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当たり前のように

 臨機応変に対応することも大事ですが、当たり前のように行われることのありがたさもあります。

 以前、急な発熱で入院したことがありました。
 最初の2日は熱も出て苦しく、3日目から快方に向かいました。
 熱が高いうちは、一日に何度か保冷剤を取り替えていただきました。
 看護師の方は「保冷剤はどうですか」と確認してから変えてくれるのですが、ある看護師の方は有無を言わずに変えてくれます。
 実は、患者にとってこれは非常にありがたいことです。
 「あまり手間をかけさせたくない」という気持ちがあるので、「もう少し大丈夫です」と言いかねない場合もありますが、保冷剤を交換していただいた方が良いに決まっています。
 手間を惜しまず、当たり前のように対応していただいた看護師さんはすばらしいと思います。

 もう1つ、例を挙げます。

 金融機関のATMが登場してから、バブルが崩壊してしばらくするまでは、土曜日や日曜日も使えるようになったり、稼働時間が拡大したり、提携金融機関の手数料を引き下げるなど、徐々に便利な方向に進んでいました(ATMの維持管理には結構手間やお金がかかると聞いたことがあります)。
 その後、JAを含む金融機関のなかには、経費削減のために、ATMの台数を減らしたり、稼働日や稼働時間を縮小するところも出てきました。
 例えば、人口の多い地域はあまり不便にならないように、人口の少ない地域は多少の不便は仕方ない、という考えもあるようです。人口の多い地域は他の金融機関やコンビニのATMがあったり、人口の少ない地域にはそのATMしかないということは、容易に想像が付きます。

 しかし、県外のあるJAでは、全てのATMが、原則として日曜から土曜日まで、8時から21時まで稼働しています。
 もちろん経費はかかりますが、それを当たり前のように行っています。

 「困ったら声を上げれば良い」というのは確かでしょう。
 しかし、「困ることが分かるなら最初から配慮するという姿勢」が、何よりもありがたいです。

 このような「みんなを大切に」という姿勢は、その企業(行政もJAもみんな含めています)にとって大きな財産であり、大きな信用につながるものと信じています。

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