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2016年08月29日

私たちの身近にいる「スズメ」の生活

 「スズメ」は日本で最も身近にいる小鳥ですが、実は知っていることは少ないのではないでしょうか。「スズメ」は15p程の茶色の羽でどこにでもいる鳥です。でも茶色の羽は単純ではなくて、良く見ると色々な色もあって、模様も複雑です。

どこにでもいると感じるのは、「スズメ」が人里を好んで生活しているからでした。ヨーロッパ以外の世界中で、人里に暮らしています。

ヨーロッパでは、人里にいるのは日本にいるスズメとは少し種類が違います。日本と同じ「スズメ」は、野原や野山にいますが、本当は人里に住みたいのではないかと思われています。(他の種類のスズメに追い出されて、しかたなく野山にいるらしいのです)

「スズメ」は世界中に広く分布しています。
その体重は25g程で驚くほどの軽さです。みかん1個はおよそ100g程度ですから25gは本当に軽く感じてしまいます。

この軽さは、空を飛ぶために必要だからです。鳥類は、骨も地上の動物とは違う構造になっています。

「スズメ」は、天敵から襲われにくい人里に寄り添うように生活しています。
おそらく、天敵の鷹(たか)や鷲(わし)、イタチや蛇等は人を怖れて、人里には近づかないためと思われます。

実際に、人口が減っている過疎地では、スズメの数も減っているそうです。

ペットの猫や、町中にいるカラス等の危険度は、野山の危険度と比べると、まだ安全なのだと思います。

次に、「スズメ」の子育てを紹介します。

 スズメは、春に産卵します。それは、子育てに必要な虫などの餌が豊富に得られるようになるからです。「スズメ」は楕円形の小さな卵(長さ2p程度)を1日に1個産んで、5日かけて5個程度を産卵します。

1日に1個ずつ産みますが、抱卵は全ての卵を産み終わってから、同時に行います。それは、雛(ひな)が卵から出てくる日がずれてしまうと、後から生まれてきた雛が大きな雛に押しつぶしてしまうからだと言われています。

尚、卵を抱えている時は、親鳥のお腹の羽毛は抜け落ちています。これは多くの鳥類にある仕組みで、皮膚の熱を直接卵に伝えるためですが、ちょっと痛々しいと感じてしまいます。

雛が卵から出てきた時は羽毛もありませんが、およそ2週間で親鳥と同じ大きさになって巣立ちます。
卵から出てきた雛に与える餌は、栄養豊富なバッタや蛾、それにアブラムシと植物の種子等です。これらをいっぱい食べることで、卵から出てきた時の2gから、2週間で、20g程度に急成長します。

その後、雛は巣立ちますが、1週間ぐらいは親鳥と一緒に過ごして、生きていく上で必要な事柄(餌の取り方や危険等)を教えてもらいます。その後、同世代の仲間とともに群れで行動するようになり、さらに成長していきます。

最初の子育てが終わると直ぐに、親鳥は次の巣作りを始めます。1年間に2〜3回の子育てをするようです。本当に大変そうです。

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