2017年04月22日
ポリフェノールの分子構造って実はフェノールとすっごく似てる?
分子内に複数のフェノール基(ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)を持つ植物成分の総称。
つまり、ベンゼン環に水酸基が1個くっつくと「フェノール」という毒性の高い物質になるのですがこの水酸基が2個以上くっついたりフェノール基が複数くっついた状態が「ポリフェノール」のようです。
…ということはどういうこと?
ポリフェノールってもしかすると毒性の高い物質ということなの?
つまり毒を持って毒を制する
毒を摂取して毒を無毒化してしまおうというのがポリフェノール摂取による健康の考え方なのかな?
否、ポリフェノールにはフェノール基がいくつもくっついて水酸基がいくつもくっついて同じようにみえるけれどもそもそも物質ってその分子構造が少し違うだけでまったく別の効果を発揮してしまうのでポリフェノールがフェノールと同じような毒性があるとも言えないですね。
まあ、ある程度「毒を持って毒を制する」という考えは合致してるかもですね。
以下、代表的なポリフェノール(ウィキペディアより抜粋)
フラボノイド
カテキン - ワイン、茶、リンゴ、ブルーベリーに多く含まれる。殺菌作用を始め、血中コレステロールを低下させたり、高血圧を予防したりといった効果がある。
アントシアニン - ブドウの実皮やムラサキイモ、ブルーベリー、などの赤紫色をした植物体に多く含まれている色素成分。肝機能の向上を助け、疲れ目の解消などにも効果的といわれる。
タンニン - 茶、赤ワイン、柿、バナナなどに含まれる渋味成分。カテキン同様、殺菌効果がある。
ルチン - ビタミンPの一種で、ソバに含まれる。
イソフラボン - 大豆や大豆加工商品(豆腐、納豆など)、葛、葛粉などに含まれる。エストロゲンと同様の働きをするため、アンチエイジングなどの視点から着目されている。
フェノール酸
クロロゲン酸 - コーヒーに多く含まれる。消化器、代謝性疾患を改善する作用がある。
エラグ酸 - イチゴなどに含まれるポリフェノール。美白効果があり、化粧品に多用されている。
リグナン - ゴマに多く含まれる。セサミンもこの一種。
クルクミン - ウコンに多く含まれる。
クマリン - サクラの葉、シナモン、パセリ、モモ、柑橘類に多く含まれる。甘い香りのもと。軽油識別剤として、灯油およびA重油に添加される。
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