1度決めたことは、自分の中でどんなことがあっても貫くという意味で
ぶれることのない気持ちを持つことが、人間関係の中で必ずしも正しいこととは限りません。
自分という存在は、相手の心のありかたによっても影響されるものだし
相手もあなたの心のあり方が変わることによって、同じように変化していくものです。
自分はこのようにあるべき、といった固定概念があることで
自分がぶれてはいけないと思いこむことで
そこで考え方にも柔軟性を持たせられなくなってしまいます。
ここまで本書の内容に触れてきたことで
人間関係のありかたでは、これが必ず正しい、という絶対的な指標はないし
変わり続ける関係の中で、日々のありかたを探していくことによって
自然と成長していくことが出来る関係性が
理想だと感じられているところもあると思います。
自分の思考の中に固定概念があることによって
相手の気持ちを見えなくさせてしまっている一面もあります。
と言いつつも、固定概念をいきなり外しましょう!と言われても
すぐに出来ることではないのは承知の上です。
相手を観るときの習慣として
まず、相手は自分とは違った存在であるという事実を認めることから始まります。
そこで主観的な視点だと感じているところを客観的に観ようとすることから
視点を外にずらしてみることで
他者視点を意識して取り入れていくことをオススメします。
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