願い続けることで、夢は叶う。
素敵なパートナーも手にすることが出来る。
そんなメッセージは正しいけれども
その言葉をどのレベルで解釈するのか、によって
受け止め方も変わってくるところがあります。
私たちは過去の経験をもとにして現在を見ているところがあります。
今までに出来ていなかったことを出来るようになりたい、と思ったときにも
出来ていない自分という過去と出来ているという未来があったとしたら
脳の中では過去の自分の記憶を正としてみることで、そのイメージを正当化しようとします。
つまり毎日の中で、私はこうなりたいと願い続けることでは
その望みを引き寄せることができないということになります。
無意識の使い方という意味では、こうしてお祈りすることは
現状を肯定するための暗示となってしまう可能性が高いものです。
お祈りの中で自分をこうしてください、というのは
まだ自分がその理想の状態を叶えられていない状態であることを認めていることになります。
ここでは現在進行形ですでにパートナーと素敵な暮らしをしていて
そこから何を一緒に共有しているのか、といった
その先の生活への渇望感が高まっていることで
その未来に近づいているという手触りを持ってイメージが持てるからこそ
未来からその記憶を臨場感として取り出すことが出来ます。
あなたが願っている理想の未来の臨場感は
ここではすでに叶えられている前提で
自分はその状態であることに相応しいと思っている必要があります。
最初は違和感を持つかもしれませんが、脳にとって臨場感は過去も未来でもなく
現在、どんな臨場感を感じているのか、によって無意識が向く方向性が決まることになります!
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