2021年09月21日
クランベリーびっくりな収穫方法&19世紀のクランベリーソースのレシピ
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クランベリージャム、ジュース、ケーキ等‥
お店でよく見かけますが
クランベリーについて、あまり知りません‥簡単に調べてみました。
もくじ
●クランベリーとは(特徴・食用方法)
●合理的でびっくり、水上での収穫
●(1851年)当時のクランベリーソースのレシピ
●クランベリーとは(特徴・食用方法)
●合理的でびっくり、水上での収穫
●(1851年)当時のクランベリーソースのレシピ
クランベリーとは
ツツジ科スノキ属ツルコケモモ亜属 (Oxycoccos) に属する常緑低木の総称で、北半球、寒帯の酸性の沼地に見らます。原産地は、ヨーロッパや北米。
10cmほどのトゲのある低木に、小さなダークピンクの花を咲かせます。
実は球状で1cm〜2cm程度。熟すと赤くなります。
果実は大変酸味が強いので、ほとんど菓子やジャム、クランベリージュースに加工されます。
アメリカやカナダの感謝祭に欠かせないクランベリーソースは、七面鳥の丸焼き等に添えられます。
合理的で大胆 水上の収穫
収穫の仕方
クランベリー畑に木が完全に沈むほどまで水をはります。
水中の木を機械を使って揺らします。すると果実が外れ水面にぷかぷかと実が浮かびます。
浮かんだ果実は畑の角に集められ、大型機械ですくい取って収穫します
その後、洗浄、選別され梱包または加工し保存されます。
なお、畑にはった水はクランベリーの木を冷害から守る効果もあるため、春まで水を抜かずにそのまま越冬させます。
画像のような、水を張った赤いクランベリー畑の風景写真を、カレンダーなどで見た方もいらっしゃると思います。
アメリカ、ニューイングランドマサチューセッツ州南東部に住むインディアン部族(先住民ワンパノアク族)は、クランベリーを古くから生食、伝統保存食であるぺミカンのほか、傷薬や染色として使用してきました。
初期の入植者達は、あまりの酸味の強さに食用とはみなしていませんでしたが、
17世紀以降、はちみつや砂糖が手に入るようになると、
いろいろな食材を使い調理をするようになりました。
19世紀にはクランベリーはだいぶ普及し、クランベリータルトやロースト肉やターキー、ゆで魚などに合うクランベリーソースも登場するようになりました。
ペミカン:
(英語: pemmican)カナダおよびアメリカに先住するインディアンたちの伝統的な食品、携帯保存食の一種
1851年当時のクランベリーソースのレシピ
用意するもの
●鍋
●水(ワイングラス 1杯分の水)
●クランベリー 1000cc
●ブラウンシュガー 450g
つくり方
@ 1クオート(1000cc)の完熟クランベリーを鍋に入れワイングラス1杯分の水を注ぎ、とろ火でよくかき混ぜながら煮込む。
A 実が崩れはじめたら頻繁によく混ぜる。
B マーマレード状になったら火からおろして、ブラウンシュガーをTポンド(450g)を入れる。
好みで濾す。
C 冷めてとろみが出たらガラス容器に入れてテーブルに出す。
エリザ・レスリー『Ⅾirections for Cookery』より引用
エリザ・レスリー:アメリカの女性作家
今から、150年以上も前のレシピですので、ご参考程度に。
一つ一つ、手作業で収穫しているとばかり思っていました。
水上での収穫は、大胆でちょっとびっくりしましたが、これを考えた人達すごいです。
(現在5〜10%は手摘みの収穫みたいです)
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