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2016年12月10日

いきなり運動して怪我を防ぐ5選術

おはようございます!

ぺぎそんです。

今日の関東は青空、
こういう日は、お出かけなら運動なりしたくなりますよね〜
、となると体を動かす機会が増える、この季節。本特集では、これまで全く運動していなかった人や、長年のブランクがあった人が急に運動したときに見舞われやすいトラブルと、その予防法を解説する。いきなり運動したときに多い転倒や筋肉痛を防ぎ、安全に運動を始めるための対策にご紹介!

■1 まずは自分の体を知る

動脈硬化の疑いがある人ほど運動前のメディカルチェックは大切。

 ほとんど運動経験のない、あるいはブランクがある中高年が運動を始めるときは、筋肉が衰え、神経-筋反応も鈍くなり、関節の柔軟性も落ちている状態であることをまずは自覚しよう。準備運動もなしに急に動かすと転倒や筋肉痛などが起こりやすい(第1回「若さの目安 シミ・シワよりも『大腿四頭筋』」、第2回「30〜40代も注意 運動不足の人の『いきなり運動』」参照)。
 さらに、中高年になると内臓疾患や運動器疾患が隠れている可能性も高くなるため、運動を始める前には基本的なメディカルチェックを受けて、自分の体の状態を把握しておくのが望ましい。
 たとえば、動脈硬化によって心臓に血液を送り出す血管(冠動脈)がもろく・狭くなっている場合、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)を起こしやすい。なかには、症状がないのに心筋の血流障害が生じている無症候性心筋虚血もある。一方で、体を動かしたときに起こりやすい労作性狭心症もあるので、普段の階段や坂道の上りで「胸が締め付けられるように感じる」などの自覚症状がないか、意識してみよう。
 運動には血糖値を下げる効果があり、糖尿病患者にも推奨されているが、重度の合併症がある糖尿病の場合は、運動はかえって症状の悪化や突然死のリスクを高めてしまう。
 変形性関節症の有無も確かめておきたい。「中高年にジョギングが愛好されていますが、膝や股関節などの変形性関節症で痛みのある人が走り続けると、変形が進んでしまいます。無症状で痛みを自覚していなくても、変形性関節症が密かに生じている場合がありますので、最初にメディカルチェックを受けたほうがいいかもぺんっ!

◆運動を始めるときに注意したい持病の例
・動脈硬化を起こしやすい生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)
・虚血性心疾患(労作性狭心症、無症候性心筋虚血など)
・合併症のある糖尿病
・変形性関節症
 メディカルチェックを受ける場合は、スポーツ医学を専門とする医師にかかることを櫻庭さんは推奨する。ただし、スポーツ医の中でも、運動器を専門とする医師(整形外科系)、循環器専門とする医師(循環器内科系)など、専門が異なる場合があるので、インターネットなどで経歴を調べてみるとよいだろう。
 
■2 瞬発系よりも有酸素運動がベター

瞬発系の動きの少ない有酸素運動がお勧め。

 第1回、第2回でも述べたように、年齢を重ねると、筋肉の中でも、特に速筋(瞬発的に大きな力を発揮する白い筋肉)が衰えやすいため、短距離走やテニス、バレーボール、バドミントン、バスケットボールといった、瞬発系の動きを主とする競技、ジャンプを伴う競技は、運動不足の中高年が始める運動としてはあまり向かない。ウォーキング、ジョギング、水泳に代表される有酸素運動の方が、体を傷めるリスクが少なく、安全に始められる。
 これらの有酸素運動を行うときは、主に遅筋(長時間、力を維持する持久力にかかわる赤い筋肉)が使われ、体内の糖や脂肪を燃焼させ、エネルギーをつくり出す。
■3 運動前後にストレッチ・日常生活に筋トレを取り入れる
 いきなり運動して生じる転倒や筋肉痛などを予防・軽減する効果的な方法は、個人の体や日常生活の状況などにより違ってくる。一般的には、運動前後のストレッチや筋力トレーニングなどが、ある程度有効だという。
 「ストレッチは運動前に筋肉の機能や柔軟性を高めて動かしやすくします。運動後には、疲れて硬くなった筋肉をほぐし、疲労回復を助ける効果があります。また、筋力が弱いと骨や関節にかかる負担が大きくなりますので、日常生活で筋力トレーニングを行い、筋力を強化することは、ケガ予防の観点からも意味があります」
 ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがある。
◎ラジオ体操、ブラジル体操などに代表される動的ストレッチ
 動的ストレッチは、多関節を使う、反動をつけた運動のこと。例えば、サッカー選手がよく行っているブラジル体操(ジョギングやスキップをしながら手を大きく振ったり、肩や腰をひねったり、リズミカルに体を動かす体操)や、ラジオ体操などがこれに当たる。以下に紹介する「もも上げ」のほか、軽いジャンプも、動的ストレッチの一例だ(着地したとき腓腹筋が伸ばされる)。
◆脚の動的ストレッチの例

立った状態で反動をつけてももを上げる(ハムストリングが伸ばされる)。上げた脚の膝はなるべく伸ばそう(あまり無理はしないように)。

仰向けの状態で行う場合は、ももの裏に両手を当てて、おしりからももの上の方を伸ばすようにすると楽にできる。上げる脚の膝は、なるべく伸ばす。

◎反動をつけずにゆっくり関節や筋肉を伸ばす静的ストレッチ
 一方、静的ストレッチは、反動をつけずにゆっくり関節や筋肉を伸ばす運動だ。座った状態で開脚して上体を前に倒したり、立った状態で頭の後ろで肘を曲げ、もう片方の手で肘を引き寄せるなど、なじみのあるストレッチが多いはずだ。
 脚の静的ストレッチでは、大きな関節、具体的には、膝を中心にももの前(大腿四頭筋)、ももの後ろ(ハムストリング)、アキレス腱(下腿三頭筋)などを伸ばす。アキレス腱は、後脚の膝を伸ばした状態で伸ばすと腓腹筋が伸び、曲げた状態で伸ばすとヒラメ筋が伸びる。「伸ばされている関節や筋肉を意識することと、無理しないことが大事です」と櫻庭さん。
◆脚の静的ストレッチの例

両脚を広げ、かかとを地面に付けた状態で体重を前脚にかけていく。後脚の膝は曲げずに伸ばす。

後脚の膝を曲げ、体重を真下に落としていく。

 これらのストレッチを運動前後にどう組み合わせればいいのだろうか。基本は以下の通りだ。
 運動前は、筋機能を高める“ならし”運動として、まずはジョギングやウォーキングで軽く体を動かした後に、動的ストレッチで関節をほぐし、次に静的ストレッチで関節や筋肉をゆっくり伸ばして柔軟性を高める。
 一方、運動後は、筋疲労の軽減、筋肉の回復のために、静的ストレッチを行い、痛みや腫れが生じてしまった場合はさらにアイシングを行う。
◆運動前(筋機能を高め、柔軟性を高めるために)
軽いジョギングやウォーキング→動的ストレッチ→静的ストレッチ

◆運動後(筋疲労の軽減、筋肉の回復のために)
静的ストレッチ→必要に応じてアイシング(

アイシングとは
 アイシングとは文字通り冷やすこと。冷やすことで血管を収縮させ、炎症を軽減する。筋肉を過度に使いすぎたときや、痛みや腫れなどの炎症があるときは、冷やすのが原則だ。一方、筋肉が固まっているときは、入浴などで温めた方が楽になる。

 「温冷の交代浴も循環を促進します。温めたらいいか、冷やしたらいいかわからないときは、気持ち良いと感じる方を選択してかまいません」

【アイシングの方法】
(1)ビニール袋や氷袋に氷を入れ、冷やしたい部位にフィットさせてバンデージなどで固定する
(2)しばらく冷やし、感覚がなくなったら終了(時間にはあまりこだわらなくてよい)
◎老化の象徴・大腿四頭筋を鍛える筋トレのススメ

等尺性筋力訓練の例。仰向けに寝て膝を伸ばしたまま床上20cmくらいに足を上げて5〜10秒キープする。片脚20回ずつ。もの足りなくなったら足首に1〜2kgの重り(アンクルウエイト)を装着してもよい。
 特に中高年は、加齢とともに衰えやすいももの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリング)を鍛える筋力トレーニングも積極的に取り入れたい。
 関節を動かさないで筋力を強化する「等尺性筋力訓練」であれば、トレーニング中に膝や肘の関節を痛める心配がないので、筋力が落ちている人にもおすすめだ。
 例えば、仰向けに寝て膝を伸ばしたまま床上20cmくらいに足を上げてキープする「下肢伸展拳上」は、大腿四頭筋が鍛えられる。
 このほか、拳を10秒間ぐっと握るだけでも前腕が鍛えられる。片手ずつでも両手でも構わない。10〜20回くらい、できれば2セットを目標にやってみよう。
■4 無理をせず徐々に“ならし運転”を
 櫻庭さんによると、いきなり運動をしてケガを招くのは、「自分は動けるはず」という過信と、実際の体とのギャップから無理をしてしまうことも大きく影響するという。レジャーなどで軽く体を動かすぶんには、むしろ積極的に勧められるが、“無理”は禁物と覚えておこう。
 「全く動いていなかった車を、いきなりフルスピードで走らせようとは誰も思いませんよね。まずは全体をチェックして、ならし運転をしていくように、運動も無理せず徐々に行ってください」
■5 継続することが一番大事
 久しぶりの運動によるトラブルを避けるためには、有酸素運動から少しずつ始めて、運動前後には必ず準備運動やストレッチを取り入れ、さらには簡単な筋力トレーニングで筋力をつけていくことが大事だと紹介してきた。
 それらと同じくらい重要で、最も難しいと思われることがある。それは、「継続すること」だ。
 私の健康教室で、運動を始めた30人ほどの中高年の人たちをフォローした結果、3カ月後の時点では、運動によって生き甲斐を感じるようになった、と答えた人が多くいました。ところが、半年後に再び調査したところ、残念なことに、運動を継続している人は半分もいませんでした

 筋力トレーニングなども、ついつい、新しいもの、流行のものに飛びつきがちだが、「ごくシンプルなものを、生活の中に無理なく組み込んだ方が継続しやすいでしょう」と櫻庭さん。一念発起して三日坊主で終わるより、テレビを見ながら、あるいは寝る前に布団の上で、など、1日のルーチンの中に取り入れて、細く長く続けていきたいものだ。
 なぜ運動するかと言えば、自分が楽しいから。または、健康長寿のためでしょう。楽しむためには“無理”は必要ないのです。運動の強度や量の設定を無理しないことはもちろん、天候や体調とも相談しながら、マイペースにやっていきましょう。1日も休まずがんばる必要はまったくありません
 無理をした結果、ケガやトラブルでつらい思いをしたり、運動を負担に感じてやめてしまっては本末転倒。まずは自分に合った種目やトレーニング方法を見つけ、楽しみながら、健康な体を手に入れよう。






posted by ぺぎそん at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

いきなり運動して怪我を防ぐ5選術

おはようございます!

ぺぎそんです。

今日の関東は青空、
こういう日は、お出かけなら運動なりしたくなりますよね〜
、となると体を動かす機会が増える、この季節。本特集では、これまで全く運動していなかった人や、長年のブランクがあった人が急に運動したときに見舞われやすいトラブルと、その予防法を解説する。いきなり運動したときに多い転倒や筋肉痛を防ぎ、安全に運動を始めるための対策にご紹介!

■1 まずは自分の体を知る

動脈硬化の疑いがある人ほど運動前のメディカルチェックは大切。

 ほとんど運動経験のない、あるいはブランクがある中高年が運動を始めるときは、筋肉が衰え、神経-筋反応も鈍くなり、関節の柔軟性も落ちている状態であることをまずは自覚しよう。準備運動もなしに急に動かすと転倒や筋肉痛などが起こりやすい(第1回「若さの目安 シミ・シワよりも『大腿四頭筋』」、第2回「30〜40代も注意 運動不足の人の『いきなり運動』」参照)。
 さらに、中高年になると内臓疾患や運動器疾患が隠れている可能性も高くなるため、運動を始める前には基本的なメディカルチェックを受けて、自分の体の状態を把握しておくのが望ましい。
 たとえば、動脈硬化によって心臓に血液を送り出す血管(冠動脈)がもろく・狭くなっている場合、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)を起こしやすい。なかには、症状がないのに心筋の血流障害が生じている無症候性心筋虚血もある。一方で、体を動かしたときに起こりやすい労作性狭心症もあるので、普段の階段や坂道の上りで「胸が締め付けられるように感じる」などの自覚症状がないか、意識してみよう。
 運動には血糖値を下げる効果があり、糖尿病患者にも推奨されているが、重度の合併症がある糖尿病の場合は、運動はかえって症状の悪化や突然死のリスクを高めてしまう。
 変形性関節症の有無も確かめておきたい。「中高年にジョギングが愛好されていますが、膝や股関節などの変形性関節症で痛みのある人が走り続けると、変形が進んでしまいます。無症状で痛みを自覚していなくても、変形性関節症が密かに生じている場合がありますので、最初にメディカルチェックを受けたほうがいいかもぺんっ!

◆運動を始めるときに注意したい持病の例
・動脈硬化を起こしやすい生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)
・虚血性心疾患(労作性狭心症、無症候性心筋虚血など)
・合併症のある糖尿病
・変形性関節症
 メディカルチェックを受ける場合は、スポーツ医学を専門とする医師にかかることを櫻庭さんは推奨する。ただし、スポーツ医の中でも、運動器を専門とする医師(整形外科系)、循環器専門とする医師(循環器内科系)など、専門が異なる場合があるので、インターネットなどで経歴を調べてみるとよいだろう。
 
■2 瞬発系よりも有酸素運動がベター

瞬発系の動きの少ない有酸素運動がお勧め。

 第1回、第2回でも述べたように、年齢を重ねると、筋肉の中でも、特に速筋(瞬発的に大きな力を発揮する白い筋肉)が衰えやすいため、短距離走やテニス、バレーボール、バドミントン、バスケットボールといった、瞬発系の動きを主とする競技、ジャンプを伴う競技は、運動不足の中高年が始める運動としてはあまり向かない。ウォーキング、ジョギング、水泳に代表される有酸素運動の方が、体を傷めるリスクが少なく、安全に始められる。
 これらの有酸素運動を行うときは、主に遅筋(長時間、力を維持する持久力にかかわる赤い筋肉)が使われ、体内の糖や脂肪を燃焼させ、エネルギーをつくり出す。
■3 運動前後にストレッチ・日常生活に筋トレを取り入れる
 いきなり運動して生じる転倒や筋肉痛などを予防・軽減する効果的な方法は、個人の体や日常生活の状況などにより違ってくる。一般的には、運動前後のストレッチや筋力トレーニングなどが、ある程度有効だという。
 「ストレッチは運動前に筋肉の機能や柔軟性を高めて動かしやすくします。運動後には、疲れて硬くなった筋肉をほぐし、疲労回復を助ける効果があります。また、筋力が弱いと骨や関節にかかる負担が大きくなりますので、日常生活で筋力トレーニングを行い、筋力を強化することは、ケガ予防の観点からも意味があります」
 ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがある。
◎ラジオ体操、ブラジル体操などに代表される動的ストレッチ
 動的ストレッチは、多関節を使う、反動をつけた運動のこと。例えば、サッカー選手がよく行っているブラジル体操(ジョギングやスキップをしながら手を大きく振ったり、肩や腰をひねったり、リズミカルに体を動かす体操)や、ラジオ体操などがこれに当たる。以下に紹介する「もも上げ」のほか、軽いジャンプも、動的ストレッチの一例だ(着地したとき腓腹筋が伸ばされる)。
◆脚の動的ストレッチの例

立った状態で反動をつけてももを上げる(ハムストリングが伸ばされる)。上げた脚の膝はなるべく伸ばそう(あまり無理はしないように)。

仰向けの状態で行う場合は、ももの裏に両手を当てて、おしりからももの上の方を伸ばすようにすると楽にできる。上げる脚の膝は、なるべく伸ばす。

◎反動をつけずにゆっくり関節や筋肉を伸ばす静的ストレッチ
 一方、静的ストレッチは、反動をつけずにゆっくり関節や筋肉を伸ばす運動だ。座った状態で開脚して上体を前に倒したり、立った状態で頭の後ろで肘を曲げ、もう片方の手で肘を引き寄せるなど、なじみのあるストレッチが多いはずだ。
 脚の静的ストレッチでは、大きな関節、具体的には、膝を中心にももの前(大腿四頭筋)、ももの後ろ(ハムストリング)、アキレス腱(下腿三頭筋)などを伸ばす。アキレス腱は、後脚の膝を伸ばした状態で伸ばすと腓腹筋が伸び、曲げた状態で伸ばすとヒラメ筋が伸びる。「伸ばされている関節や筋肉を意識することと、無理しないことが大事です」と櫻庭さん。
◆脚の静的ストレッチの例

両脚を広げ、かかとを地面に付けた状態で体重を前脚にかけていく。後脚の膝は曲げずに伸ばす。

後脚の膝を曲げ、体重を真下に落としていく。

 これらのストレッチを運動前後にどう組み合わせればいいのだろうか。基本は以下の通りだ。
 運動前は、筋機能を高める“ならし”運動として、まずはジョギングやウォーキングで軽く体を動かした後に、動的ストレッチで関節をほぐし、次に静的ストレッチで関節や筋肉をゆっくり伸ばして柔軟性を高める。
 一方、運動後は、筋疲労の軽減、筋肉の回復のために、静的ストレッチを行い、痛みや腫れが生じてしまった場合はさらにアイシングを行う。
◆運動前(筋機能を高め、柔軟性を高めるために)
軽いジョギングやウォーキング→動的ストレッチ→静的ストレッチ

◆運動後(筋疲労の軽減、筋肉の回復のために)
静的ストレッチ→必要に応じてアイシング(

アイシングとは
 アイシングとは文字通り冷やすこと。冷やすことで血管を収縮させ、炎症を軽減する。筋肉を過度に使いすぎたときや、痛みや腫れなどの炎症があるときは、冷やすのが原則だ。一方、筋肉が固まっているときは、入浴などで温めた方が楽になる。

 「温冷の交代浴も循環を促進します。温めたらいいか、冷やしたらいいかわからないときは、気持ち良いと感じる方を選択してかまいません」

【アイシングの方法】
(1)ビニール袋や氷袋に氷を入れ、冷やしたい部位にフィットさせてバンデージなどで固定する
(2)しばらく冷やし、感覚がなくなったら終了(時間にはあまりこだわらなくてよい)
◎老化の象徴・大腿四頭筋を鍛える筋トレのススメ

等尺性筋力訓練の例。仰向けに寝て膝を伸ばしたまま床上20cmくらいに足を上げて5〜10秒キープする。片脚20回ずつ。もの足りなくなったら足首に1〜2kgの重り(アンクルウエイト)を装着してもよい。
 特に中高年は、加齢とともに衰えやすいももの筋肉(大腿四頭筋・ハムストリング)を鍛える筋力トレーニングも積極的に取り入れたい。
 関節を動かさないで筋力を強化する「等尺性筋力訓練」であれば、トレーニング中に膝や肘の関節を痛める心配がないので、筋力が落ちている人にもおすすめだ。
 例えば、仰向けに寝て膝を伸ばしたまま床上20cmくらいに足を上げてキープする「下肢伸展拳上」は、大腿四頭筋が鍛えられる。
 このほか、拳を10秒間ぐっと握るだけでも前腕が鍛えられる。片手ずつでも両手でも構わない。10〜20回くらい、できれば2セットを目標にやってみよう。
■4 無理をせず徐々に“ならし運転”を
 櫻庭さんによると、いきなり運動をしてケガを招くのは、「自分は動けるはず」という過信と、実際の体とのギャップから無理をしてしまうことも大きく影響するという。レジャーなどで軽く体を動かすぶんには、むしろ積極的に勧められるが、“無理”は禁物と覚えておこう。
 「全く動いていなかった車を、いきなりフルスピードで走らせようとは誰も思いませんよね。まずは全体をチェックして、ならし運転をしていくように、運動も無理せず徐々に行ってください」
■5 継続することが一番大事
 久しぶりの運動によるトラブルを避けるためには、有酸素運動から少しずつ始めて、運動前後には必ず準備運動やストレッチを取り入れ、さらには簡単な筋力トレーニングで筋力をつけていくことが大事だと紹介してきた。
 それらと同じくらい重要で、最も難しいと思われることがある。それは、「継続すること」だ。
 私の健康教室で、運動を始めた30人ほどの中高年の人たちをフォローした結果、3カ月後の時点では、運動によって生き甲斐を感じるようになった、と答えた人が多くいました。ところが、半年後に再び調査したところ、残念なことに、運動を継続している人は半分もいませんでした

 筋力トレーニングなども、ついつい、新しいもの、流行のものに飛びつきがちだが、「ごくシンプルなものを、生活の中に無理なく組み込んだ方が継続しやすいでしょう」と櫻庭さん。一念発起して三日坊主で終わるより、テレビを見ながら、あるいは寝る前に布団の上で、など、1日のルーチンの中に取り入れて、細く長く続けていきたいものだ。
 なぜ運動するかと言えば、自分が楽しいから。または、健康長寿のためでしょう。楽しむためには“無理”は必要ないのです。運動の強度や量の設定を無理しないことはもちろん、天候や体調とも相談しながら、マイペースにやっていきましょう。1日も休まずがんばる必要はまったくありません
 無理をした結果、ケガやトラブルでつらい思いをしたり、運動を負担に感じてやめてしまっては本末転倒。まずは自分に合った種目やトレーニング方法を見つけ、楽しみながら、健康な体を手に入れよう。






posted by ぺぎそん at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

2016年12月09日

インフルエンザ、家庭内感染を防ぐ予防投与もありそうな予感

こんにちは!

ぺぎそんです。

今年の2016年もあと少しで終わりですねー、

しかし、インフルエンザの流行が例年になく早く始まり、年末年始に流行のピークを迎える地域も出てきそうです。そこで、インフルエンザにかかったときの水分補給のポイントや、治療薬の概要、家庭内感染の予防方法についてまとめました。

■インフルエンザにかかったら水分補給はどうすればいい?

 冬に流行する感染症には、インフルエンザのほかにノロウイルス感染症(ノロウイルスによる感染性胃腸炎)がよく知られていますが、この2つの疾患では水分補給の方法が少し異なることをご存じでしょうか?
 ノロウイルスが胃・小腸・大腸どの消化管に感染するのに対して、インフルエンザは鼻腔・咽頭・気管支・肺などに感染する気道感染症です。下痢・嘔吐によって大腸の水分が失われるノロウイルス感染症では、脱水症状に陥る危険性が高いため、お茶や水ではなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質が体に近いバランスで含まれている経口補水液での水分補給が推奨されます。
 一方、インフルエンザの場合、嘔吐・下痢は短期・軽度であることが多く、発熱による発汗や、食事がとれないことなどが脱水の主な原因となるため、まずは食べられるものを食べることが大原則になります。
■治療薬は何種類? どんな特徴があるの?
 インフルエンザの治療薬として用いられるノイラミニダーゼ阻害薬は、現在、4つの種類が使われており、経口薬、吸入薬、点滴薬の3つの剤型があります(下表)。飲み薬か吸入薬か点滴か、1日2回を5日間か、1回のみの服用か、といった使い勝手を基準に医師が使い分けています。自分でうまく吸入できない乳幼児には、経口薬(粉薬もあり)のタミフルが主に使われます。
 今シーズンは、タミフルが1歳未満の小児にも保険適用されたほか、吸入薬のイナビルの予防投与が10歳未満の小児に対しても可能になりました。

■家庭内感染を防ぎたい! そんなときは
 家族がインフルエンザにかかってしまった場合、なんとかして家庭内感染を食い止めたいもの。患者にはできるだけ家族と離れた場所で療養してもらい、食器などの共用や不必要な接触を避けるのが第一ですが、同時に、室温・湿度の管理も重要になってきます。
 インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いという特徴があります。湿度が低く、空気中に水分が少ないと、せきやくしゃみなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びますが、室温20度以上、湿度 50〜60%になると、空気感染による感染リスクが下がります。
 また、「家族に高齢者がいる」「子どもが大事な受験を控えている」など、どうしても家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)のうち、点滴薬を除いた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類は、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。ただし、あくまで予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。
 抗インフルエンザ薬の予防投与を行うための第一の条件は、家族など同居の人がインフルエンザにかかっていることです。さらに、健康な人よりもインフルエンザにかかりやすい、あるいはかかった場合に重症になりやすい「65歳以上の高齢者」「気管支喘息など慢性の呼吸器疾患がある」などの条件に当てはまる人が予防投与の対象となります。対象外の人でも予防投与を受けることは可能ですが、その判断は個々の医師の価値観によっても変わってきます。
posted by ぺぎそん at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

インフルエンザ、家庭内感染を防ぐ予防投与もありそうな予感

こんにちは!

ぺぎそんです。

今年の2016年もあと少しで終わりですねー、

しかし、インフルエンザの流行が例年になく早く始まり、年末年始に流行のピークを迎える地域も出てきそうです。そこで、インフルエンザにかかったときの水分補給のポイントや、治療薬の概要、家庭内感染の予防方法についてまとめました。

■インフルエンザにかかったら水分補給はどうすればいい?

 冬に流行する感染症には、インフルエンザのほかにノロウイルス感染症(ノロウイルスによる感染性胃腸炎)がよく知られていますが、この2つの疾患では水分補給の方法が少し異なることをご存じでしょうか?
 ノロウイルスが胃・小腸・大腸どの消化管に感染するのに対して、インフルエンザは鼻腔・咽頭・気管支・肺などに感染する気道感染症です。下痢・嘔吐によって大腸の水分が失われるノロウイルス感染症では、脱水症状に陥る危険性が高いため、お茶や水ではなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質が体に近いバランスで含まれている経口補水液での水分補給が推奨されます。
 一方、インフルエンザの場合、嘔吐・下痢は短期・軽度であることが多く、発熱による発汗や、食事がとれないことなどが脱水の主な原因となるため、まずは食べられるものを食べることが大原則になります。
■治療薬は何種類? どんな特徴があるの?
 インフルエンザの治療薬として用いられるノイラミニダーゼ阻害薬は、現在、4つの種類が使われており、経口薬、吸入薬、点滴薬の3つの剤型があります(下表)。飲み薬か吸入薬か点滴か、1日2回を5日間か、1回のみの服用か、といった使い勝手を基準に医師が使い分けています。自分でうまく吸入できない乳幼児には、経口薬(粉薬もあり)のタミフルが主に使われます。
 今シーズンは、タミフルが1歳未満の小児にも保険適用されたほか、吸入薬のイナビルの予防投与が10歳未満の小児に対しても可能になりました。

■家庭内感染を防ぎたい! そんなときは
 家族がインフルエンザにかかってしまった場合、なんとかして家庭内感染を食い止めたいもの。患者にはできるだけ家族と離れた場所で療養してもらい、食器などの共用や不必要な接触を避けるのが第一ですが、同時に、室温・湿度の管理も重要になってきます。
 インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いという特徴があります。湿度が低く、空気中に水分が少ないと、せきやくしゃみなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びますが、室温20度以上、湿度 50〜60%になると、空気感染による感染リスクが下がります。
 また、「家族に高齢者がいる」「子どもが大事な受験を控えている」など、どうしても家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)のうち、点滴薬を除いた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類は、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。ただし、あくまで予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。
 抗インフルエンザ薬の予防投与を行うための第一の条件は、家族など同居の人がインフルエンザにかかっていることです。さらに、健康な人よりもインフルエンザにかかりやすい、あるいはかかった場合に重症になりやすい「65歳以上の高齢者」「気管支喘息など慢性の呼吸器疾患がある」などの条件に当てはまる人が予防投与の対象となります。対象外の人でも予防投与を受けることは可能ですが、その判断は個々の医師の価値観によっても変わってきます。
posted by ぺぎそん at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

インフルエンザ、家庭内感染を防ぐ予防投与もありそうな予感

こんにちは!

ぺぎそんです。

今年の2016年もあと少しで終わりですねー、

しかし、インフルエンザの流行が例年になく早く始まり、年末年始に流行のピークを迎える地域も出てきそうです。そこで、インフルエンザにかかったときの水分補給のポイントや、治療薬の概要、家庭内感染の予防方法についてまとめました。

■インフルエンザにかかったら水分補給はどうすればいい?

 冬に流行する感染症には、インフルエンザのほかにノロウイルス感染症(ノロウイルスによる感染性胃腸炎)がよく知られていますが、この2つの疾患では水分補給の方法が少し異なることをご存じでしょうか?
 ノロウイルスが胃・小腸・大腸どの消化管に感染するのに対して、インフルエンザは鼻腔・咽頭・気管支・肺などに感染する気道感染症です。下痢・嘔吐によって大腸の水分が失われるノロウイルス感染症では、脱水症状に陥る危険性が高いため、お茶や水ではなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質が体に近いバランスで含まれている経口補水液での水分補給が推奨されます。
 一方、インフルエンザの場合、嘔吐・下痢は短期・軽度であることが多く、発熱による発汗や、食事がとれないことなどが脱水の主な原因となるため、まずは食べられるものを食べることが大原則になります。
■治療薬は何種類? どんな特徴があるの?
 インフルエンザの治療薬として用いられるノイラミニダーゼ阻害薬は、現在、4つの種類が使われており、経口薬、吸入薬、点滴薬の3つの剤型があります(下表)。飲み薬か吸入薬か点滴か、1日2回を5日間か、1回のみの服用か、といった使い勝手を基準に医師が使い分けています。自分でうまく吸入できない乳幼児には、経口薬(粉薬もあり)のタミフルが主に使われます。
 今シーズンは、タミフルが1歳未満の小児にも保険適用されたほか、吸入薬のイナビルの予防投与が10歳未満の小児に対しても可能になりました。

■家庭内感染を防ぎたい! そんなときは
 家族がインフルエンザにかかってしまった場合、なんとかして家庭内感染を食い止めたいもの。患者にはできるだけ家族と離れた場所で療養してもらい、食器などの共用や不必要な接触を避けるのが第一ですが、同時に、室温・湿度の管理も重要になってきます。
 インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いという特徴があります。湿度が低く、空気中に水分が少ないと、せきやくしゃみなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びますが、室温20度以上、湿度 50〜60%になると、空気感染による感染リスクが下がります。
 また、「家族に高齢者がいる」「子どもが大事な受験を控えている」など、どうしても家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)のうち、点滴薬を除いた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類は、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。ただし、あくまで予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。
 抗インフルエンザ薬の予防投与を行うための第一の条件は、家族など同居の人がインフルエンザにかかっていることです。さらに、健康な人よりもインフルエンザにかかりやすい、あるいはかかった場合に重症になりやすい「65歳以上の高齢者」「気管支喘息など慢性の呼吸器疾患がある」などの条件に当てはまる人が予防投与の対象となります。対象外の人でも予防投与を受けることは可能ですが、その判断は個々の医師の価値観によっても変わってきます。
posted by ぺぎそん at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康

インフルエンザ、家庭内感染を防ぐ予防投与もありそうな予感

こんにちは!

ぺぎそんです。

今年の2016年もあと少しで終わりですねー、

しかし、インフルエンザの流行が例年になく早く始まり、年末年始に流行のピークを迎える地域も出てきそうです。そこで、インフルエンザにかかったときの水分補給のポイントや、治療薬の概要、家庭内感染の予防方法についてまとめました。

■インフルエンザにかかったら水分補給はどうすればいい?

 冬に流行する感染症には、インフルエンザのほかにノロウイルス感染症(ノロウイルスによる感染性胃腸炎)がよく知られていますが、この2つの疾患では水分補給の方法が少し異なることをご存じでしょうか?
 ノロウイルスが胃・小腸・大腸どの消化管に感染するのに対して、インフルエンザは鼻腔・咽頭・気管支・肺などに感染する気道感染症です。下痢・嘔吐によって大腸の水分が失われるノロウイルス感染症では、脱水症状に陥る危険性が高いため、お茶や水ではなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質が体に近いバランスで含まれている経口補水液での水分補給が推奨されます。
 一方、インフルエンザの場合、嘔吐・下痢は短期・軽度であることが多く、発熱による発汗や、食事がとれないことなどが脱水の主な原因となるため、まずは食べられるものを食べることが大原則になります。
■治療薬は何種類? どんな特徴があるの?
 インフルエンザの治療薬として用いられるノイラミニダーゼ阻害薬は、現在、4つの種類が使われており、経口薬、吸入薬、点滴薬の3つの剤型があります(下表)。飲み薬か吸入薬か点滴か、1日2回を5日間か、1回のみの服用か、といった使い勝手を基準に医師が使い分けています。自分でうまく吸入できない乳幼児には、経口薬(粉薬もあり)のタミフルが主に使われます。
 今シーズンは、タミフルが1歳未満の小児にも保険適用されたほか、吸入薬のイナビルの予防投与が10歳未満の小児に対しても可能になりました。

■家庭内感染を防ぎたい! そんなときは
 家族がインフルエンザにかかってしまった場合、なんとかして家庭内感染を食い止めたいもの。患者にはできるだけ家族と離れた場所で療養してもらい、食器などの共用や不必要な接触を避けるのが第一ですが、同時に、室温・湿度の管理も重要になってきます。
 インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いという特徴があります。湿度が低く、空気中に水分が少ないと、せきやくしゃみなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びますが、室温20度以上、湿度 50〜60%になると、空気感染による感染リスクが下がります。
 また、「家族に高齢者がいる」「子どもが大事な受験を控えている」など、どうしても家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)のうち、点滴薬を除いた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類は、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。ただし、あくまで予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。
 抗インフルエンザ薬の予防投与を行うための第一の条件は、家族など同居の人がインフルエンザにかかっていることです。さらに、健康な人よりもインフルエンザにかかりやすい、あるいはかかった場合に重症になりやすい「65歳以上の高齢者」「気管支喘息など慢性の呼吸器疾患がある」などの条件に当てはまる人が予防投与の対象となります。対象外の人でも予防投与を受けることは可能ですが、その判断は個々の医師の価値観によっても変わってきます。
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インフルエンザ、家庭内感染を防ぐ予防投与もありそうな予感

こんにちは!

ぺぎそんです。

今年の2016年もあと少しで終わりですねー、

しかし、インフルエンザの流行が例年になく早く始まり、年末年始に流行のピークを迎える地域も出てきそうです。そこで、インフルエンザにかかったときの水分補給のポイントや、治療薬の概要、家庭内感染の予防方法についてまとめました。

■インフルエンザにかかったら水分補給はどうすればいい?

 冬に流行する感染症には、インフルエンザのほかにノロウイルス感染症(ノロウイルスによる感染性胃腸炎)がよく知られていますが、この2つの疾患では水分補給の方法が少し異なることをご存じでしょうか?
 ノロウイルスが胃・小腸・大腸どの消化管に感染するのに対して、インフルエンザは鼻腔・咽頭・気管支・肺などに感染する気道感染症です。下痢・嘔吐によって大腸の水分が失われるノロウイルス感染症では、脱水症状に陥る危険性が高いため、お茶や水ではなく、ナトリウム・カリウムなどの電解質が体に近いバランスで含まれている経口補水液での水分補給が推奨されます。
 一方、インフルエンザの場合、嘔吐・下痢は短期・軽度であることが多く、発熱による発汗や、食事がとれないことなどが脱水の主な原因となるため、まずは食べられるものを食べることが大原則になります。
■治療薬は何種類? どんな特徴があるの?
 インフルエンザの治療薬として用いられるノイラミニダーゼ阻害薬は、現在、4つの種類が使われており、経口薬、吸入薬、点滴薬の3つの剤型があります(下表)。飲み薬か吸入薬か点滴か、1日2回を5日間か、1回のみの服用か、といった使い勝手を基準に医師が使い分けています。自分でうまく吸入できない乳幼児には、経口薬(粉薬もあり)のタミフルが主に使われます。
 今シーズンは、タミフルが1歳未満の小児にも保険適用されたほか、吸入薬のイナビルの予防投与が10歳未満の小児に対しても可能になりました。

■家庭内感染を防ぎたい! そんなときは
 家族がインフルエンザにかかってしまった場合、なんとかして家庭内感染を食い止めたいもの。患者にはできるだけ家族と離れた場所で療養してもらい、食器などの共用や不必要な接触を避けるのが第一ですが、同時に、室温・湿度の管理も重要になってきます。
 インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いという特徴があります。湿度が低く、空気中に水分が少ないと、せきやくしゃみなどで勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びますが、室温20度以上、湿度 50〜60%になると、空気感染による感染リスクが下がります。
 また、「家族に高齢者がいる」「子どもが大事な受験を控えている」など、どうしても家庭内感染を防ぎたい事情がある場合は、医師に相談して、インフルエンザの治療薬を「予防投与」してもらう方法があります。インフルエンザの治療に使われる抗インフルエンザ薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)のうち、点滴薬を除いた「タミフル」「リレンザ」「イナビル」の3種類は、インフルエンザの予防目的に使うことが認められています。ただし、あくまで予防としての使用ですので、ワクチンと同様、保険は使えず全額自己負担となります。
 抗インフルエンザ薬の予防投与を行うための第一の条件は、家族など同居の人がインフルエンザにかかっていることです。さらに、健康な人よりもインフルエンザにかかりやすい、あるいはかかった場合に重症になりやすい「65歳以上の高齢者」「気管支喘息など慢性の呼吸器疾患がある」などの条件に当てはまる人が予防投与の対象となります。対象外の人でも予防投与を受けることは可能ですが、その判断は個々の医師の価値観によっても変わってきます。
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2016年11月28日

食物繊維は腸内を良くする?

こんにちは!

ぺぎそんです。

 腸内フローラには個人差があり、何を食べればいいかは人によって異なる部分もある。また、食事からとる菌はそう簡単に腸にすみつけないが、腸に良い菌や食物をとり続ければ少しずつ良い菌が増え、腸内環境を改善できる、、、では、具体的にどんなものを食べると腸内環境の改善につながるのか、基に食べ方のヒントをお届けしよう。
■食物繊維は腸内細菌のエサになる!
 おなかの中の腸内細菌は生きている。生きているということは、必ずエネルギー源を必要とするということだ。
 腸内細菌の主なエネルギー源は、私たちの細胞と同じでブドウ糖などの炭水化物だ。しかしブドウ糖などの多くは小腸で吸収されてしまうため、腸内細菌がたくさん生息している大腸まではほとんど届かない。普段の食事から大腸まで届き、腸内細菌のエサになるものの筆頭は「食物繊維」だ。
 「腸内細菌は食物繊維などの炭水化物をエネルギーにしているときは、その分解産物として健康に寄与する物質を作ってくれることが分かってきています。しかし、腸内に炭水化物がなくなってくると、たんぱく質などを分解し始めます。すると、健康にあまりよくない物質を作り出してしまいます。便秘だとこの状態に陥りやすくなります。ですから、ある一定の頻度で食物繊維などの炭水化物を腸内に届けることが大切です。
 また、腸内フローラには個人差があるが、それらは地域や食習慣によって似たようなパターンを示すという。例えば脂質の摂取量が多い欧米人の腸内には、バクテロイデスという腸内細菌が多くいる一方で、ベジタリアンの腸内には、プレボテラという腸内細菌が多くすんでいるという。
■食の好みは腸内細菌が決めている?
 多くの日本人は海外に滞在して1〜2週間もすると、日本食が食べたくなるそうだ。「これは生活習慣が変わった結果、もしかすると腸内環境も変わってしまい、元に戻そうと日本食を食べたくなるのかも、、、
 「腸内細菌のエサは人間が摂取したものだけですから、自分たちが利用できるエサが来ないと死んでしまいます。それでは困るので、これはあくまでも仮説ですが、自分たちが利用しやすいものを人間が食べるように仕向けているのかもしれません。脳と腸とは迷走神経でつながっていますし、ホルモンでもやり取りをしています。人間を腸内細菌までも含めた一つの生命体として考えたときに、そういう制御があっても不思議ではないと思います。
 食の好みは腸内細菌が決めているのかもしれない。だとすると、「食べたいもの」「好きなもの」を選ぶというのは、腸内環境をよくする食べ方のヒントになるかもしれない。
 ちなみに、おなかにいいといわれるものの代表にヨーグルトなどがあるが、嫌いなものを無理して食べても長続きしませんので、もしヨーグルトが嫌いなら、大麦でも海藻でもいいかもしれません。腸内環境をよい状態に保つためには、こういったものを食べ続けることが重要なので、好きなものから始めるのがいいのではないでしょうか。
 もちろん、いくら好きだからとはいえ、高脂肪の食品や肉は日本人は食べすぎないほうがいいかもしれない。これらを食べすぎると、前者では肝臓がん、後者では動脈硬化のリスクが増加することが動物実験で報告されている。
■腸内フローラでも、重要なのは「多様性」
 腸内フローラには個人差があると述べたが、いい腸内フローラの共通点は何だろうか。
 「近年の研究で、病気の人は腸内フローラの多様性が低下していることが分かってきました。この “多様性” がキーワード。おなかの中にいろいろな種類の腸内細菌がいるということは、いろいろな状況に対応ができるということですので、もしかするとこれが健康につながるのかもしれません」
 これは、人間社会に置き換えてみると分かりやすい。会社が予期せぬアクシデントに見舞われたとする。特定の分野に強い人ばかりの会社では、分野外のアクシデントには全く対応できない。一方、いろいろなタイプの人がいれば、様々な知恵を出し合って対応できるケースは少なくないだろう。腸内フローラにも予期せぬアクシデントはつきもの。その生態系を維持するには、多様性が重要ということなのだろう。
■食物繊維の中でもエサにしやすいのは「水溶性」
 食物繊維は穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物などに豊富に含まれている。食物繊維には2種類あり、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に大別される。
 不溶性食物繊維はその物理的性質から、腸内の成分を巻き込んで排出する特性があります。仮に腸内に有害物質があった場合には、それらを巻き込んで排出してくれることも。一方、水溶性食物繊維は不溶性食物繊維よりも腸内細菌が分解しやすいため、エサになりやすい。
 ほとんどの食品は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいるが、腸内細菌による良い発酵を促すには、水溶性食物繊維を多く含む食品を意識してとるのがポイントだという。
 上の表にはないが、海藻には水溶性食物繊維のアルギン酸が多く含まれている。麦ごはんとわかめのみそ汁、ひじきの煮物、きんぴらごぼう、納豆といった昔ながらの日本食には、水溶性食物繊維が実に豊富だ。
 和食は世界に冠たる健康食だが、腸内フローラという観点から見ても優れているようだ。この半世紀で、日本人の食生活は欧米化し、高脂肪、高カロリー、低食物繊維になりました。このことが日本人の腸内フローラを変化させた要因の一つになっていると考えられます。食事に関しては、原点回帰が一つのヒントになるかもしれません
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食物繊維は腸内を良くする?

こんにちは!

ぺぎそんです。

 腸内フローラには個人差があり、何を食べればいいかは人によって異なる部分もある。また、食事からとる菌はそう簡単に腸にすみつけないが、腸に良い菌や食物をとり続ければ少しずつ良い菌が増え、腸内環境を改善できる、、、では、具体的にどんなものを食べると腸内環境の改善につながるのか、基に食べ方のヒントをお届けしよう。
■食物繊維は腸内細菌のエサになる!
 おなかの中の腸内細菌は生きている。生きているということは、必ずエネルギー源を必要とするということだ。
 腸内細菌の主なエネルギー源は、私たちの細胞と同じでブドウ糖などの炭水化物だ。しかしブドウ糖などの多くは小腸で吸収されてしまうため、腸内細菌がたくさん生息している大腸まではほとんど届かない。普段の食事から大腸まで届き、腸内細菌のエサになるものの筆頭は「食物繊維」だ。
 「腸内細菌は食物繊維などの炭水化物をエネルギーにしているときは、その分解産物として健康に寄与する物質を作ってくれることが分かってきています。しかし、腸内に炭水化物がなくなってくると、たんぱく質などを分解し始めます。すると、健康にあまりよくない物質を作り出してしまいます。便秘だとこの状態に陥りやすくなります。ですから、ある一定の頻度で食物繊維などの炭水化物を腸内に届けることが大切です。
 また、腸内フローラには個人差があるが、それらは地域や食習慣によって似たようなパターンを示すという。例えば脂質の摂取量が多い欧米人の腸内には、バクテロイデスという腸内細菌が多くいる一方で、ベジタリアンの腸内には、プレボテラという腸内細菌が多くすんでいるという。
■食の好みは腸内細菌が決めている?
 多くの日本人は海外に滞在して1〜2週間もすると、日本食が食べたくなるそうだ。「これは生活習慣が変わった結果、もしかすると腸内環境も変わってしまい、元に戻そうと日本食を食べたくなるのかも、、、
 「腸内細菌のエサは人間が摂取したものだけですから、自分たちが利用できるエサが来ないと死んでしまいます。それでは困るので、これはあくまでも仮説ですが、自分たちが利用しやすいものを人間が食べるように仕向けているのかもしれません。脳と腸とは迷走神経でつながっていますし、ホルモンでもやり取りをしています。人間を腸内細菌までも含めた一つの生命体として考えたときに、そういう制御があっても不思議ではないと思います。
 食の好みは腸内細菌が決めているのかもしれない。だとすると、「食べたいもの」「好きなもの」を選ぶというのは、腸内環境をよくする食べ方のヒントになるかもしれない。
 ちなみに、おなかにいいといわれるものの代表にヨーグルトなどがあるが、嫌いなものを無理して食べても長続きしませんので、もしヨーグルトが嫌いなら、大麦でも海藻でもいいかもしれません。腸内環境をよい状態に保つためには、こういったものを食べ続けることが重要なので、好きなものから始めるのがいいのではないでしょうか。
 もちろん、いくら好きだからとはいえ、高脂肪の食品や肉は日本人は食べすぎないほうがいいかもしれない。これらを食べすぎると、前者では肝臓がん、後者では動脈硬化のリスクが増加することが動物実験で報告されている。
■腸内フローラでも、重要なのは「多様性」
 腸内フローラには個人差があると述べたが、いい腸内フローラの共通点は何だろうか。
 「近年の研究で、病気の人は腸内フローラの多様性が低下していることが分かってきました。この “多様性” がキーワード。おなかの中にいろいろな種類の腸内細菌がいるということは、いろいろな状況に対応ができるということですので、もしかするとこれが健康につながるのかもしれません」
 これは、人間社会に置き換えてみると分かりやすい。会社が予期せぬアクシデントに見舞われたとする。特定の分野に強い人ばかりの会社では、分野外のアクシデントには全く対応できない。一方、いろいろなタイプの人がいれば、様々な知恵を出し合って対応できるケースは少なくないだろう。腸内フローラにも予期せぬアクシデントはつきもの。その生態系を維持するには、多様性が重要ということなのだろう。
■食物繊維の中でもエサにしやすいのは「水溶性」
 食物繊維は穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物などに豊富に含まれている。食物繊維には2種類あり、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に大別される。
 不溶性食物繊維はその物理的性質から、腸内の成分を巻き込んで排出する特性があります。仮に腸内に有害物質があった場合には、それらを巻き込んで排出してくれることも。一方、水溶性食物繊維は不溶性食物繊維よりも腸内細菌が分解しやすいため、エサになりやすい。
 ほとんどの食品は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいるが、腸内細菌による良い発酵を促すには、水溶性食物繊維を多く含む食品を意識してとるのがポイントだという。
 上の表にはないが、海藻には水溶性食物繊維のアルギン酸が多く含まれている。麦ごはんとわかめのみそ汁、ひじきの煮物、きんぴらごぼう、納豆といった昔ながらの日本食には、水溶性食物繊維が実に豊富だ。
 和食は世界に冠たる健康食だが、腸内フローラという観点から見ても優れているようだ。この半世紀で、日本人の食生活は欧米化し、高脂肪、高カロリー、低食物繊維になりました。このことが日本人の腸内フローラを変化させた要因の一つになっていると考えられます。食事に関しては、原点回帰が一つのヒントになるかもしれません
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食物繊維は腸内を良くする?

こんにちは!

ぺぎそんです。

 腸内フローラには個人差があり、何を食べればいいかは人によって異なる部分もある。また、食事からとる菌はそう簡単に腸にすみつけないが、腸に良い菌や食物をとり続ければ少しずつ良い菌が増え、腸内環境を改善できる、、、では、具体的にどんなものを食べると腸内環境の改善につながるのか、基に食べ方のヒントをお届けしよう。
■食物繊維は腸内細菌のエサになる!
 おなかの中の腸内細菌は生きている。生きているということは、必ずエネルギー源を必要とするということだ。
 腸内細菌の主なエネルギー源は、私たちの細胞と同じでブドウ糖などの炭水化物だ。しかしブドウ糖などの多くは小腸で吸収されてしまうため、腸内細菌がたくさん生息している大腸まではほとんど届かない。普段の食事から大腸まで届き、腸内細菌のエサになるものの筆頭は「食物繊維」だ。
 「腸内細菌は食物繊維などの炭水化物をエネルギーにしているときは、その分解産物として健康に寄与する物質を作ってくれることが分かってきています。しかし、腸内に炭水化物がなくなってくると、たんぱく質などを分解し始めます。すると、健康にあまりよくない物質を作り出してしまいます。便秘だとこの状態に陥りやすくなります。ですから、ある一定の頻度で食物繊維などの炭水化物を腸内に届けることが大切です。
 また、腸内フローラには個人差があるが、それらは地域や食習慣によって似たようなパターンを示すという。例えば脂質の摂取量が多い欧米人の腸内には、バクテロイデスという腸内細菌が多くいる一方で、ベジタリアンの腸内には、プレボテラという腸内細菌が多くすんでいるという。
■食の好みは腸内細菌が決めている?
 多くの日本人は海外に滞在して1〜2週間もすると、日本食が食べたくなるそうだ。「これは生活習慣が変わった結果、もしかすると腸内環境も変わってしまい、元に戻そうと日本食を食べたくなるのかも、、、
 「腸内細菌のエサは人間が摂取したものだけですから、自分たちが利用できるエサが来ないと死んでしまいます。それでは困るので、これはあくまでも仮説ですが、自分たちが利用しやすいものを人間が食べるように仕向けているのかもしれません。脳と腸とは迷走神経でつながっていますし、ホルモンでもやり取りをしています。人間を腸内細菌までも含めた一つの生命体として考えたときに、そういう制御があっても不思議ではないと思います。
 食の好みは腸内細菌が決めているのかもしれない。だとすると、「食べたいもの」「好きなもの」を選ぶというのは、腸内環境をよくする食べ方のヒントになるかもしれない。
 ちなみに、おなかにいいといわれるものの代表にヨーグルトなどがあるが、嫌いなものを無理して食べても長続きしませんので、もしヨーグルトが嫌いなら、大麦でも海藻でもいいかもしれません。腸内環境をよい状態に保つためには、こういったものを食べ続けることが重要なので、好きなものから始めるのがいいのではないでしょうか。
 もちろん、いくら好きだからとはいえ、高脂肪の食品や肉は日本人は食べすぎないほうがいいかもしれない。これらを食べすぎると、前者では肝臓がん、後者では動脈硬化のリスクが増加することが動物実験で報告されている。
■腸内フローラでも、重要なのは「多様性」
 腸内フローラには個人差があると述べたが、いい腸内フローラの共通点は何だろうか。
 「近年の研究で、病気の人は腸内フローラの多様性が低下していることが分かってきました。この “多様性” がキーワード。おなかの中にいろいろな種類の腸内細菌がいるということは、いろいろな状況に対応ができるということですので、もしかするとこれが健康につながるのかもしれません」
 これは、人間社会に置き換えてみると分かりやすい。会社が予期せぬアクシデントに見舞われたとする。特定の分野に強い人ばかりの会社では、分野外のアクシデントには全く対応できない。一方、いろいろなタイプの人がいれば、様々な知恵を出し合って対応できるケースは少なくないだろう。腸内フローラにも予期せぬアクシデントはつきもの。その生態系を維持するには、多様性が重要ということなのだろう。
■食物繊維の中でもエサにしやすいのは「水溶性」
 食物繊維は穀類、イモ類、豆類、野菜、きのこ、海藻、果物などに豊富に含まれている。食物繊維には2種類あり、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に大別される。
 不溶性食物繊維はその物理的性質から、腸内の成分を巻き込んで排出する特性があります。仮に腸内に有害物質があった場合には、それらを巻き込んで排出してくれることも。一方、水溶性食物繊維は不溶性食物繊維よりも腸内細菌が分解しやすいため、エサになりやすい。
 ほとんどの食品は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいるが、腸内細菌による良い発酵を促すには、水溶性食物繊維を多く含む食品を意識してとるのがポイントだという。
 上の表にはないが、海藻には水溶性食物繊維のアルギン酸が多く含まれている。麦ごはんとわかめのみそ汁、ひじきの煮物、きんぴらごぼう、納豆といった昔ながらの日本食には、水溶性食物繊維が実に豊富だ。
 和食は世界に冠たる健康食だが、腸内フローラという観点から見ても優れているようだ。この半世紀で、日本人の食生活は欧米化し、高脂肪、高カロリー、低食物繊維になりました。このことが日本人の腸内フローラを変化させた要因の一つになっていると考えられます。食事に関しては、原点回帰が一つのヒントになるかもしれません
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