ひと時のブログ

　今の都知事は都民の心を捉えるだけでなく、国民の気持ちも代弁してくれていることから、ＴＶの視聴率を上げているそうです。今まで、硬いニュース番組は殆ど低視聴率で、ＴＶのプロジューサーにとっても驚きだそうです。

そんな状況を一言で言い表している新聞記事がありましたので、それを紹介します。

この記事は、元吉本興業常務でフリープロデューサーの木村政雄氏のコメント（都知事のメディア利用の巧みさ）を記事にしたものです。

『都知事は、無礼な質問も受け流し、最後にはニコッと笑う。おじさんたちを悪役の「越後屋」に見せてしまう。つまらないドラマよりよほど面白い』

このコメントには、まさにそうだなと、うなずけます。恐らく多くの人がそのように感じていることだと思います。

確かに、現都知事はメディアを上手く利用して、大衆を味方につけています。しかも感情的な態度を表には出さないでさらりとかわすところは、すごいと思います。真似をしようと思ってもできません。

私は、所謂、常識派で温厚と言われるタイプですが、どちらかというと感情的な部類の人間だと思います。会社員時代は、他部門の人たちからは、瞬間湯沸かし器と言われたこともあります。興奮すると、直ぐに気持ちが前のめりになってしまうところがあります。

そんな性格ですから、現都知事の対応の仕方はすごいと思います。もちろん、執務室内での実務では厳しく仕事に打ち込み、ひょっとしたら牙をむきだしにしているのかもしれませんが（？）。

ともかく、表にでてくる都知事の振舞や対応は素晴らしいと思います。

現都知事は、古たぬきの優柔不断さと計り知れない奥深さを持っていて、それを女性の優しさとしなやかさのオブラートにくるんでしまう新しいタイプの政治家だと思います。

新しい日本を作り上げるのは、従来の政治家とは違う女性なのかもしれません。

私は、現都知事が何を考えているのかまで見通せませんが、多分、将来を数年単位に分けて、やるべきことを計画していると思います。都知事の先のことまで考えているのだと思います。期待しています。

これからは、あらゆる分野で女性の能力を必要としている時代なのかもしれません。