしたら、
なんだかジンマシンが出そうな感じですよね(笑)
表記上はこうやって種類分けされていますが、
実際に演奏する上では、見た目よりあまりややこしくは感じないはずです。
というのは、
7thの使い分けなんて、
割と自然にみんなできてるから。
よく音を聴いて弾いていると、
7thなのか maj7なのか はたまたどちらも不要なのか、
瞬時に判断が付くようになるからです。
まとめ
- C9 = C7 + 9th
- CM9 = CM9 + 9th (Cmaj9, C△9も同様)
- Cadd9 = C +9th
- よく聴いてれば、どれを使うか?は譜面の指示を解読しなくても判断できる
さ、いかがでしたか?
そんなに深く考えないようにしましょう。
この記事を書いておいて、
こういうこと言うのもどうかと思うんですが、、、
この表記方法の違いなんて覚えてなくたって演奏は可能です(笑)
応援していますね。
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