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2016年05月14日

山法師と蜂

 我が家のリビングの前の庭には、大きな山法師(ヤマボウシ)の木があります。そして、そこには野鳥なども頻繁(ひんぱん)に訪れますが、蜂(はち)も飛んできます。

蜂は、ずんぐりと丸く太った「くまばち」、黄色と黒の縞模様の「すずめばち」、それに足が長くてほっそりとした「あしながばち」などが入れ替わるようにやってきます。

彼ら(蜂)は、何しに来るのだろうと、みるたびに思いますが、下から観察していてもさっぱりわかりません。

 山法師の花は、黄緑色の球を囲んだ、白い4枚の花弁(はなびら)と思っていました。ところが、調べてみると、花弁と思っていた4枚の白いものは、つぼみを包んでいた総苞片(そうほうへん)と言われるもので、葉でした。そして、中央にある球状のものが、小さな花の集合体と判りました。

山法師とは、本来は比叡山(ひえいざん)、延暦寺(えんりゃくじ)の僧(僧兵)のことですが、その僧兵の身なりに、この木の総苞片が似ていたことから、山法師と命名されたようです。

生物学の分類上は、ミズキ科に属していて、街路樹で多く使われているハナミズキとは近縁種でした。

山法師の木は大きくて、花弁も上を向いていて、さらに花が咲く時には、葉っぱが茂っているため、木の下からは、みることはできませんが

2階のベランダからは、白い4枚の総苞片がお花畑のように咲いているのが見えました。

蜂は、この花を目指してくるのかと思いましたが、蜂は葉の上で何かを探しているように見えます。

山法師の木に蜂が来る理由は、「樹液を食べにくる場合」、「アブラムシやカイガラムシを食べにくる場合」等が考えられるようです。

昨年の秋には、山法師の葉が黒くなったことがありますが、これは「すす病」と言われるもので、原因は、植物の汁を吸う害虫(アブラムシやカイガラムシなど)の糞を栄養にして繁殖している寄生虫によって引き起こされるものということが判りました。

これらのことを総合的に考えると、我が家の山法師にくる蜂は、害虫を食べにきている可能性が高いと思われます。(我が家にとっては、益虫かもしれません)

また、山法師は、秋になると赤い実をつけますが、今回の山法師を調べる過程で、それが食べられることを知りました。果実酒にして楽しめることも知りました。これも、蜂のおかげです。

尚、カイガラムシは、少し気持ち悪い生き物のようですが、見つけることができたら、詳しく観察してみようと思っています。楽しみにしていて下さい。
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