2016年12月31日
今回はカテキンの中でもエビガロカテキンに大注目!!
今回はお茶に含まれているカテキンについて考察
カテキンとは簡単に言うとポリフェノールの中のフラボノイド、その中でもフラバノールという分類になります。
このフラバノールですが緑茶中には主にエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類が含まれています。この4種類のカテキンの占める割合ですが多いものからエピガロカテキンガレート(約60%)、エビガロカテキン(約20%)、エビカテキンガレート(約15%)エビカテキン(約5%)となってます。
さて、カテキンにも色々と種類がありますがこの中でも特にすごいのが
エビガロカテキンです
カレート系カテキンには脂肪の吸収を抑えてメタボを予防するとかというすごい効果がありますがそれ以上にすごいのがエビガロカテキンです。
そしてそのエビガロカテキンの効果がこれ↓
白血球の一つ マクロファージの強化デス
マクロファージを強化することにより、体の免疫力は確実に高まります
人間の体の中には色々な免疫細胞が働いているのですがその第一線で頑張ってくれてるのが恐らくこのマクロファージです。
こいつが頑張ることによって人間の体はインフルエンザにだってガンにだって負けない強い体になる…と信じてます。
以下、マクロファージを含む白血球について簡単に纏めてみました。
白血球の種類とその働き
白血球とはからだの中に入ってきたウィルスや細菌などから体を守る免疫細胞のことであり、主な種類としては樹状細胞やマクロファージ、T細胞やB細胞、NK細胞などが上げられます。
樹状細胞(じゅじょうさいぼう)
生息場所としては外気に触れる場所(鼻腔、肺、胃、腸管、皮膚など)に存在しています。
樹状細胞は、外から入ってきたウイルスや細菌、異物などを自分の中に取り込み、その異物の特徴を他の免疫細胞に伝える働きをします。(抗原提示)
異物を取り込んだ樹状細胞は、リンパ節などのリンパ器官へ移動し、T細胞やB細胞などにその情報を伝えて免疫細胞を活性化し、異物を攻撃させる司令塔のような役割をになっています。
マクロファージ
アメーバの形状をしており、からだの中に入ってきたウイルスや細菌、異物を発見すると、自分の中にそれを取り込んで貪食(どんしょく)します。(消化処理)。
またマクロファージには、樹状細胞と同様に貪食した異物の特徴を他の免疫細胞に伝えたり、他の免疫細胞と共同で、TNF-α、インターロイキン、インターフェロンなど免疫細胞を活性化させるサイトカインという物質を産生したりもします。
T細胞
キラーT細胞(殺し屋)
樹状細胞から抗原情報を受け取り、ウィルスやがん細胞を排除する役割を持ちます。
ヘルパーT細胞(司令塔)
キラーT細胞やマクロファージに作用してそれを活性化、B細胞や抗原提示細胞と協力して抗体を作ります。
制御性T細胞(ストッパー)
キラーT細胞などが、正常細胞にも攻撃をしないようにストッパーとしての役割の他、免疫反応を終了に導いたりもします。
B細胞
抗体(免疫グロブリン)を放出する働きを持っており、この抗体には特定の分子にとりつく機能が備わってます。
この働きにより病原体を失活させたり、病原体を直接攻撃する目印となる働きがあります。
B細胞が作った抗体は免疫として間接的に攻撃の役割を担っています。
また、B細胞にはメモリー機能があり、一度作った抗体なら次回迅速に作ることが可能となってます。
NK(ナチュラルキラー)細胞
体の中を常に巡回しており、腫瘍細胞やウイルス感染細胞に強い攻撃力を発揮します。この働きには抗原提示を必要とせず単独で働くことができます。
緑茶におけるエビガロカテキンの効果的な抽出方法
エビガロカテキンは高温だろうが低温だろうが抽出は可能なのですが高温で抽出すると、カテキンも同時に溶出してしまい、エビガロカテキンの効果を打ち消してしまいます。
(緑茶に含まれいてるカテキンやカフェインは80℃以上の高温で溶出が始まります。)
なのでエビガロカテキンのみを溶出したいなら高温ではなく低温で抽出したほうがよいです。
また、低温で抽出することによりカフェインの溶出が抑えられ、結果的に胃にやさしいく寝る前に飲んでも体にやさしい問題ないパーフェクトなドリンクとなります。
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