「己に欲せざるところは人に施すことなかれ」という諺があります。
あなたが良いと思っていることが、相手にとって良いこととは限らないし
あなたにとってはたいしたことではないと思っていることでも
相手にとっては、すごく重要だと感じられていることもあります。
相手のことを理解できないと心当たりがあれば
こうした相手との関係の中にある重要性を生み出している問題に
キャップがないだろうか、と自分にも問いかけてみてください。
自分自身を客観視するというのは
出来ているようで客観性を持たせるのはとても難しいことです。
どこまでいっても相手の全てを知ろうとしても、知ることが出来ないように
自分に対しても相手に対しても、完全な理解者にはなれないものです。
もちろん、自分が嫌だと思うことは、相手にとっても嫌なことだよね、という感覚は重要です。
自分の相手に対する思い込みがどこにあるのかを意識しながら
相手との距離を取っていくところに、距離感のさじ加減が生まれてきます。
自分と相手の心の間に適度な空白があって
お互いに未知となるものがあるからこそ
そこから人間関係を育てていこうという気持ちも生まれるものではないでしょうか。
その空白を無理に埋めようとせずに、その距離感を持たせることを
1つの遊びと見ることによって
心のゆとりを持たせる感覚を大切にしていきましょう!
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