2018年07月21日
火星大接近
【火星大接近】
２０１８年７月３１日、火星と地球が最接近します。約５７６０万Ｋｍまで近づき、２００３年以来１５年ぶりの大接近となります
火星の直径は地球の半分ほどで、地球から遠い位置にあるときには、望遠鏡を使っても観察できません
過去の大接近のときには『運河』が発見されましたが、火星は地球より太陽から遠いので太陽の熱を受けることが少なく二酸化炭素がドライアイスになるほどの低温です
【南の空の赤い星】
２０１８年は４月下旬～１１月下旬まで半年以上１等星よりも明るく輝きます。とくに、７月３１日の地球最接近のころには木星よりも明るくなります
７月は２０時ごろに昇ってきて午前１時ごろに南の空、明け方３時ごろに南西の空のやや低いところに見えます。７月下旬は宵のうちに見やすい高さになり、８月は夕方から宵に南東の空に見え、２２時ごろに南の空まで昇り、明け方３時ごろに沈みます。ほぼ一晩中見ることができます
夜更けに南の空を見ると、低い位置に４つの明るい星があり、いちばん東にある赤く輝いている星が火星、順に土星、さそり座のアンタレス、木星です
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