ある意味、バイクが彼の身代わりになってくれたとも言えます。彼はまじめで優しい男で、交通ルールはきっちり守るし、マナーもとっても良く、譲り合いの精神でいつも事故には気をつけていました。
一緒に走っていていつも「ワシも見習わねば」と思っていました。そんな彼が事故にあってしまうとは。全くもって残念で悔しい、そして悲しい。何よりも不条理さに愕然としました。どんなに自分が気を付けていても、相手次第で彼のように交通事故にあってしまいます。歩道を歩いていて自動車に突っ込まれた児童たちの事件もまだ記憶に新しいです。
交通事故ははっきりいって「誰もがあう可能性がある」ものです。運です。
しかし、努力、工夫をすることでなるべくその運気を上げ、事故にあう可能性を少しでも下げることはできる、と私は信じています。そこで、今日は私が事故に合わないために行っている事を紹介したいと思います。
私は高校で原付に乗って以来、自動2輪、軽自動車、スポーツカー、4tトラック等いろいろな自動車に乗ってきました。今も当然ミニバンに乗っています。その経験からまず申し上げると
乗り物は小さくなるほど事故にあいやすい!
という事です。自動車を運転したことがある方はよくお分かりかと思いますが、自転車、原付、二輪車、軽自動車等小さい物体はまず、目立たないので見落とされがちで、小さいため遠くにいるような(距離があるような)錯覚に陥りがちです。自動車の死角にも入りやすい。なので、自転車等小さい乗り物はまず自分以外の自動車などに
自分の存在を認知してもらう!
ことが最重要です。
そのために、私がロードバイクに乗っている際に意識しているのは、
「なるべく目立つようにする」
という事です。具体的には
@ジャージ等服装はなるべく明るく派手にする
ようにしています。ヘルメット、シューズは、好きな事もありますが白です。これなら夜も目立ちます。ジャージなどはレーサーレプリカを良く来ます。まず、黒一色になることはありません。次に
A街中、山道を走る際は昼でもフロントライトを点ける。明るさは最大にします。
今、自動二輪、業務用車両は昼間のライト点灯が義務づけられているのかな?詳しく知らないのですが点けてますよよね。あれはいいと思います。車運転しててもわかりやすいです。なので自転車も点けたほうがいいと思います。
Bテールランプはいつも点滅させる。そして、、、最大の武器、
はったりの「ドライブレコーダー録画中」
これは、車に貼るステッカーをいらなくなった下敷き、ファイルブックの樹脂表紙等に貼ったものを切り取っったものです。これをつけてからホントに自動車は
やさしく抜いてくれます!幅寄せされなくなりましたおススメです。
まあ、ドライバーの中には「ハッタリだろう」と見抜く方もいるでしょうが、中には本物もいますから、普通の人は念のため丁寧に接してくれます。そうでない方は、申し訳ないですが脳か精神に問題がある方だと思いますので、すぐ「免許返納」すべきです。そんな人に運転する能力はありません。
ちなみに、このステッカーの掲示だけではだめです。テールランプの点滅が必要です。さもないと目立たないので相手に気づかれません。気づいてもらう事が重要なのです。
後、経験上、実際のライド中にありがちな危険なシチュエーションでこうすれば危険回避できるテクニックも紹介したいと思います。
@右折待ちの自動車がいる交差点に進入するさい等、相手側がこちらのスピードを見誤っているのか(なめているのか)、強引に右折してきて衝突しそうになった事が何度もあります。その予防のために、私は交差点侵入の際そのドライバーの目を見ます。そうすると人間とは不思議なもので、見られてると気づくおとなしくなり、右折してきません。(理由はよくわかりませんが、人間は不思議なことに、車に乗ると結構気が大きくなってしまうところがあるから、目を見られると「ハッと我に返って」正常な心理に戻るからではないかと思っております。)
A同じく右折待ちの車がいる交差点で、自分の前の車が左折した時、右折しようとしてる車はこちらが見えてないのか、結構強引に右折してきます。このような時、私は後方に自動車がいなければ道路の中央側に近づいて右折車に自分の存在に気づいてもらうようにしています。後方に車がいる場合は、右折車は後方の車に気づくので右折してきません。安心です。
B後ろから速い速度で追い抜かれた後すぐ強引に左折してきて前をふさがれ、衝突しそうになった事も結構あります。(例のステッカーを点けて無い時結構やられました。)これはもう、相手が左折ウインカーを点滅させてるのがわかったらブレーキしかないですね。こういうことする方も申し訳ないですが「免許返納」すべき人だと思います。
最後に交通事故にあわないために一言、
相手側を信用しない!最悪に事態を予想する!
これに尽きるのではないでしょうか。よく教習所で言われる「(相手が気づいてくれる、譲ってくれる、いい人)だろう運転」をしないで「(相手は気づいてない、譲らない、悪いやつ、危険な奴)かもしれない」運転をすることだと思います。
とにかく楽しい趣味のロードバイクで、最悪の辛く悲しい交通事故にあわないために気をつけましょう!
ランキングに参加しております。クリックして応援していただければ幸いです
にほんブログ村
ロードバイクランキング
以下は広告・PRです
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image