ひと時のブログ

　先週の新聞記事に『「俳句」と「短歌」のどちらが好きですか？』ということを調べた結果が掲載されていました。

最近の傾向として、俳句や短歌の世界に入る扉が大きく開けてきたようです。これを調べた記者は、この調査を通じて、俳句や短歌が人々に身近になってきたという潮流を探りたいと考えたようです。

俳句をたしなんでいる人たちは、1000万人もいると言われていますが、その人口の多さが、この調査結果にも影響したようです。

調査に協力して回答してくれた人は、1770名でしたが、その69%が「俳句」が好きと回答しています。

又、「俳句」好きの人が多い理由には、TBS系の番組で放送している「プレバト」という番組の影響もあるようです。

この番組は、芸能人が作った句を俳人の夏井いつき氏が指導添削していくもので、学校でこんな授業を受けたらもっと早くから俳句好きになったのにというような、番組を絶賛するコメントが沢山あったということです。

では「俳句」と「短歌」が好きな理由のベスト3（調査結果）を紹介します。

（１）「俳句」の好きな理由ベスト3
�@ 五・七・五のリズムがいい（805名）
�A 季節感がある（797名）
�B 短いので想像力を刺激（705名）

（２）「短歌」の好きな理由ベスト3
�@ 喜びや悲しみを表現しやすい（356名）
�A 五・七・五・七・七のリズムがいい（320名）
�B 俳句より制約が少ない（214名）

このような結果でした。私は、「俳句」と「短歌」の区別すら知らなかった人間でしたから、どちらが好きかと言われても困ったと思います。

但し、そんな私でも、「俳句」や「短歌」に全く興味がないという訳ではありません。最近では、どんなものなのかと思うようになってきました。

しかし、本屋さんや図書館で、その分野の本を読んでみて思うのは、何故あの少ない言葉から解説者のコメントのような沢山の情景がでてくるのか不思議です。その辺が、簡単には入っていけない理由です。

私は、ダジャレが好きですが、「俳句」や「短歌」のリズムも好きです。今年の冬は、少し軽い気持ちで、五・七・五でも口ずさんでみようと思います。