国家の不祥事

2023年10月6日
香川県三木町で課長補佐級として勤務する46歳の男性職員が、管理システムに不正にアクセスする手口で、ふるさと納税の返礼品を不当に多く受け取ったとして、2023年10月6日付で懲戒免職の処分となりました

香川県三木町の職員は、ふるさと納税などの業務に携わっていた2019年1月から2021年3月までの間に、自身が寄付したふるさと納税の返礼品を指定する際に、職権を乱用して担当者だけに割り振られるパスワードなどを使って、不正に町のシステムを操作しました。

そして自身と妻の名義を使って、返礼割合が6割を超える合わせて7件の返礼品（総額20万円）の品を受け取っていました。

香川県三木町は、この職員が被害額を全額返済した事を理由に、刑事告訴はしない方針です。

この職員の当時の上司である55歳の男性職員の管理責任を問い、不正に気付けなかったなどとして戒告の処分としました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
やっていることは泥棒です
これを刑事告訴しないというのは問題です
「万引きしてバレても返せばいいだろ」という発想と同じです

被害を弁済するのは当然のことで、その上で刑事事件としての罰を受けるべきです

香川県三木町では、また不祥事が発覚するでしょう