アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

アンケートにご注意を!

 少し分かりづらいタイトルにしてみました。

 アンケートはいろんな場所で使われています。
 大がかりなものとして、世論調査、選挙時の出口調査などのほか、行政でも民間団体でも「○○に関する調査」など、数え上げたらきりがありません。
 アンケートによると「70%がA案を支持している」などと聞くと、「自分は迷っていたけれど、やっぱA案かな」などと思ったりします。他人がどう思っているかは、自分の意思決定を左右しやすい要素です。

 しかし、そのアンケート結果をどう活用するかは、注意が必要です。
 それは、アンケートはあくまでアンケートであり、実際の行動と必ずしも一致するとは限りません。むしろ、一致しない方が多いと思います。
 個人的には、アンケートの信憑性(アンケート結果と実際の行動がある程度近づけること)を高めるために、アンケートの実施方法や分析方法について、学術的な立場から研究を行い「指針」のようなものを定めるべきと思います。

 本論に戻りますが、よくありがちなアンケート結果に「価格が○○%高くても、地元の農産物を選択する」というのがあります。
 単純にこれを信じて、スーパーなどの価格調査を行い、○○%高い値段で販売しようとして、売れるでしょうか?
 多分売れないと思います。

 通常の場合、アンケートの回答者には、「自分が答えたことを守らなければいけない」という義務はありません。
 普段買い物をする人も、しない人も、「大体こんなものか」という感じで答えていると思います。
 もし、謝礼のもらえるアンケートで、例えば「地場野菜振興をがんがん進める会(架空の団体です)」の「地場野菜を応援するための方策を探るアンケート」ですといわれたら、「少しくらい高くても地場野菜を選ぼう」という気持ちで答えたくなると思います。

 自らがアンケート結果を見たときにじっくり考えることは必要です。
 そのほかにも、例えば調査結果の発表において「(自らと関わりのない)○○研究会のアンケートによれば……」というようなことをいうのであれば、そのアンケートの信憑性についてもきちんと考察する必要があります。

 アンケート結果を信じて成果が得られなくても、誰も責任をとってくれません。

 自らで判断していくことが大切です。
 特に、買うか買わないかなどについては、微妙な要素が絡んでいますので、より慎重に考えるべきです。

 付け加えるならば、インターネット時代になり、より簡単にアンケートを実施したり、答えることができるようになりました。
 アンケートの信憑性の格差も、以前より広がっていると思います。

この記事へのコメント

   
<< 2013年04月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
日別アーカイブ
月別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。