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2024年02月18日

福岡県行橋市職員が職員採用試験の内容を漏らしたとして書類送検

2023年5月24日
福岡県行橋市総務部の総務部長として勤務する60代の男性職員が、採用試験の内容を事前に受験者に漏らしたとして、地方公務員法違反(受験の阻害及び情報提供の禁止)の容疑で書類送検されました

福岡県行橋市総務部の総務部長は、2020年10月頃に職員採用試験に合格させる目的で、同年に行われた2次試験の集団討論に関するテーマを、面識のある受験者1人に漏洩した疑いがもたれています。

福岡県行橋市総務部の総務部長は、職員採用試験を所管していました。
2020年の採用試験では、総務部長の親族が受験していたとして、公平性を期すために総務部長は試験に関する決定や決裁、面接官などから外されていました。

この総務部長は定年退職後に、会計年度任用職員として市施設に勤務していました。
この事件では、2023年5月16日付で福岡地検小倉支部により略式起訴されました。

試験内容の漏えいが確認された採用試験では、受験者は合格しましたが、福岡県行橋市では再試験は行わない方針です。


福岡県行橋市総務部の総務部長コメント
「誰に漏えいしたかは答えない」
「総務課内で10月25日に行われた2次試験の集団討論の課題に関する書類を目にし、安易な気持ちから漏えいさせてしまった」


福岡県行橋市の工藤政宏市長コメント
「市民に多大な心配をかけ、心からおわびする。」
「職員採用試験については、職員一丸となって継続的な改善・改革を進める」
「公平かつ公正な試験を行うべきところ、誠に慚愧の念に堪えない。今後は研修などを通じ、情報のモラルやセキュリティーを高めたい」


福岡県行橋市のコメント
「情報漏えいを受けた受験者を特定できておらず、今後も調査を続ける方針。」
「総務部長は2021年に定年退職しているが、免職か停職の懲戒処分にあたる事案なので、退職金の返還を求める方向で調整している。」
                                                  
会計年度任用が「希望者全員採用」になっているのではないでしょうか
これは任用した人間にも懲戒処分が求められます


このような事案は、発覚していないだけで、同様のケースは全国的に発生していると思われます

議員も2世や3世が世襲
公務員も2世や3世として世俗されているようです

議員の世襲問題を解消しなければ、この国が浄化されることは無いのでしょう
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