アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年10月17日

腸内細菌の働きとかかわり方

 人の腸内には約、1000種類もの細菌がすんでいるそうです。その数は100兆から1000兆個もいると言われています。

そして、腸内細菌が栄養素を作り出すことや免疫にかかわったりして人間の健康に役立つ場合や、或いは病気とかかわることも判ってきたようです。

腸内細菌のように、体にすみついている細菌は「常在菌」と呼ばれています。「常在菌」は「叢(そう)」とよばれる集団を作ります。

そして腸内細菌叢は、生まれる時に体につく細菌を始めとして、その後は食べ物についた細菌から入ったもの、或いは周りにいる細菌が体の中に取り込まれてできたもので作られています。

この腸内細菌叢は、胃酸等の攻撃を受けますので腸にたどりつけるのは一部ですが、たとえ腸にたどりついても環境に合わないと増えることができなくて消えていきます。

そして、年月をかけて人の成長と共に安定した腸内細菌叢になりますが、高齢になると、また変化してしまうそうです。

このようにしてできる腸内細菌叢は、人それぞれの育った環境や体質等によって違うもので構成されています。そのため、腸内細菌叢によって、特定の病気になりやすくなったり、太りやすい体質になったりするようです。

無菌マウスに、太っている人の便を移植すると、マウスも太ることが確認されています。尚、テレビ番組で見た情報ですが、米国の研究では、病気の人が、健康体の人の便と入れかえることで病気が治るというようなことを放送していました。

但し、人によって健康によいとされる菌の種類や組み合わせの割合は違います。そのため、一概にこうすれば良いとは言えないようです。

現在は、主な腸内細菌の特徴は判ってきました。そして、腸内細菌叢によって影響を受ける病気(肥満・炎症性腸疾患・動脈硬化・関節リウマチ・糖尿病・アレルギー・ぜんそく・大腸がん・肝臓がん・肝硬変・自閉症)も判ってきました。

腸内細菌叢を変えることで病気を治す時代も、もうすぐかもしれません。大いに期待しています。

尚、地球上の生き物たちは腸内細菌だけでなく、様々な細菌とかかわりをもって共存しているのかもしれません。今は、自然環境破壊が問題になっていますが、細菌たちとの共存共栄も考えると、過度にクリーンな環境などは健康にも悪い影響を与えるかもしれませんね。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5540594
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

私は定年退職して自由な時間を過ごしています。妻からは、細かいことを言い過ぎと言われます。このためできるだけ趣味を増やして、これからの人生を夫婦仲良く過ごせるように努力している最中です。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。