2017年09月28日
猫アレルギーの危険性
日本では、猫アレルギーは軽視されがちです。しかし欧米では、深刻な疾患と捉えられています
猫アレルギーによる重篤なアナフィラキシーショックによる死亡例も珍しいことではありません。アメリカ全土での猫アレルギーによる死亡例は、年間50例と推定されています
猫アレルギーに苦しむ人々にとっては非常に厄介です
米国では600万〜1000万人の人々に猫アレルギーがあります
症状は重症度により異なりますが、少数ではありますが大変危険な症例があります
呼吸器系に問題が生じたり、呼吸困難に陥れば危険であり死につながる可能性があります
もし猫アレルギーで呼吸困難を経験している疑いがある場合は、医師の支援ただちにを求める必要があります
猫は、飼育動物の中では、比較的アレルギーを起こしやすい種とされています
アメリカ全土の猫アレルギー患者の高位推計値は1000万人とされていますので、アメリカ全土では約31人に1人が猫アレルギー患者である可能性があります。かなりの高率であるといえます
日本とアメリカは食生活や人種も異なりますので一概に当てはめることはできませんが、猫アレルギー患者がアメリカと同率に存在するとすれば、約400万人の猫アレルギー患者が存在することになります。大変身近な疾患と言えるでしょう
アメリカ全土における猫アレルギーによる死亡数により人口比で日本の死亡数を推定すれば、年間20人のの方が亡くなっていても不思議ではありません
しかし日本では、驚く程猫アレルギーに対しての認識が低いです
また、猫アレルギーの重篤な症状も報道されることは稀です
飼育動物種の中では、猫はアレルギーを発症させやすいと言われています
猫は放し飼いする飼い主が多く、野良猫も多いです。猫の飼い主以外の人も、猫と接する機会が多いということです
猫を家に迎え入れる前に、自分や家族に猫アレルギーがないことをあらかじめ確認することが必須です
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