2016年08月27日
久しぶりに蟻を飼育してみて感じた事
私は子供の頃から、昆虫が大好きでした。特に身近にいた蟻(あり)には興味があり、使わなくなった魚を飼っていたガラスの水槽から水を抜いて、土や石、それに草等も植えたものを用意して、そこに庭で捕まえた蟻を入れて楽しんでいました。
そのような子供の頃に行っていた蟻の飼育は、生態について専門書で調べるわけでもなく、蟻が歩く様子や地面に穴を掘るところ等を水槽の上や横から見るのが主流でした。
最近になって、蟻について書かれた書籍等をみる機会があって、私のしらない蟻の世界のことを知りました。そして、あらためて蟻を身近に観察してみたいと思っていたところ、ホームセンターに蟻の飼育セットが売っていて、思わず買ってかえりました。
さて、ここからが「久しぶりに蟻を飼育してみて感じた事」の内容になります。
まず、飼育セットを買ってきて、カミさんから言われたのは
「そんなものを買ってきて、暇人だね〜。」の一言です。
蟻については、全く興味を持っていませんでした。それどころか、敵意すら持っているようです。
実家に一人で住んでいる高齢の婆さんからは
「蟻なんか飼う暇があったら、玄関の前にある蟻の巣を、なんとか始末して欲しい」とまで言われてしまいました。
娘には聞いていませんが、昆虫嫌いですので、何となく言われることは想像できます。
どうも女性には、蟻は好かれていないようです。
そして、飼育セットを紐解いて説明書に従い、蟻が掘るゼリーを作りました。この飼育セットは夏休みの自由研究等で子供が購入することを目論んでいるような製品で、色々と注意書きが書かれていました。
その注意書きに従ってゼリーを作ったのですが、あまりにもぶよぶよしています。これでは、蟻もそこに埋没してしまいそうです。
案の定、蟻を捕まえて入れてみると、蟻も危険を感じたらしくゼリーの上には乗りません。
但し、このゼリーは蟻の水分補給と食料にもなるそうです。説明書きによると、蟻は食べ物でできた家の中に住んでいるのと同じというようなことが書かれていました。(蟻が慣れてくると穴を掘り始めるそうです)
ゼリーを少し柔らかくしすぎたのかと思い、毎日ゼリーの中に紙をいれて水分を減らしていますが、その状態は一向に改善しません。
ただ一つだけ成果がありました。それは、最近書籍で知った蟻の行動が確認できたことです。実は、蟻の巣から出てきて外を出歩いているのは、ほんの一部の働き蟻です。
残りの大多数の蟻は特別なイベント(子育てや、巣に敵が侵入していた時等)以外の時は、巣の中でじっとして動かないそうです。(もちろん女王蟻の世話はしています)
今回、飼育セットに入れた蟻は女王蟻ではなく、庭を歩いていた働き蟻です。7匹を捕獲して飼育セットに入れましたが、落ち着いてくるとじっとして殆ど動かないようになりました。
あまりにも動かないため、死んでしまったのかと思った程です。
ところが、飼育セットの蓋をあけるといきなり元気よく走りだしてしまい、7匹中、5匹があっという間に逃走してしまいました。その後、2匹を捕獲して戻しましたが、3匹には逃げられてしまいました。
このことをカミさんに話すと、急に激怒して、蟻の飼育セットは机の上に置くなと言われてしまいました。家の中に蟻がいることを嫌がっていました。
今回、蟻の飼育を始めてみて、蟻が人からどう思われているのかを良く知ることができました。来年は、女王蟻を捕まえて、飼育セットも自作してみようと思います。本格的な蟻の生態観察にチャレンジしてみます。
そのような子供の頃に行っていた蟻の飼育は、生態について専門書で調べるわけでもなく、蟻が歩く様子や地面に穴を掘るところ等を水槽の上や横から見るのが主流でした。
最近になって、蟻について書かれた書籍等をみる機会があって、私のしらない蟻の世界のことを知りました。そして、あらためて蟻を身近に観察してみたいと思っていたところ、ホームセンターに蟻の飼育セットが売っていて、思わず買ってかえりました。
さて、ここからが「久しぶりに蟻を飼育してみて感じた事」の内容になります。
まず、飼育セットを買ってきて、カミさんから言われたのは
「そんなものを買ってきて、暇人だね〜。」の一言です。
蟻については、全く興味を持っていませんでした。それどころか、敵意すら持っているようです。
実家に一人で住んでいる高齢の婆さんからは
「蟻なんか飼う暇があったら、玄関の前にある蟻の巣を、なんとか始末して欲しい」とまで言われてしまいました。
娘には聞いていませんが、昆虫嫌いですので、何となく言われることは想像できます。
どうも女性には、蟻は好かれていないようです。
そして、飼育セットを紐解いて説明書に従い、蟻が掘るゼリーを作りました。この飼育セットは夏休みの自由研究等で子供が購入することを目論んでいるような製品で、色々と注意書きが書かれていました。
その注意書きに従ってゼリーを作ったのですが、あまりにもぶよぶよしています。これでは、蟻もそこに埋没してしまいそうです。
案の定、蟻を捕まえて入れてみると、蟻も危険を感じたらしくゼリーの上には乗りません。
但し、このゼリーは蟻の水分補給と食料にもなるそうです。説明書きによると、蟻は食べ物でできた家の中に住んでいるのと同じというようなことが書かれていました。(蟻が慣れてくると穴を掘り始めるそうです)
ゼリーを少し柔らかくしすぎたのかと思い、毎日ゼリーの中に紙をいれて水分を減らしていますが、その状態は一向に改善しません。
ただ一つだけ成果がありました。それは、最近書籍で知った蟻の行動が確認できたことです。実は、蟻の巣から出てきて外を出歩いているのは、ほんの一部の働き蟻です。
残りの大多数の蟻は特別なイベント(子育てや、巣に敵が侵入していた時等)以外の時は、巣の中でじっとして動かないそうです。(もちろん女王蟻の世話はしています)
今回、飼育セットに入れた蟻は女王蟻ではなく、庭を歩いていた働き蟻です。7匹を捕獲して飼育セットに入れましたが、落ち着いてくるとじっとして殆ど動かないようになりました。
あまりにも動かないため、死んでしまったのかと思った程です。
ところが、飼育セットの蓋をあけるといきなり元気よく走りだしてしまい、7匹中、5匹があっという間に逃走してしまいました。その後、2匹を捕獲して戻しましたが、3匹には逃げられてしまいました。
このことをカミさんに話すと、急に激怒して、蟻の飼育セットは机の上に置くなと言われてしまいました。家の中に蟻がいることを嫌がっていました。
今回、蟻の飼育を始めてみて、蟻が人からどう思われているのかを良く知ることができました。来年は、女王蟻を捕まえて、飼育セットも自作してみようと思います。本格的な蟻の生態観察にチャレンジしてみます。
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