秋冬番茶　ポリサッカライドの効果で血糖値の上昇を抑えよう！: お茶でおいしく健康生活

2017年01月05日

秋冬番茶　ポリサッカライドの効果で血糖値の上昇を抑えよう！

秋冬番茶とは
一年で一番最後に摘み取られるお茶（4番茶ともいう）
新茶に比べるとうま味、甘み成分が少ないですが秋冬番茶には他のお茶に比べて血糖値を下げる「ポリサッカライド」が多く含まれているということがわかりました。

ポリサッカライドとは？
膵臓から分泌されるインスリンと同様の効果を持つ酵素。
体内の血糖値上昇を押さえるので高血糖の方には是非お勧めです。
注意点として「ポリサッカライド」は熱に弱く、熱湯で入れると成分が壊れてしまうので抽出するなら水出しがお勧めです。

番茶はカテキンが多くカフェインが少ない？
番茶は日光に当たる期間が長いため、テアニンからカテキンへの生成が多く、また逆にカフェインが少なくなるため、子供や年配の方でも安心して飲むことが出来ます。

番茶は何故カフェインが少ないの？
カフェインの含有量は日照時間に影響されます。
基本的に番茶は煎茶に比べると収穫時期や摘み取り時期が遅くなるためその分、カフェインの含有量が減るとされます。（カフェインは新茶になるほど、また玉露やかぶせ茶のように日光が当たらないという環境にあるほど含有量が多くなります。）
カフェインは基本的に熱に強いのですが高温での加熱により気化するという性質があります。（例えば太陽熱など）
特に茶葉は薄く日光に当たる面積が広いため日照時間が長くなればなるほどその分茶葉に含まれているカフェインは気化して失われてしまいます。