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2017年12月17日

安心して、たくさんの愛情を

今日はピーター君が、ママと一緒に
サリーのためのお花を届けに来てくれました

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ピンクのスヌードがとってもお似合い
今日も元気印のピーター君

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ありがとうね


*  *  *  *  *  *  *  *

今日読んでいた本の中に、
このような海外の事例が書いてありました。


70年代当時、子どもが死にそうになっている親に対して
病院では、「執着しすぎないように」という態度だったとのことです。
何もしてやれない、今絆を深めると、亡くなったときの
辛さが深くなるからという理由からだそうです。
その忠告に耳を貸さず、出来る限りの愛情を注ぎ続けた親もいたそうです。

愛を押し殺した親と、できる限りの愛情を注ぎ続けた親とでは
前者は心の傷が深く、頑固なもので立ち直りも遅く、
後者は立ち直りも早く、すぐに同じような立場の親の
力になってあげられたのだそうです。


家族の一員としての動物も、飼い主にとっては
いつまでも巣立つことのない子ども同然です。

子どもであっても、私たち人間より
はるかに速いスピードで生きているので
いつか、見送る時がやってきます。

一緒に過ごす1日の大切さに気づくのは、
老い、病気など、別れを意識するタイミングが
来てからになりがちかもしれません。
私もそうでした。

バズとのお別れで辛い思いをしたにもかかわらず

"まだ大丈夫 まだ先のことだから" と

後回しにしてしまっている時期がありました。


たくさん愛して迎えるお別れの時は、
辛さが増すのではなく、
立ち直りも早くてその後、
同じ立場の誰かの力になれるほどの
優しさと強さが備わるということ。

なんて素敵な愛の連鎖。


最近友人におしえてもらったある絵本も
このようなメッセージの死生学でした。
小学校の教科書に載っているそうです。
朗読の動画がいくつかありましたので
ご紹介です。




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あやのすけ
大阪生まれ。離婚を機に愛犬2匹と人生初の一人暮らしを始める。愛犬のバズを癌で亡くした数年後、愛犬のサリーへ余命宣告を受け、介護、看取りのために退職を決意する。この頃、自分と同じような思いをする人に対しての心的支援の必要性、自分自身がそのサポートを担いたいという思いが芽生え、ペットロスカウンセラーの資格を取得する。サリーをお見送りした後、認定心理士、グリーフサポートバディの資格を取得。グリーフを抱える人に寄り添い、サポートすることをライフワークとする。 【グリーフサポートバディ/認定心理士/アニマルペットロス療法士 /ペットロス・ハートケアカウンセラー2級】 2023.7.3更新
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