2016年12月30日
緑茶に含まれているテアニンについて更なる調査をしてみた。
テアニンとは抹茶や玉露茶など高級茶に多く含まれている成分であり、使用している茶葉は煎茶と同じなのですが実はその栽培方法が違うのです。
(煎茶は普通に日光を当てて栽培しているのに対して抹茶や玉露茶は日光をふさぐ形で栽培してます)
今回はそのテアニンについて効能を調べてみました。
テアニンの効能その1 睡眠の質、リラックス効果
テアニンを摂取すると脳内ではリラックス状態に出る脳波であるα波が発生し質の高い睡眠効果を得ることが出来ます。
また、体内もリラックス状態となり筋肉の弛緩・血管の拡張が起こり血液の血流が改善されます。
(冷え性改善効果)
さらにテアニンにはセロトニンの濃度を高める効果が期待できます。
セロトニンとは
セロトニンはそのほとんどが消化管に存在し、血液に8%、脳内に2%程度分布しています。
セロトニンの主な効果としては「精神的安定と睡眠の質の向上」があります。
セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニン生成には欠かせない物質であるためこれが不足すると睡眠不足に陥りやすくなります。
テアニンの効果その2 γδT細胞(ガンマ・デルタ・ティー細胞)の強化
テアニンには間接的に免疫細胞を活性化する効果があります。
テアニンはγδT細胞という免疫細胞を構成するエチルアミンの前駆体となっており、このテアニンが体内に十分あれば免疫細胞が活性化し免疫力を高めることが出来ます。
以下、人体の主な免疫細胞達
NK細胞(ナチュラルキラー)
がん細胞のうちMHCクラスTと呼ばれる目印が出ているがんに反応し攻撃。(がん細胞の60%にはこの目印がある)
CLT(キラーT細胞)とは違い抗原提示なし(攻撃指令なし)くてもがん細胞を攻撃することが出来ます。
αβT細胞(アルファ・ベータ・ティー細胞)
殺傷能力は高いがマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞から外敵の情報を入手する必要があるためNK細胞に比べると効果の発揮が見込めない場合があります。(人間が持つほとんどのT細胞はこれ)
γδT細胞(ガンマ・デルタ・ティー細胞)
αβT細胞とは違い抗原提示細胞から外敵の情報を入手する必要は無くまた、MHCクラスTが出ていなくても、がん細胞を見分けて攻撃することが可能。さらにがん細胞に多くみられるIPP(イソペンテニルピロリン酸)という物質にも反応しこれを攻撃。
テアニンの効率的な抽出方法
一般的にお茶に含まれているカテキンやカフェインは高温(80℃以上)で抽出効果が高まります。
(逆に低温だと抽出しにくい)
その点テアニンは高温でも低温でも抽出が可能。
お茶の味を決める要素は3つあり、渋みの素になるカテキン、苦みの素になるカフェイン、そして旨みの素になるテアニンですがこのお茶の旨みであり、様々な効果を持つテアニンをテアニンのみを抽出したいならずばり50℃以下で抽出する低温抽出が有効です。
低温で抽出することにより、カテキンやカフェインを最低限に抑えてテアニンのみを抽出することが可能です。
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