アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年05月20日

月のミステリー 不思議な発光現象(1)

 皆さんは、月が発光するということを御存じでしょうか。それは、太陽光が反射して見えているもののことではありません。月にある特定のクレータなどが発光しているという驚きの現象です。

これはNHK BSのコズミックフロントNEXTという番組で放送されたものですが、私は、知らないことばかりで本当に驚かされました。番組を見ていなかった方もいると思いますので、放送された内容を紹介します。

月の発光現象は、主に月が地球の影に隠れた皆既日食(かいきにっしょく)の時ですが、数100年前から、3000件もの目撃報告があるそうです。月の発光現象は、赤やオレンジ色のものや、青白いものなど様々です。

その中の多くは、月の後方にある星が、月との境界付近で見え隠れしたものや、望遠鏡内の光の反射等を見誤ったものですが、それだけでは説明しきれないものもあります。

1969年のアポロ11号による月面着陸の前にもクレータが光っていたことが観測されています。

発光現象には、色々なものがあることが判っています。番組では、それらの主なものについて現象と原因を纏めていました。

《隕石衝突による発光》
 月面発光の原因の一つに、隕石(いんせき)の衝突によるものがあります。月では頻繁(ひんぱん)に起こっており、1回/3時間の割合で発生しています。
但し、これは瞬間的な発光(0.1秒)で、発生頻度の多さには驚きましたが、説明を聞くまでもなく特別な驚きはありませんでした。

《レゴリスという細かい砂が舞い上がって、そこに太陽の光が反射してキラキラと輝く発光》
 月には大気はありませんが、細かい砂はあります。これは、直径0.05mmほどの小さいもので、レゴリスと呼ばれています。

このレゴリスに、プラスの電荷を帯びた太陽の光をあてると、レゴリスも全てプラスに帯電します。
そうすると、レゴリス(砂)は、お互いに反発しあって飛び跳ねて宙に舞い上がります

大気のない月でも砂埃(すなほこり)が舞い上がるのは、この現象だったのです。納得しました。

月では、朝がくるたびに、夜と昼の境界線で、この現象が発生しています。舞い上がったレゴリスに太陽光線が当たるとキラキラ輝き、それを遠方から見るとぼうっとした光の帯に見えるのです。

この発光現象にも驚きましたが
特定のクレータで発光するという現象については、本当に驚かされました。それについては、次回のブログで紹介します。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5081839
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

私は定年退職して自由な時間を過ごしています。妻からは、細かいことを言い過ぎと言われます。このためできるだけ趣味を増やして、これからの人生を夫婦仲良く過ごせるように努力している最中です。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。