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バナナの話

 ある研修会で、生協の方のお話を聞きました。
 その方は、長く班長をつとめられ、「ようやく班長を降りることができた」とのことでした。

 今は個別宅配が一定のシェアがあります。
 しかし、その時点では「品物は班単位で配達され、組合員は班長宅で受け取る方法」が一般的でした。

 ちょうど、「より完熟に近いバナナ」の取り扱いが始まって、1〜2年が経過した頃だったと思います。
 その方は、「始まった当初は、より完熟に近いバナナは傷みやすく、ちょっと傷み気味かなと思うようなバナナもありました」と前置きした後、こともなげに「バナナが企画されたときは自ら必ず注文して、状態の良いバナナを班員に回すようにしました」「いまは商品管理もよくなり、ほとんど問題はありません」と話されました。

 これを聞いて、「すばらしい班長さんだ」と思うとともに、「このような班長さんに育てたこの生協は、組合員の創意工夫をとても大切にし、組合員からも大切に思われている」と感じました。

 ものを作ったり、運んだり、売ったり、買ったりなど、常に「微妙な要素」を含んでいます。
 それだけに、お互いの人間性が尊重され、信頼が基本になっています。
 もちろん、床屋さん、看護師さん、修理屋さんなどなど、多くの方に共通しています。

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