今大会の一つの見どころが、このような大規模なスポーツイベントがコロナ感染者を出さないでほんとにできるのか、ということもあり、当然厳重なコロナ対策が施されていますが、中でも驚いたのは、チーム内のスタッフ・選手に7日間に2人の感染者が出たらそのチームは除外される、というもの。なので各チームとも感染防止対策にはとても神経を使っているようです。観客にも当然マスクが義務付けられ、車での観戦スポットへの入場も大幅に制限。例年だと山の山頂付近にはたくさんのキャンピングカーと観客であふれていましたが、今年は山頂の観客はとっても少ないですね。(もっともフランスのバカンスシーズン終了後という事もあって基本的には観客数は少ないみたいですが)
そんな中、レースはすでに5ステージが終了。今のところ大きな問題は起こってないようです。私は、アマゾンプライムのJスポーツチャンネルで録画を鑑賞しています。Jスポーツは当然ライブ放送をやってますが、ライブ放送は夜中ですし、5時間位あります。その上ほぼ毎日ですから、仕事ある身としては見切れません。なので毎晩録画を残り30kmからゴールまで見るようにしてます。レースが動き始めるのは大体これくらいの距離になってからですから、これで十分楽しめます。(しかも2週間無料ですし)今晩は第5ステージを見る予定ですが、今から楽しみです。
しかし、今年のコースは山岳が多くて、クライマーの自分は楽しくてしょうがないです。数少ないスプリンターコースもど平坦ではなく、アップダウンの多い、これほんとに平坦なの?と首傾げてしまうコースばかりで、サガンのように山も登れるスプリンターでなければ勝てないといわれてます。今年もやっぱりグリーンジャージはサガンでしょうか。だったらまたS‐WORKSのフレーム人気が上がりますね。
デローザが久しぶりにツールに返ってきたのも嬉しいですね!使用フレームはメラクとSK。(ホイールがカンパでなくフルクラムなのが新鮮)チームはフランスの名門コフィディス。最近ツールでは見かけなかった両者がタッグを組んで、かつての栄光を(すみません。言い過ぎかな)取り戻せるか楽しみです。不思議なことに、私、デローザの新ロゴが嫌いだったのですが、ツールで実際に走ってるとこ見ると何かカッコ良く見えてしまいます。さすがはピニンファリーナのデザイン、といったところでしょうか。とにかく、頑張ってほしいですね。
優勝候補は言わずと知れたチームSKY、じゃなかったチームイネオス、そして最近メキメキ結果を出してきたユンボと言われてるようですが、イネオスはまさかのフルーム、トーマス不在!エースは昨年優勝のベルナルという事ですが、大丈夫なのでしょうか。第4戦終了段階ではあまり元気がないようですが、、、、。まあまだ始まったばかりですからこれからどうなるかわかりません。いつ彼らが動くのか、そこも楽しみです。
今年の各チームのバイクですが、ほとんどがディスクブレーキですね。やっぱりこのままリムブレーキは消えていくのでしょうか。まあ、UCIチームのバイクには重量規制があって、無制限にバイクを軽量化できなくなってますから、ディスクブレーキは重くなりますが、制動力が高いし、採用するでしょうね。同じ理由でフレームもみんなエアロ&ケーブル内臓化、ホイールは山でもカーボンディープリムですね。もっとも、最近のレースは登りではなく下りで決着がつくケースが多いので、このような仕様がベストなのでしょう。ほんと、最近は下りが速い選手が勝ちますね。そういう事から私個人的には今年の総合優勝者はチームユンボのログリッチが案外サラッとかっさらうんじゃないかと思ってます。
バイクの話に戻りますが、このように、ロードバイクのいわゆる上級グレードはエアロフレーム、ディスクブレーキ、カーボンディープリムホイール仕様が主流となるでしょうが、私のような山専門、登りの事しか考えてないライダーにとってはちょっと、、となってしまいます。各メーカには、UCIなんか関係なく、とにかく山専用の超軽量フレームの開発、販売も止めないでほしいですね。
ともかく、奇跡的に開催になった2020年大会、これから存分に楽し隊と思います!
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