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☆支所機能の再定義を

 市民の身近な窓口である支所機能の再定義をお願いします。

 支所は身近な窓口であり、地域住民にとってはなくてはならない機能を果たす役割を負っています。
 あることについて、全てを支所で完結することは難しいと思いますが、「支所に行けば、一定の事務は処理できるし、本庁につないでもらえる」ということは、地域住民に大きな安心感を与えてくれます。

 人員削減の観点から見れば、支所の人数を減らすことが、大きな削減につながります。
 もし、それによって、「支所に行っても何もならない」というような状況になれば、支所がそれまで与えていた「安心感」も失うこととなります。

 一般に、支所職員の方が対応する業務の幅が広く、本庁職員の方がより専門的な判断を求められているといえます。
 ということは、職員教育の観点からすれば、支所業務を通じて、幅広い業務経験を積むことができるのです。
 一つの業務について、専門的な立場からの見方もありますし、別の業務との関連での見方もあります。
 本庁の観点、支所の観点の双方を結びつけることで、業務改善につながると思います。

 本庁が支所が、タテに結びつくというのが一般的だと思いますが、別の考え方もあると思います。
 それは、本庁と支所が同じチーム(並列)の位置づけで、業務を遂行するような方法です。
 この場合、支所職員というよりも、本庁から支所へ出向した職員と考えると、イメージがつかみやすいと思います。
 こうすれば、支所に机を置きながら本庁の業務も行なうこともできますので、人員にあった業務量を維持できます。

 最も良くないのは、支所を単なる窓口にしてしまい、支所職員の権限も提供する情報も制限することです。
 地域住民にとって非常に不便になるほか、職員にとっても「がんばろうと思ってもどうしたら良いのか」ということになります。

 「攻め」の支所機能の再定義をお願いします。

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