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☆地域農業・地域社会のあり方は?

 新しい十日町市長には、地域農業や地域社会のあり方について、将来像をお示しいただくとともに、市民全体で共有すべく、みんなで議論する場を設けていただくことを、お願いします。

 農業について、いろんなことが言われています。
〇 日本の農業は生産性が低い。
〇 規模を拡大して、コストを下げるべき。
〇 農業が儲からないのはやり方が悪いせいだ。
〇 輸出すれば、高く売れるはずだ。
〇 6次産業化をすれば、成長産業になる。
などなど

 残念ながら、国も県も示していないのは、地域農業や地域社会がどうなるのかということです。

 例えば、地域農業経営を「特定の担い手」にまかせ、それまでの農業従事者は、パートとして必要なときだけ労働力を提供すれば、若干、コストは下がるかも知れません。
 しかし、地域社会はそれで成り立つのでしょうか。
 パートとして必要なときだけ労働力を提供するのであれば、所得も下がると思いますし、意欲も低下すると思います。

 「特定の担い手」しか農業経営が行えないのであれば、この地域に住む魅力も失われてしまうのではないでしょうか。

 近くに安定的な職場がなければ、ますます、人口は減少し、地域社会の維持も難しくなります。

 ではどうすれば良いかと問われても、自分では多くの人を納得させられる答えが出せません。
 多様な経営(家族経営、集団組織)が共存しながら、できるところから効率化(例えば、それぞれの経営ごとに圃場をまとめていくことなど)したり、より農産物を評価してもらえるような仕組みを作ったりなどかとは思います。
 
 国も県も示していない、地域農業・地域社会のあり方について、積極的な議論が展開されることを願っています。

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