今日(6月20日)埼玉県は梅雨入りしてるに快晴、ほぼ無風の絶好のサイクリング日和でした。先週は天候不順で乗れませんでしたから、今日は朝早くからウキウキ気分でいつもの白石峠へ向かいました。今日は先述のように(詳しくはhttps://fanblogs.jp/hideyan4649/archive/99/0) タイヤ&ホイールをヴィットリアのルビノプロ23C、カンパニョーロZONDA15Cで登りました。その結果分析を5月24日のGP5000とボラワンAC35の時との比較をしながらしてみました。下のいつものデータ表をご覧ください。黄色が5月24日、赤が今日です。
今日は、昨日まで雨が降っていたため、少し路面がウェットでしたので、同じような状状況だった5月24日と比較しました。結果は見てのとおり、今日はタイムにして2分11秒も遅く、平均パワーも14Wも下回っております。心拍数はほぼ同じ位出てますので、今日手を抜いたわけでなく、今日も泣きながら必死に登っているのがおわかりでしょう。体重は今日のほうが軽いのにかかわらずこの結果。はい、予想通りボラワン大勝利!な結果ですね。とってもわかりやすいですね。ヒルクライムにおいてタイヤ&ホイールは軽いのが絶対有利!なことが見事に実証されました。(いかに私が良い機材で楽させてもらってたかがばれちゃいましたね)
また、白石峠までの家からの距離約50kmの走行もご覧ください。5月24日よりも平均パワーを4Wも今日は多く出しているにもかかわらず、到着まで4分以上も遅いのです。先日ZONDAのおいしいところは時速25km巡航と書きましたが、実際、信号につかまったりしてストップ&ゴーを繰り返せざる得ません。加速、漕ぎ出しの軽さ等はボラワンのほうが圧倒的に優れていますから、このような結果になります。体感的には、25kmから30kmまでの間での巡航中はホント楽に走れてましたが。
次に、パワーの出方を見てみましょう。下のグラフの上は5月24日、下が今日です。横軸は距離、左縦軸は高度、右縦軸はパワーです。
今日のほうが明らかに休むダンシング(パワーが0の部分)回数が多いです。特に3km前後ですでに疲れがかなり来ていて、事実上4.5km地点で力尽き、5km過ぎてからすでにボロボロ状態ですが、ゴールが近いということで必死にあがいてはいるのがよくわかります。やはり重い足回りは足を容赦なく削ります。
というわけで、仮に白石峠をZONDAやその姉妹品であるフルクラムのR3で走っている方で、なんか高そうなカーボンホイールで走っている方とのタイム差が2分位遅くても「ホイールがいいだけじゃん。俺負けてないし。エヘンプイ。」と胸を張ってもよさそうです(笑)
まあ、ロードバイクは機材スポーツですから、機材の良さで速くってもいいわけで(それがだめって言っちゃったらママチャリしか乗れなくなる)それもロードバイクの醍醐味でもありますから。ただ、機材の良さだけで速さを追求して「ほんとの自分の実力」を見失ってしまうと、いつまでたってもエンジンたる自身の能力は向上しませんよね。なので、私はボラワンは決戦用(何が決戦かは?)ホイールとし、普段は使用しないことにしたのです。
それにしても、このように機材の差ってもろにでるのですから、そりゃ勝つことが目的のプロレースでは最高の機材を使用するのは当たり前ですね。機材の差がある段階で負けが確定してしまいそうですもん。ホント、レースってフレームやらホイールやら各メーカーの技術競争のレースでもあるんですね。
最後に、ZONDAの結果としてはこうなるのは仕方ありませんが、コストパフォーマンス的には素晴らしいホイールだと思います。海外通販で私がこのホイールとタイヤを買った金額は全部で4万円くらいです。ボラワンの4〜5分の1の金額(タイヤ別)でこれほどの性能を発揮するのですから。ルビノプロも(現在生産されてない。後継モデルはルビノプロ IV G2.0になるのかな)長寿命、耐パンク性能が良いロングライドに向いたタイヤとして人気のあったタイヤですが、当時2本で3800円で買えました。なので、シビアな速さを求めす、楽しく楽に走りたい、という方にはこれで十分だと思います。実際よく売れてますもんね。
ではまた
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2020年06月21日
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