福岡県行橋市総務部の総務部長として勤務する60代の男性職員が、採用試験の内容を事前に受験者に漏らしたとして、地方公務員法違反(受験の阻害及び情報提供の禁止)の容疑で書類送検されました
福岡県行橋市総務部の総務部長は、2020年10月頃に職員採用試験に合格させる目的で、同年に行われた2次試験の集団討論に関するテーマを、面識のある受験者1人に漏洩した疑いがもたれています。
福岡県行橋市総務部の総務部長は、職員採用試験を所管していました。
2020年の採用試験では、総務部長の親族が受験していたとして、公平性を期すために総務部長は試験に関する決定や決裁、面接官などから外されていました。
この総務部長は定年退職後に、会計年度任用職員として市施設に勤務していました。
この事件では、2023年5月16日付で福岡地検小倉支部により略式起訴されました。
試験内容の漏えいが確認された採用試験では、受験者は合格しましたが、福岡県行橋市では再試験は行わない方針です。
福岡県行橋市総務部の総務部長コメント
「誰に漏えいしたかは答えない」
「総務課内で10月25日に行われた2次試験の集団討論の課題に関する書類を目にし、安易な気持ちから漏えいさせてしまった」
福岡県行橋市の工藤政宏市長コメント
「市民に多大な心配をかけ、心からおわびする。」
「職員採用試験については、職員一丸となって継続的な改善・改革を進める」
「公平かつ公正な試験を行うべきところ、誠に慚愧の念に堪えない。今後は研修などを通じ、情報のモラルやセキュリティーを高めたい」
福岡県行橋市のコメント
「情報漏えいを受けた受験者を特定できておらず、今後も調査を続ける方針。」
「総務部長は2021年に定年退職しているが、免職か停職の懲戒処分にあたる事案なので、退職金の返還を求める方向で調整している。」
会計年度任用が「希望者全員採用」になっているのではないでしょうか
これは任用した人間にも懲戒処分が求められます
このような事案は、発覚していないだけで、同様のケースは全国的に発生していると思われます
議員も2世や3世が世襲
公務員も2世や3世として世俗されているようです
議員の世襲問題を解消しなければ、この国が浄化されることは無いのでしょう
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