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しげの
14歳の時、自己流でピアノを始めました。 高校からギターも始めましたが、20歳でJazzピアノに開眼。

コンボ演奏、歌伴、ビッグバンド経営、フュージョン、ロック、クラブジャズ、ポップス、ハワイアン、歌謡曲…と、いろんな出会いをキッカケに軽音楽に必要なジャンルを経験。

その間、人材育成に没頭しながら独自の育成理論を確立。 また、エンターテイメント性を常に追い求めながら、MCの研究、ステージングの研究も進めてまいりました。 この経験を、演奏のことで困っている人に役立つ情報として発信しようとこのブログを作りました。 よろしくお願いします。
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2020年08月04日

目次

カテゴリーともくじをまとめてます。

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posted by しげの at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 0. 目次

2017年10月30日

"置いてけぼりあるある"を未然に防ぐために意識すること 

"置いてけぼりあるある"を未然に防ぐために意識すること 


こんばんわ。
しげのです。

今日は、置いてけぼりあるあるを2つと、
それを防ぐために意識することをお話しようと思います。

今日のお話はとっても地味です(笑)

でも、あなたが、話が上手になりたいと思っているなら、
絶対に知っておいて損の無いノウハウですので、
興味のある人は読み進めてみて下さいね。


ちなみに…
ここで言う"置いてけぼり"についてはコチラの記事を参照下さい。



結論から…



結論から言うと、これに尽きると思います。

  1. どう伝えるか?よりも、どう伝わるか?
  2. 伝わった相手にどうして欲しいのか?
  3. 相手はどの順番で話せば伝わりやすいのか?



人前で話す時、この3つを普段から意識する習慣を持つとすごくいいです。

僕もこれを意識し始めてから、MCが劇的に変わりました!


奥義「話しかける」も、これら3つを具体的に行動に表した結果生まれたワザですからね。

少し詳しく話すと、
(1) 聞き手はどう感じるのか?
(2) どんなリアクションをして欲しいのか?(関心/感動/笑い…など)
(3) どういう順番で情報を出せばついてこれるのか?


この辺が曖昧になるとMCのリズムは崩れ、やりにくくなっていきます。

人によって得意な項目、苦手な項目はあると思いますが、
個人的には(2)(3)は特にスキルになる大事なとこだな〜と思ってます。


さて、これだけではわかりにくいと思いますので、
置いてけぼりあるあるを見ながらお話していきますね。



【あるある 1】身内ネタに頼ってしまう


そうそう。
コレはよくある例ですね。


身内でしか盛り上がれないネタを話す時は気をつけましょう。
身内ネタを話す時点で置いてけぼりにする人がいる前提で話すことになるわけですから。

−−−どう伝わりますか?

身内ネタを話すなというわけではありません。

もし話すならば、
短めに終わらせるとか、
それを知らない人のためにフォローを入れてあげるとか、
ひと工夫しましょう。

−−−どういう順番で情報を出せばついて来れますか?
−−−どんなリアクションをして欲しいですか?


「身内ネタですいませんね…」と一言話すだけでもOKです。
置いてけぼりにされた聞き手は意外と安心するもんです。





身内ネタになりがちな話題の例


例えば、
  • ここにいない第3者の話
  • 地元民しか知らない話
  • マニアックな趣味などの話
  • 仲間内で流行ってるものやギャグなど

とかですかね。

これは飲み会とかでよくあることですから、
あなたにも経験があるでしょう?




どんなときに陥りやすいの?

MCへの反応がイマイチよくないとき。
焦って話してるとき。
何をしゃべっていいのかわからないとき。
…など。

そういうとき、客席に知り合いのグループがいてくれたりすると安心しますよね。
そしてそのグループだけがシンクロできる話をしてしまう…。

これは本当によく見かけるあるあるです。

要するに、自分のMCに対するリアクションが欲しいときなどに陥る傾向が強いのです。





【あるある 2】"あなたのキャラクター"を知っている前提で話してしまう

実はこれも本当によくあるパターン。

「キャラクター」と聞くと、
あたかも「ステージ上では、普段と違うキャラクターがある」とかいう話かと思ってしまうかもしれませんが、
そういうお話ではありません。


あなたが特にそういうキャラを設定していなくてもあり得る話です。

それは、
お客さんは、あなたがどんな人間か?を知っている
という前提で話してしまうことです。

ここで言う”キャラクター”の例

例えば
  • 本当は口ベタで、話すのはニガテなんです
  • 本当はステージに立つような人間じゃないんです
  • 普段はだらしない人間です

とかね。


どういうことか?

俗にいう"身内"はいいですよね。
あなたの普段のキャラを知ってるんですから。


逆に、初めてあなたを見るお客さんや、普段のあなたを知らないお客さんはどうでしょう?

−−−どう伝わりますか?(どう映りますか?)


例えば、
「普段は人見知りで、人前で話すのはニガテですが、頑張って盛り上げていきたいと思います。」
的な話をしてから一生懸命話すなら、まぁいいんじゃないかな?

−−−どんなリアクションをして欲しいですか?


−−−どう伝わりますか?(どう映りますか?)

さっき例にあげたようなキャラをお客さんはすでに知っているという前提で話してしまったら、
単純にナヨナヨしてて堂々としない、見ていて心地の悪い話し手に映ってしまいます。

あなたが普段どんな人柄であろうと、
ステージに立つ以上は堂々として欲しいもんですよね。


このキャラ設定の置いてけぼりは他にもたくさん例はあるでしょうけど、
特によく見るのはこのナヨナヨした感じです。


冒頭で話した結論3つ、この辺がすでに曖昧になっているからこそこうなるというあるあるなんです。



まとめ


さて、話が長くなりましたんで、ささっとまとめて終わりましょう。

まずもう1度おさらいです。


  1. どう伝えるか?よりも、どう伝わるか?
  2. 伝わった相手にどうして欲しいのか?
  3. 相手はどの順番で話せば伝わりやすいのか?



よくよく考えてみると、
「今さら言われなくたってわかってるよ!」
なんて言われそうな内容ですね(笑)

でも実際できてない人が多いから、よく見かけるあるあるなんです。


これは"感覚の話"なんでお伝えするのは難しいのですが、少しコツをシェアしておきますね。



どう伝えるか?よりも、どう伝わるか?


話し方、話す順番、話す内容などを独りよがりに考えず、
聞き手にどう伝わっているか?をよく見ながら
落ち着いて話しましょう。

だから「話しかける」という行為が奥義なんです。



伝わった相手にどうして欲しいのか?

要するに反応、リアクション。

あまり複雑にしないことがコツです。

拍手が欲しいなら、
「さ、空気をあっためたいんで、みんなで一度拍手をお願いします!」
とハッキリ言ってもOKなわけです。

だから「話しかける」は使いやすいんです。


笑いを取るというのは結構難易度の高い行為。
狙うのはもちろんOKですが、
無理にとりにいかず、むしろ話のテンポを重視しましょう。



相手はどの順番で話せば伝わりやすいのか?

これは身内ネタが出た時によく見るところですが、
知らない人に説明しようとして詳しく話し過ぎてる(情報量が多すぎる)ことで、
結果置いてけぼりにしているというパターン。

要するに”MCの独り言”の図です。


出す情報量はできるだけ少なくシンプルに。
情報は結論から出す。
クドい話になるならその話題は話さない。


これがコツです。

人によって欲しい情報の順番は実は微妙に違います。
(予備知識とか興味あるなしの差があるので)

場合によっては「○○って知ってます?」って聞いちゃうのもいい。

だから「話しかける」が奥義なんですね。




さて、今日の地味なお話、いかがでしたでしょうか?(笑)

もはや音楽とはかけ離れ過ぎている話なので書くかどうか?しばらく迷っていたんですが、
本当にMCを磨きたいと思っている人にはとても価値ある情報だと思い、
記事にすることにしました。


是非お役に立ててください。


応援していますね!







2017年10月17日

カンペは見てもいいんだけど…(カンペと照れ)

カンペは見てもいいんだけど…(カンペと照れ)


こんばんわ。
しげのです。

最近書いてるこのMCシリーズ、
個人的にとても楽しく書かせてもらってます。


さて今日のお話は、かなり当たり前の話ですが、
一言で言うと【カンペとMC中の立ち振る舞い】のことです。


カンペ&トーク

あなたはLiveの時、カンペを用意する派ですか?

そのカンペにはどこまで書いてありますか?
セリフが全部書いてあったりしますか?

また、実際に発話するとき、あなたの目線はどこを見ていますか?


MCをやる上で、カンペを用意するという人もいるでしょう。
決してそれ自体は悪い事ではありませんが、
逆に裏目に出てしまう場合があります。

そうならないためにフォーカスすべきポイントは、
こんなところにあると思います↓↓

  1. 台本の朗読になってしまうこと
  2. カンペに話しかけてしまうこと
  3. "照れ"等でカンペに隠れようとしてしまうこと



ではそれぞれサラッとお話していきますね。

1. 見てもいいけど読み上げるな!




タイトルにも書いた通り、カンペは見てもいいのです。

しかしもうお分かりの通り、
カンペを読み上げるのはやめましょう。


原因は、カンペにセリフが書いてあるからが多いのかな?

216989.jpg



もしかするとあなたも、大勢の前で話すのが苦手かもしれませんね。

そういう人がこの「カンペ読み上げ」をやってしまうことが多いのです。

RockやPopsと違ってJAZZ系だと「司会役」がいることがあります。
個人的に、そういう場合に多く見かける光景です。


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どうしても正確に伝えなければならない内容に関しては問題有りませんが、
ヘタすると「みなさんこんにちわ!」から書いてあったりしますからねw


LiveでのMCは、「カンペの朗読時間」ではありません!

ここまで何度もお話してきた奥義【話しかける】を参考にトライすれば、
自然と解消されるかと思います。

(話しかけるようなセリフを書いて読み上げてちゃ本末転倒ですよww)

カンペに書く内容までとやかく言いませんが、
"発話の瞬間"は必ず視線をお客さんの方へ向けて話すのがいいと思います。

"読む"じゃなくてねw



2. カンペと会話するな!


さっきと似た内容ですが、僕の因数分解ではこれも素数になります。

カンペにセリフは書いていない。
あくまであなたの言葉で話している…としても、

"発話の瞬間"に、
カンペを見ながら話してしまう。

026825.jpg



例えばバラエティ番組のMCがそれをやっていたとしたら、
そんなバラエティ番組、おもしろいと思いますか?

ということです。


7-6. 大勢の前で話すときのコツ(話し手の目のやりば)

↑↑コチラの記事に詳しくまとめてありますので、
心当たりのある方は是非1度読んでみて下さいね。



3. カンペを隠れ蓑にするな!


カンペを見たまま話してしまう理由は、
セリフのガン見以外にもう1つあります。

562157.jpg



それはマインド。

平たく言うと、
緊張、焦り、照れといった感情によりテンパっているからでしょうね。

結果として、
目のやり場に困ったり、
焦ってる自分を悟らせないために、
カンペに話しかける構図の出来上がりw


僕個人の意見としては、
「照れ」というのが一番重症な気がしています。

緊張、焦りは、実はほっといても慣れで解消できます。

しかしどんなにキャリアを積んでいっても、
「照れ」は本人が意識しないと解消されないように思います。

(あ!あくまで僕が個人的に色んな人を観察してきた結果として、ですよ?)

この「照れ」の産物が、
目のやり場に困ってカンペに逃げ込むという自体を引き起こしています。

性格もあるでしょうから、
"ある程度まで”は仕方のないことかもしれません。


ただし!

お金時間を使い、期待を持ってくれているお客さんに対し、
あなた自身がどう思うか?ですね。

正直それを意識しない限り、
矯正されない側面だと思います。




【追記】あなたの体はどこを向いている?


ここまで「目線」の話をしてきましたが、
ついでに「体の向き」についても触れておきましょう。


先述の「司会役」がいる場合、
カンペを譜面立てに置く人もいます。
それ自体は悪い事ではありません。

ただ、譜面立てを置く位置と角度に問題有りの場合があります。


譜面立てを目線の高さに合わせるな!


実はこれ、NG行為だってことを認識しましょう。
もしTV番組でこれやったら、あなたの顔はカメラに一切映りませんよね?


Liveでも同じ。
お客さんの視線とあなたの顔の間に障害物(遮蔽物)を置いてるわけですからw


MC.png




さらに、大抵ステージは客席より高い位置にあるので、
お客さんの視線はあなたを軽く見上げる角度になります。

つまりカンペを譜面立てに置くにしても、
かなり下げ目に設置しないと顔が隠れてしまうのです。

「遠いと見えない」

という人もたまにいますが、
そもそもそれは、最初から「見ながら話すつもり」でいるから。

手に持つなど工夫して、
あなたの保身を優先するより、
お客さんが楽しめるということを是非優先させて欲しいと思います。


譜面立てをどこに向けて置いている?


僕個人が見て来た中で、最も腹が立った事例。

あなたには絶対にやって欲しくないので、
悪口っぽくて空気悪くなりそうですが、あえてシェアしときますね。(ゴメンナサイね)


その人はJAZZビッグバンドの指揮者兼MC役でした。

譜面立てに譜面を置き、
指揮をするためにバンドに向かって譜面立てを置いていました。

曲が終わりMCタイムに入ると…

間を空けないためという事情もあったのでしょうけど、
なんとその人はお尻をお客さんに向けたまま、
譜面の入換えをしながら
MCをしているのです。

これは失礼極まりない行為…とてもザンネンに感じました。
レッドカードです。


曲中(指揮中)はいいとしても、
MCの間はお客さんに体を向けて話すべきですよね?

(しかもビッグバンドにそもそも指揮者なんて要らないし、
お客さんからすれば、指揮者の譜面なんてどうでもいいわけでw)



この例もフォーカスすべきは、
お客さんに対するマインドです。



まぁ、常識的に考えればあり得ないですよね?


まとめ


さて、今日のお話はいかがでしたでしょうか?

少し長くなっちゃいましたね…すいません。

  1. 台本の朗読にしない
  2. カンペに話しかけない
  3. "照れ"等でカンペに隠れようとしない
  4. カンペを譜面立てに置くときは気をつけよう





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ノウハウというよりマナーの話でしたが、
もしあなたに心当たりがあったなら、
即刻改善されることを強く推奨します。


今日お話したような気遣いが地味に「いいMC」に繋がっているのです。

是非意識してみてください。


応援していますね!!


2017年10月12日

奥義【話しかける】効果のある時ない時

奥義【話しかける】効果のある時ない時



こんばんわ。
しげのです。

ここまでは、MCの奥義は【話しかけること】というお話をしてきました。

今日はその奥義が、
効果がある場合効果が薄い場合がある、
というお話をしようと思います。



いきなり結論

今日はいつもみたいにくどいお話ではないので、
サクサクまとめていきましょう。
(自覚はあるんです、いつもすいませんw)


結論を言うと、
お客さん自身が、話しやすい雰囲気にあるか?ないか?

これに起因します。

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もう少し具体的に言うと、
  • 会場の種類(物理的な要因)
  • イベントの内容(空気的な要因)


これらによるということ。

どういうことかというと?

会場の種類(物理的な要因)


あなたがJAZZを演奏するような場所をイメージしてみてください。

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例)
  • バー
  • レストラン
  • Liveハウス
  • コンサートホール
  • ホテルのロビー


など。
(RockやPopsだと、選択肢はもう少し狭いかもしれませんね。)

これらの違いは、
会場の大きさ、ステージ〜客席までの距離、といったところでしょう。

(例外もありますが)
簡単にまとめると、

会場がそんなに大きくなくて、
かつステージ〜客席までの距離が近い場所というのは、
自然とお客さん自身も話しやすい環境である場合が多いです。

バー、レストラン、Liveハウスなどがそうですね。
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次に話す【イベントの内容】という要因を除けば、
こういう場所は、奥義【話しかける】が本領発揮してくれます。

ですから、
何か質問して反応を貰うのもやりやすいし、
拍手、手を上げてもらうなどのリアクションももらいやすい。

要するにお客さんが"参加"しやすい環境だということですね。


逆に効果が薄いのは、
コンサートホールやホテルのロビーなど。

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【空気的な要因】も大きいでしょうけど、
そもそもコンサートホールやホテルのロビーとかでは、
お客さん自身が大きな声を出したりしづらい。

割と静かに聞く的な空気が色濃い環境ですね。

こういうときは、奥義【話しかける】は効果が薄く、
気をつけないと顰蹙を買います(笑)




イベントの内容(空気的な要因)


イベントの内容…
つまり、その日の演奏は何の集まりで演奏しているのか?ということ。


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例)
  • Live
  • レストランなどでのBGM(BGM目的)
  • 宴会や会食での余興(BGM目的)


RockやPopsだと、演奏目的は「Live」ということが多い感じですけど、
JAZZだと「BGM目的」という場合も多いんですよね。

この違いは何か?

お客さんが集まった目的が、
演奏を観にきているのか?
演奏以外の何かのために集まったのか?

といったところです。

先述の【会場の種類】で話した、
お客さんが声を出しやすい雰囲気にあるか?ないか?

BGM演奏の時は、お客さんは声を出しやすい環境なことに間違いないんですね。

ただし、演奏を観るのが目的ではないため、
奥義【話しかける】の効果は、
お客さんの声の出しやすさと反比例してしまうんです。

つまり、演奏なんてほとんど聴いてないということ(笑)


こういうときはMCで話しかけても、
効果は薄れます。

宴会の席なんかで演奏への食いつきがいい時もあります。
そういう時に限っては奥義の効果は発揮されやすいですね。
(お酒も入ってたりするからね)


まとめ



どうして今日こんな話をしたかというと・・・

MCのことで相談を受けると、
こういったことが原因で反応がイマイチになっているのに、
ムダにへこんでしまってるという方が多いからなんです。

(活動スタイルにもよりますが)
JAZZ系だとBGM目的での演奏依頼って割と多いんですね。

BGM演奏の場合、
食事中のお客さんにガンガン話しかけて盛り上げようとしても、
お客さんの目的は「演奏」じゃないので、
MCなんかしても反応がない時の方が多いわけです。



では、まとめます。

  • お客さん自身が声を出しやすい環境かどうか?による
  • 【会場の種類】×【集まった目的】で奥義の効果に差が出る
  • 要因を分析すべし!ムダにヘコむことなかれ





今日のお話、いかがでしたでしょうか?

あなたがもしMCの食いつきのことで悩んでいるとしたら、
あなたのトーク力が原因でない場合もあるということです。

今日のお話の内容に、もう一度照らし合わせてみてください。


応援してますね!!

2017年10月07日

大勢の前で話すときのコツ(話し手の目のやりば)

大勢の前で話すときのコツ(話し手の目のやりば)


こんばんわ。
しげのです。

ここまでの記事で、
話題よりも「相手に話しかけること」が大切だと言って来ました。



今日は、
MCだけでなく、
大勢の前でもスピーチだったり、
お仕事でのプレゼンなどでも役立つお話です。


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お客さんに話しかけてながらMCしているんだけど、
なんかイマイチ反応が浅いんだよな〜
なんかいつもスベってる感じがするんだよな〜

なんて感じていたりしませんか?


これについてお話していきましょう。


誰を見て話す?

普段あなたがMCをしている際、
どこを見ていますか?
どこを見て話していますか?

結論からお話します。

答えは、あなたの目の前のお客さんに話しかけることです。


目の前のお客さん全員ということではありません。

最前列、 or ステージから近い列に座っているお客さんのことです。


そしてもう1つ。
近い列に座っているお客さん複数名に話しかけるのではありません。

誰か具体的に1名を見つけて、その人1人に話しかけるのです。
(場面場面でその1人は別の人でもかまいません。)


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僕たち(話し手)をどう見ている?



大勢の前で話すことに慣れていないと、
無意識的に目のやり場に困ってしまうことがあります。


お客さん目線で考えてみましょう。

"置いてけぼり"のことを思い出してください。

お客さんが無意識的に”置いてけぼり感”を感じてしまった瞬間。
言い方を変えると、"かまってもらえてない"と感じてしまった瞬間。

この瞬間にもうMCとお客さんとの距離は離れてしまっています。


あなたがお客さんにちゃんと話しかけているのに?

そうです。
なぜか?


きちんと話しかける意識を持って話してくれていても、
あなたの"目線"がお客さんに向いていないからです。
目が泳いでしまっている感じです。

こうなった時、お客さんは"置いてけぼり感"を無意識的に感じてしまっています。


だから具体的な1名に視線を集中し、その人に話しかけるのです。


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視線の方向


もう一度聞きます。

普段あなたがMCをしている際、
どこを見ていますか?
どこを見て話していますか?


大勢の前で話すことに慣れていない人は、
お客さんを見るというより、
客席をぼんやりと見ていたりします。

もしくは、
顔もよく見えない客席最後列を見ていたり、
最後列の更に後ろの壁を見ていたりします。

心当たりがありますか?

こういうとき、お客さんは無意識的に”置いてけぼり感”を感じてしまいます。

逆に、あなたが誰か1名に具体的に話しかける姿は、
後列の人から見ても、「自分に話しかけてくれている」と感じるものなのです。


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キーマンを探そう


MCが上手い人もそうですし、
例えばプレゼンが上手な人もそうです。

よく見てみると、
  • お客さんに説明している瞬間
  • お客さんに話しかけている瞬間

この2つを繰返しています。

そして話しかけている瞬間、都度誰か具体的な1名に話しかけていたりします。


ここで1つ、コツがあります。

ステージから話していると、
大抵1人くらいは「うん、うん」って頷きながら聞いてくれる人がいます。

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そういう頷いてくれる人はクセでそうしているんだと思いますが、
話し手目線から言うと、
そういうリアクションを返してくれるとリズムが取りやすく、
とても話しやすいし有り難いものです。

そういうキーマンを探すようにしましょう。


まとめ


さて、今日のお話はいかがでしたでしょうか?

  • 具体的に誰か1名に向かってMCする
  • よく頷いてくれるキーマンを探そう



冒頭にも話しましたが、
今日のお話はMCだけでなく、
お仕事などにも役立つと思います。


ぜひあなたのお役に立てて下さい。

応援していますね!!

2017年10月05日

話題選びは実はそんなに悩まなくても大丈夫、むしろ・・・

話題選びはそんなに悩まなくても大丈夫、むしろ・・・


こんばんわ。
しげのです。

今日は、話題選びについてです。

少し詳しく言うと、
「話題選び」と「いいMC」との関係についてお話してみようかと思います。



「MC」と聞くとみんなが考えること



もしあなたが今日のLiveでMCをすることが決まっていたとしたら、
「今日、何話そうかな?」
って考えますよね?

そう、誰でもそれは考えることだと思います。


いいMCをしようと思っていようと、思っていなかったとしても。


でも実は、今日のタイトルの通り。


話題選びとMCの善し悪しは直結していないのです。

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話題選びは実はあまり関係ない



こういう話をすると多くの人が、
「お客さん皆が興味を持ってくれる話題ってなんだろう?」
って考えてしまいませんか?

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でも実は、話題選びってものっすごく難しい。

なんでかというと、
その日Liveに集まっている客層によって
ハマる話題が変わってしまう
から。

あなたの話の内容の善し悪しとは無関係なんです。


Live前に
「今日何を話そうかな?」
って考えることは悪いことではないし無駄でもない。

でも、お客さんに響くMCをするのは、
話題とは関係のない要素が大切だということです。

じゃあどうすればいいのでしょうか?


大切なのは、お客さんとのキャッチボール


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そう、話の内容よりも、
ステージ - 客席 の間でのキャッチボールがあるか?ないか?

ここがすっごく重要です。

結論を先に言うと、
これができていれば、
話題選びはほぼ関係ありません。


どうしてそう言えるのか?
7-4. お客さんに話しかけるMCの具体例【Check it!】

この記事で、具体的にお話していますので、
詳しくはそちらを参照下さい。



皆が興味を持ってくれる話題?


よくよく考えてみましょう。

  • 全員に共通している
  • 全員が知っている
  • 全員が共感してくれる


そもそもMCでなくても、
大勢の人が集まったら、
こんな条件に当てはまる話題なんてそうそう見つかるはずありませんよね?

あってもせいぜい天気の話くらいですかねw


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気をつけるべきこと


簡単に言うと、
否定的な表現には注意しましょうということ。


あなたに自覚があってもなくても、
Liveステージに上がっている以上、
あなたがアーティストであることには変わりありません。
(あなたがプロであろうとアマチュアであろうと。)

するとそこには、
少なからずメッセージ性が入って来ますよね?



そのメッセージが
何かに対して否定的なものだったり、
何かを批判するものだったりすると、
せっかくあなたの演奏が素晴らしいものだったとしても、
必ず会場のどこかに傷つく人が出て来てしまうのです。

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具体例


僕自身、ここに人を傷つけるような例は書きたくないので、
別の例で勘弁してくださいね。


あなたが例えば、
「JAZZの素晴らしさを皆に伝えたい」
と思って活動しているとしましょう。

あなたのステージでのパフォーマンスにはそのメッセージが含まれます。
(魂と置き換えてもいいかもしれない。)

それ自体はとっても素晴らしいことです。

むしろ、メッセージ性のないアートとなると・・・
という小難しい話は置いといてw


でも時々、そのメッセージが強過ぎて、
「JAZZ以外の音楽なんて・・・」
という否定的なメッセージを強調している人も、残念ながらおられます。

目的は同じ、
「JAZZの素晴らしさを皆に伝えたい」
なのに、表現のベクトルが逆になって見る人に伝わってしまう。

むしろ「JAZZの人って他の音楽を否定するよね…」
みたいに変に伝わってしまうことだってあります。

とても残念な感じがしますよね。


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あなたもアーティストであるからには、
あなたの内面に響いているメッセージ、
見る人があなたから受け取るメッセージ、

その両方と大切に向き合っていって欲しいと思います。


まとめ


なんだか話が途中から重い感じになっちゃいましたw

でもとても大切なお話だと思うので、このままにしておきますね。


さて、今日のまとめです。

  • 全員に共通する話題を選ぶのは難しい
  • 大切なのは客席とのキャッチボール
  • 否定的、批判的なメッセージには注意が必要



せっかく話題を選ぶなら、
あなたが伝えたいメッセージに沿ったトピックを1つ用意するといいかもしれません。




応援していますね!






2017年10月04日

お客さんに話しかけるMCの具体例【Check it!】

お客さんに話しかけるMCの具体例


こんばんわ。
しげのです。

前回の記事で、お客さんに話しかけるというお話をしました。

文章で細かく書きすぎるとめっちゃ長くなってしまうので、
いつも抽象的な話ばっかりになっちゃってますが・・・




前回の記事の内容は、
文章だけではわかりにくいかと思うので、
僕が実際にどんな感じで話しかけているのか?

今日は趣向を変えて、
思いついたものを書きなぐる感じで、
具体的な例をお伝えしようと思います。


誤解なきように…

先にここだけは言っておきます!


話し手には色んなタイプがいます。
バンドの雰囲気なども関係してくると思います。

ちなみに僕はあまり面白いことを言えないくせに、
笑いを取りに行きたがる自殺願望タイプです(笑)

誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、
それでもこんな文章が役に立つ人だっていると願ってお話します。

それをふまえてお読み頂ければ幸いです。

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話しかけてはいるんだけど…


あなたももしかしたら、
いつもお客さんに話しかけているつもりでMCしているかもしれません。

でも、リアクションももらえなくシーンとしてしまう…。

今日のお話は、
「お客さんに話しかける」ということがどんなものか?
具体的にお話しようと思います。



例1:お題「天気」


(全員に共通するトピック)

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悪い例


あなた「今日はとっても寒いです。」

あなた「今朝起きたら、室内の温度が7℃ってなってました。」

あなた「いよいよ冬だな〜って思いました。」

あなた「会場もちょっと寒いですね。手かかじかんで上手く弾けるかわかりませんが、次の曲は・・・」


しげのの場合


しげの「いや〜、今日めっちゃ寒いですね〜。ね?寒いですよね?」
客「(うん、うん)」(※相づち)

しげの「楽屋はエアコンガンガン入れてあったかくしてましたw 
    客席って結構寒いですか?なんかコート着たままみたいですけど」
客「(うん、うん)」(※相づち)

しげの「客席寒いんですね。今ちょっと寒いって人、どのくらいいます?」
客「(手を上げたり上げなかったり)」

しげの「マスター、ちょっと暖房強めてあげてください。僕らの曲じゃあったまんないんでw」
しげの「ね?僕らの演奏じゃあったまんないですもんね。すいませんね。」
しげの「ぶっちゃけ演奏つまんないって人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」

しげの「手あげらんないですよね。みんな優しいな〜。さて、次の冷える曲は・・・」



Live序盤でこんな感じになっちゃえば、
今日のキーワードとして「寒い」という伏線をいくらでも張れそうですね。


例2:お題「JAZZ」



(該当する人が限定されるトピック)
例えばロックバンドとかも出てるイベントに自分たちもジャズバンドで出てる設定だとして。

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悪い例


あなた「JAZZなんて普段あまり聞かないと思いますが…」

あなた「今日はいい機会なんで、JAZZも楽しんでいってください」

あなた「JAZZはこれ、みんなアドリブで演奏してるんですよ」

あなた「テーマっていうのがあって、その後アドリブが・・・(うんたらかんたら…)・・・」

あなた「では次の曲は、19××年にホニャララって人が作曲した、ホニャララオーケストラの演奏で有名になった○○○という曲です。どこかで聞いたことがあるかも知れませんね?お聞き下さい。」


しげのの場合


しげの「今日はいいバンドさんが沢山集まってますね。僕らはJAZZバンドなんで、ちょっと地味かも?」

しげの「この中で、正直地味だって思った人、どのくらいいます?」
客「(・・・・)」

しげの「手あげずらいですよね?w
    じゃあ、今、思ったけど手あげなかったって人、どのくらいいます?w」
客「(・・・・)」

しげの「ちなみにJAZZってどんなイメージですか?普段聞きます?」
(※前列の席の人に実際にインタビューしたり、マイク向けてみたり)

客「普段あまり聞かないけど、オシャレなバーとかでかかってる」

しげの「ですよね。僕もそう思います。よかった〜、皆さんちゃんと答えてくれるんですね。無視されてるのかと思いましたw」

しげの「そういうバーとかよく行くんですか?」
客「(うん、うん)」(※相づち)

しげの「オシャレな生活してますね。今度僕と行きましょうよ?」
客「(引くか困惑する)」

しげの「そこはウソでいいからウンて言って下さいよ〜。番組的な進行もありますから。」

しげの「・・・・今日はカメラ来てない?あ、来てないですって。」

しげの「はい、散々スベッたところで、今日はこういう空気でお届けしますよ。
    大丈夫。スベッた自覚もあるし、スベリ慣れしてますんで。
    心配してくれてるんすか?ありがとうございます。優しいですね。」

しげの「はい、散々スベッて空気悪くしてしまったんで、一旦全員で拍手しましょっか?では、拍手〜!」
客「(パチパチパチ)」

しげの「ありがとうございます。さて、空気があったまったところで、次の曲に・・・」


置いてけぼり



さて、例を2つ、悪い例と僕の場合とに分けて見て頂きました。


(面白いかどうか?は別として考えてくださいw)
悪い例と僕の場合の違い、お気づきですよね?


悪い例の方は、話し手の独り言になってしまっています。


自分の日記を読み聞かせているようなMCになってしまっては、
お客さんもどう反応していいのか?まったく見えて来ません。

これが、僕が言う「置いてけぼり状態」です。

仮にあなたが「お客さんに話しかける」という意識があったとしても、
お客さんのリアクションを促していないため、
こういう現象になってしまいます。


質問する、リアクションを促す


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さて一方、僕の場合ですが・・・

僕の持論ですが、
MCにおいて、

  • 話しかける = 質問する
  • 話しかける = リアクションを促す


が最もシンプルな手法と考えます。

先ほどの例で最も大きな違いは、
お客さんの「 」の行があるか?ないか?という点です。

悪い例では、MCのストーリーの登場人物としてお客さんが出て来ないんですね。

お客さんがどう反応していいか?を明確にしてあげるのがコツですね。


ここは、僕自身、散々研究してスベリまくって来た上で行き着いた答えの1つです。


お客さんに話しかけるのにあたって、
実は他にもコツがあります。

めっちゃ長くなってしまうので、それは別の機会にきちんとお話しようと思います。



まとめ



さて、今日のお話、いかがでしたでしょうか?

やっぱり長くなっちゃいましたね。
すいません。

ササッとまとめて終わります。

  • あなたの独り言になっていませんか?
  • お客さんに質問しましょう
  • きちんとリアクションを促しましょう
  • あなたのストーリーにお客さんを登場させましょう



お客さんのリアクションがあるか?ないか?は、
話し手にとっても、聞き手にとっても、
非常に大きなウェイトを占める大切な要素です。


ステージ - 客席 の間でのキャッチボールを大切にすれば、
話の内容が面白いかどうかなんて関係なく、
お客さんは置いてけぼり感なく話を聞いてくれます。
(しつこかったりくどいとダメですけどね・・・)

というお話でした。


多少勇気がいることかもしれませんが、
一般人からすれば、
人前で話すことより楽器を演奏する方がよっぽど勇気がいる行為なんですよ。

是非勇気を持ってトライしてみてください。


応援していますね!

2017年09月11日

笑いは取りにいかなくてもいい(笑いの取れるMC)【Check it!】

笑いはとりにいかなくてもいい(笑の取れるMC)


こんばんわ。
しげのです。

今日もMCについてのお話。

【笑いを取りにいかなくてもいい】というお話です。

あ、くれぐれも!
今日は「笑いの取り方」というお話じゃないです。

期待した人、ごめんなさい。



笑いが取れるのはいいこと

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あなたが、
LiveでMCをする立場にあったり、
MCを経験された方なら尚更感じることですよね。

笑いが取れるMC。

ステージ上において、ほとんど最強スキルの1つですもんね。
誰もが憧れるMCのスタイルの1つだと思います。

もしそれができるなら、
あなたを知らないお客さんであっても、
話にグイグイ引き込んでしまうことでしょう。

そのくらい、笑いが取れる話というのは、
世間一般に受け入れられやすいということですよね。



結論から…



では本題に入ります。


笑いが取れることは素晴らしいスキルです。

でも結論から言うと、
必ず笑いを取りにいかなくてもいいのです。
(取れる人はじゃんじゃん取ってください。)

逆に言うと、
笑いを取りにいかなくても、
お客さんを飽きさせず、
楽しいって思ってもらえるやり方がある
ということです。



だから笑いが取れないからといって
自信を失うことはありません。

安心して下さい。

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というのは…どういうこと???



そもそもお客さんの興味を惹くMCってどんなものでしょうか?
その逆はどんなものでしょうか?
そしてその違いはどこにあるのでしょうか?



そういうことにフォーカスして、
あなたなりのスタイルを築ければいいのです。



飽きる話=置いてけぼり


まずは、お客さんが興味を抱かないMCを考えてみましょう。

これは皆さんも経験があることだと思うので、イメージしてみてください。

  • 授業がつまらない先生の話

  • 必要としない商品のセールスマンの話

  • ついていけない話題が延々と続く飲み会での話


考えてみただけで「もう二度とゴメンだ」って思っちゃいますよね?(笑)

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これらに共通することって何だと思います?


僕なりの見解ですが、
話し手目線から言うと、自分の話ばっかりな状態。
聞き手目線から言うと、自分が置いてけぼり状態。
だと思います。

聞き手が興味を持っているかどうか?なんて関係なく話が進んでるんです。


要するに、
話し手の"独り言"みたいな状態です。

話す方だって悪気があるわけじゃないんですけど、
話が全然響かないあの空気感は本当に恐ろしい(笑)


MCに置き換えると?



要するにお客さんを置いてけぼりにしてしまって、
話し手が大勢のお客さんを前に「独り言」を言っているような状態です。


ちなみに、、、

たとえお客さんが聞いてくれているようでも、
「早く終われ…」
「もう次の曲いけよ」
なんて内心で思っている場合、
それもここでは置いてけぼりにしてる状態として考えます。

ココ、すっごく重要です。


1つの目安として、
仮にシーンとしている状態で、
お客さんが「うん、うん」っていう相槌が無いとしたら、
もう置いてけぼりにしてしまっていると思った方がいいでしょう。




飽きない話の奥義


ここまで読んでくれたあなたならもうお気づきでしょう。

お客さんを置いてけぼりにしない、ということです。


具体的に言うと、

お客さんに話しかける

これができているかどうか?が勝負の分れ目です。
個人的には、奥義と言ってもいいくらいの要素です(笑)


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僕の経験上の話ですが…

僕は基本的に話の内容はかなりくっだらないものばかりです。
天気の話とか、
自分が今朝見た夢の話とか…。

正直どうでもいい話がすごく多い。

でもその話題に入りながら、
常にお客さんに話しかけています。

例えば、
「今朝からなんか寒いですよね〜。ね?寒いですよね?
ステージ上は照明で割と熱いですけど、客席って寒いですか?」

みたいに、目の前のお客さんに本当に話しかけてたりしてます。

キャラクターやバンドの雰囲気もあるでしょうけど・・・。

(この辺は別の機会に掘り下げてお話します)


えっと、ここで言いたいのは、
こうやってお客さんに直接話しかけているだけで、
不思議とお客さんは飽きずに聞いてくれるもんだということ。

置いてけぼりにしてませんしね。


こうしてテキストで書くとイマイチ信憑性がない感じがしますね(笑)


まとめ


さて、長々と話して来てしまいましたが・・・


話を冒頭に戻してまとめます。


無理に笑いを取りにいかなくても、
お客さんを置いてけぼりにしなければ、
お客さんは興味を持って聞いてくれる
ということ。

そのためには、
お客さんに話しかけるということが大切。
くれぐれもあなたの独り言にならないように。


というわけで、
今日は【笑いを取りにいかなくてもいい】というお話でした。


是非あなたも試してみてください。


応援していますね!




2017年08月30日

上手に話せることって、いいMC?ダメなMC?

上手に話せることって、いいMC?ダメなMC?


こんばんわ。
しげのです。



MC。



音楽をやっている人間なら、
誰しもが悩む種の1つかもしれませんね。

ステージング…早速ですがMCについてお話していきましょう。


今日は【上手に話せるということ=いいMCかどうか?】というようなお話をしようと思います。

なお、ここではあくまでLiveでのMCという環境に絞ってお話していきます。
ゆえに、講演会の司会者のような環境は含めずに話を進めますね。

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よくある「上手なMC」のイメージ


いいMCのイメージに、よくこういう例があがります。

  • 上手にキレイに話せる
  • 話の内容がしっかりしている



結論から言うと、
MCとしてこれらの素質は強力な武器であることは間違いありません。

でも、いいMCか?と問われると、
答えはまた別のところにある気がします。

ちなみにここで言ういいMCとは、
お客としてLiveを見ていて、
楽しい、飽きさせないという要素を持ったMCという意味で言ってます。

(そういうMCがいつでもどこでもいいMCとは限らないかもしれませんが)


じゃあ、いいMCってどんなMC?


じゃあ、いいMCってどんなMCなんだろう?
楽しい、飽きさせないMCってどんなMCなんだろう?

って話になりますよね。

これはとても大切なことですから、
ポイントを先に言っておきましょう。


それは、


相手に話しかけることができている


ということ。


この理由の信憑性は正直わかりませんが、
僕なりの経験則から言って、
れが最重要ポイントだと感じています。

ある意味、"奥義"と言っても過言ではありません。


コレに関しては、別の機会にちゃんとお話ししようと思います。


上手に話せることじゃないの?


上手に話せることも、
話の内容がしっかりしていることも、、、

とても素晴らしい"技術"です。


話し方、発音、イントネーション。
話の内容、流れ。

こういった要素がしっかりしていたら、
強力な武器であることには変わりません。


でも、
お客さんに楽しいと感じさせることや、
飽きさせないこととは、
実はあまり直結していないのです。


「独り言」にならないで!



話し上手な人…
例えば優秀な営業マンのプレゼンだったり、
TV通販番組のプレゼンテーターだったり、
授業がいつも面白い先生の話し方だったり。


逆に、話がつまらない人…
自社の商品の説明だけ延々と謳うプレゼン、
教科書に書いてあることをひたすら説明するだけの授業とか。


この2つの違いはなんでしょうか?

これは先ほどお話しした奥義、
「相手に話しかける」
が明暗を分ける要素なんです。


話がつまらない人の話って、
言い方は悪いですけど要するに、「独り言」なんですよね。

LiveでMCやってて、
誰も聞いてなくて「シラ〜〜っ」ってなってる空気の中で、
必死こいて延々としゃべり続ける…

これって完全に独り言じゃないですか?

そんな背筋の凍り付くようなMCからはもう卒業しましょう!!




ここで間違えないで欲しいこと


上手に話せて、話の内容も充実していることは、
悪いことじゃありません。

むしろそういうスキルはプラスにはたらきます。

ただ

「相手に話しかけていること」

この要素があるか?ないか?の差が大きいということです。


相手に話しかけつつ、
きれいに話せる、話の内容がしっかりしている、
ということができれば尚いい、ということですね。


逆に言えば、
あなたの滑舌が悪くても、
方言だらけだったり訛りが強かったりしててもいいんです。

お客さんを置いてけぼりにしないで、
話しかけ続けてれば、
少なくとも独り言MCにはならずにすみます。



まずはきちんと相手に話しかけながらMCしましょう。







2017年08月17日

ステージングって… Liveを10倍楽しくするために

ステージングって… Liveを10倍楽しくするために


こんばんわ。
しげのです。

今日から新カテゴリーについてお話してこうと思います。


新カテゴリーとは、「ステージング」です。

これは一般的なセオリーとかは全くなく、
僕個人の経験談からの偏った意見のカテゴリと思って読んで下さいね。


ステージングって何?


はい、ステージングって?


専門用語とかではなく、僕が個人的に使ってるマイスラングですw

簡単に言うと、
Liveの演奏以外の要素のことをまとめて言ってます。

具体的には、
ステージ上の立ち振る舞いとか、MCのコツとか、マナー的なところとか。

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MCなんかは悩んでる人、多いんじゃないかな〜と思うわけです。

そういう面のクオリティを高めるノウハウをお話していこうと思います。
(どのくらい話を広げられるのか不安ですけどw)

具体的には次の記事から入っていきますので、
今日はステージングに対する考え方を話すに止めておきますね。

本編をどうぞお楽しみに。


ステージングに対する価値観



ミュージシャンによって、
ステージングに対する考え方は大きく二分してますよね。

大切にしている人と、
そうでない人。


時と場合によるんでしょうけど、
ある意味演奏よりも重要だと思うわけです。


僕の個人的な考えですが、
フィギュアスケートに技術点/芸術点とがあるように、
演奏50点ステージング50点合計100点という配点です。

つまり演奏力がどんなに向上していっても、
ステージングが0点なら、そのライブは50点にしかならない。

という考え方なわけですが、
これは人によって配点や採点方式が違ってくるところでしょうね…。


ただ1つ言えることは、
見てる側からすると、
全くステージングができないダメダメな人よりは、
当然できた方がステージ映えするでしょうし魅力的に感じるものだということ。


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ステージングの効果と恩恵



例えば、ステージングを全く考えない+行わない?というLiveがどういうものかというと…?

・ステージに登場してくる
・挨拶どころか一礼すらない
・いきなり演奏が始まる
・一言もコメントなしに次の曲が始まる…の繰り返し
・数曲演奏し、その間一言もコメントなし。
・Live終了。

極端な例ですが、こんなLiveどう思いますか?


おそらくこの例のようにならないために、
たとえニガテでもテンション上げてMCしてみたり…ってやってるわけですよね?


逆にこの例で、
演奏が全く同じだったと仮定して、
立ち振る舞いもいい感じ、MCもいい感じ。
お客さんとコミュニケーションもいい感じに取れた。

となったら、それは明らかにステージングの効果と言えるわけです。


あなたがお客さんだったら、
きっと「また観に行こう」って思うんじゃないでしょうか?


まとめ




はい、というわけで今日はサラッとまとめて終わりにしますね。


  • ステージングはできて損はない!



このカテゴリ、個人的にかなり好きなジャンルの話なんで、
本編の記事書くの、とても楽しみです。


どうぞ、本編をお楽しみに!!
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