2016年05月23日
大相撲で観た微笑みパワーの威力
本番になると緊張してしまい、上手くいかない・失敗をしてしまうと感じている人は多いと思います。これは、自分の意志ではコントロールできない自律神経のバランスがくずれているためではないかと言われます。
自律神経は、体を活発に働かせるために、血圧上昇、気管支拡張、心機能亢進(こうしん)、血管収縮などを促す「交感神経」と、食事や休憩、睡眠中などに体を休めるように働いて、他の機能(例えば消化の機能)を活発化させる「副交感神経」の2つで構成されています。
つまり、この2つの神経が状況に応じて働くことで、体は適正に保たれています。ところが極度のストレスを受けると、自律神経のバランスがくずれてしまうことがあるそうです。
本番で緊張して失敗をする人は過大なストレスを感じているのでしょう。そうだとすれば、その対処は、ストレスを緩和できればよいのかもしれません。
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昨日まで、大相撲の夏場所がありました。圧倒的に強かったのは、横綱の白鵬(はくほう)でしたが、琴奨菊(ことしょうぎく)が優勝して以来、日本人の力士の頑張りも目立つようになりました。この大相撲を観ていて、大関の「稀勢の里」は、ストレス緩和に成功したのではないかと思います。
勝敗も13勝2敗と、立派な成績でしたが、一番変わったのは、顔の表情が終始穏やかになったことです。
以前の「稀勢の里」は、いつも苦々(にがにが)しくて暗い顔をしていましたが、今場所は初日から、口元が緩んでいて、まるで笑っているようにも見えました。
穏やかな顔の表情からは、神経質そうな落ち着きのないそぶりはなくなりました。相撲も、一番ごと、どっしり落ちついていて、観ていても安心感が広がり、たのもしくさえ感じました。
「稀勢の里」の微笑は、ストレスによる緊張をほぐすために、意識してやっているのだとおもいます。恐らく、どなたかの指導で習得したのだと思いますが、実際にやろうとしても直ぐにはできないと思います。
長年の努力が実ったのかもしれません。
本当のところは、「稀勢の里」に聞かないとわかりませんが、ストレスを緩和することで自信に満ち溢(あふ)れ、本番で実力を発揮(はっき)するようになったのだと思います。
そのストレス緩和の原動力は顔の表情(微笑み)を作ることだと思います。
あのように緊張をほぐす微笑みを(相撲の本番取組前に維持)できるのは、どのようにして習得したのか伺ってみたくなりました。来場所が楽しみです。
自律神経は、体を活発に働かせるために、血圧上昇、気管支拡張、心機能亢進(こうしん)、血管収縮などを促す「交感神経」と、食事や休憩、睡眠中などに体を休めるように働いて、他の機能(例えば消化の機能)を活発化させる「副交感神経」の2つで構成されています。
つまり、この2つの神経が状況に応じて働くことで、体は適正に保たれています。ところが極度のストレスを受けると、自律神経のバランスがくずれてしまうことがあるそうです。
本番で緊張して失敗をする人は過大なストレスを感じているのでしょう。そうだとすれば、その対処は、ストレスを緩和できればよいのかもしれません。
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昨日まで、大相撲の夏場所がありました。圧倒的に強かったのは、横綱の白鵬(はくほう)でしたが、琴奨菊(ことしょうぎく)が優勝して以来、日本人の力士の頑張りも目立つようになりました。この大相撲を観ていて、大関の「稀勢の里」は、ストレス緩和に成功したのではないかと思います。
勝敗も13勝2敗と、立派な成績でしたが、一番変わったのは、顔の表情が終始穏やかになったことです。
以前の「稀勢の里」は、いつも苦々(にがにが)しくて暗い顔をしていましたが、今場所は初日から、口元が緩んでいて、まるで笑っているようにも見えました。
穏やかな顔の表情からは、神経質そうな落ち着きのないそぶりはなくなりました。相撲も、一番ごと、どっしり落ちついていて、観ていても安心感が広がり、たのもしくさえ感じました。
「稀勢の里」の微笑は、ストレスによる緊張をほぐすために、意識してやっているのだとおもいます。恐らく、どなたかの指導で習得したのだと思いますが、実際にやろうとしても直ぐにはできないと思います。
長年の努力が実ったのかもしれません。
本当のところは、「稀勢の里」に聞かないとわかりませんが、ストレスを緩和することで自信に満ち溢(あふ)れ、本番で実力を発揮(はっき)するようになったのだと思います。
そのストレス緩和の原動力は顔の表情(微笑み)を作ることだと思います。
あのように緊張をほぐす微笑みを(相撲の本番取組前に維持)できるのは、どのようにして習得したのか伺ってみたくなりました。来場所が楽しみです。
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