2019年05月20日
信頼
お久しぶりです。
元号も変わりましたね。
昭和から生きる私としては
きっと生きてるうちに
もう一回くらい元号かわりそうなので
なんだかもう西暦だけでよくない?
そんな非国民なこと言わんときー
ヤングマンだったころのサリちゃんに
語りかけてみる。。。
* * * * * * *
先日受講した心理学実験の授業での出来事と
最近よく考えていたことが少しリンクしたので
ちょっと書いてみます。
各グループ毎に違うカテゴリーが振り分けられ、
そのカテゴリーに属する数個の対象に対して
印象を計測するというものでした。
「ペット」というカテゴリーがありました。
私はそのグループではなかったので、結果とまとめの発表を
聞いただけですが
<信頼度>という因子に対しては「犬」「猫」「鳥」「亀」の中では
「犬」がダントツに高ポイントでした。
教室の中での結果ですのでサンプル数は少ないですが
皆様の印象ともそう違わないものではないでしょうか。
「信頼」ってなんでしょうか?
広辞苑や辞書などでは
"信じて頼ること" とあります。
文字通り。
犬の十戒にもあります、
3.私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
場面や提唱する立場により、意味合いがかわるかもしれませんが
「信頼」という言葉をきっかけにいろいろと考えてみました。
* * * * * * *
社会心理学の中で、山岸敏夫先生の「信頼の構造」という
内容を学習しました。
その中でデータによると、アメリカと日本では
他者に対しての信頼の程度が高いのは
「アメリカ」だそうです。
これは、ちょっと印象とは違う結果に思いませんか?
「信頼」も「安心」も似ているけれど
他者に対する意図が
「信頼」は、相手のこちら側に対しての感情的な評価に基づくもの
「安心」は、相手の自己利益に基づく評価に基づくもの
だと言っています。
飲食店で食事をする時、
タクシー、電車、飛行機に乗る時、
料理人や運転手、運営側に対して、私に不利益になることをしない
→信頼
上記のケースで、私に不利益になることをすると
相手側にもリスクがあるからそんなことはしない
→安心
そんな感じでしょうか。
信頼があって安心につながります。
日本の人間関係で想定される「信頼」は
もう少し「安心」と区別する必要があると書かれています。
相手を信頼できる根拠をもつために、人格や行動を
見極めなければいけない社会構造では
信頼度が高くなる
その必要がない環境であれば、信頼度は低くなる
これが「安心の日本、信頼のアメリカ」だそうです。
ここで、そんな言葉の概念を難しく考える必要は
ありませんが
「信頼」と「安心」をそのように定義づけて
私たち人と、家族として一緒に暮らす犬との関係を
考えてみるとどうでしょうか?
いうまでもなく、「信頼」も「安心」もないところには
悲惨な結果しかありません。
私たちが彼らを信頼することはもちろんですが
共に生活し、守る立場であることを考えると、
私たちが彼らに、信頼してもらえる行動をとり、
安心して日常を過ごしてもらうことが大事だなと思いました。
日米の文化差ではなく、社会的不確実性による、
社会構造による差であることは重要。
興味がある方は著書をどうぞ
私もまだ著書は読めていませんが
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印象を計測するというものでした。
「ペット」というカテゴリーがありました。
私はそのグループではなかったので、結果とまとめの発表を
聞いただけですが
<信頼度>という因子に対しては「犬」「猫」「鳥」「亀」の中では
「犬」がダントツに高ポイントでした。
教室の中での結果ですのでサンプル数は少ないですが
皆様の印象ともそう違わないものではないでしょうか。
「信頼」ってなんでしょうか?
広辞苑や辞書などでは
"信じて頼ること" とあります。
文字通り。
犬の十戒にもあります、
3.私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。
場面や提唱する立場により、意味合いがかわるかもしれませんが
「信頼」という言葉をきっかけにいろいろと考えてみました。
* * * * * * *
社会心理学の中で、山岸敏夫先生の「信頼の構造」という
内容を学習しました。
その中でデータによると、アメリカと日本では
他者に対しての信頼の程度が高いのは
「アメリカ」だそうです。
これは、ちょっと印象とは違う結果に思いませんか?
「信頼」も「安心」も似ているけれど
他者に対する意図が
「信頼」は、相手のこちら側に対しての感情的な評価に基づくもの
「安心」は、相手の自己利益に基づく評価に基づくもの
だと言っています。
飲食店で食事をする時、
タクシー、電車、飛行機に乗る時、
料理人や運転手、運営側に対して、私に不利益になることをしない
→信頼
上記のケースで、私に不利益になることをすると
相手側にもリスクがあるからそんなことはしない
→安心
そんな感じでしょうか。
信頼があって安心につながります。
日本の人間関係で想定される「信頼」は
もう少し「安心」と区別する必要があると書かれています。
相手を信頼できる根拠をもつために、人格や行動を
見極めなければいけない社会構造では
信頼度が高くなる
その必要がない環境であれば、信頼度は低くなる
これが「安心の日本、信頼のアメリカ」だそうです。
ここで、そんな言葉の概念を難しく考える必要は
ありませんが
「信頼」と「安心」をそのように定義づけて
私たち人と、家族として一緒に暮らす犬との関係を
考えてみるとどうでしょうか?
いうまでもなく、「信頼」も「安心」もないところには
悲惨な結果しかありません。
私たちが彼らを信頼することはもちろんですが
共に生活し、守る立場であることを考えると、
私たちが彼らに、信頼してもらえる行動をとり、
安心して日常を過ごしてもらうことが大事だなと思いました。
日米の文化差ではなく、社会的不確実性による、
社会構造による差であることは重要。
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