2016年12月07日
「YAMAHA LL-TA」、ギター本体だけでリバーブなどのエフェクトが掛けられるトランスアコースティック・ギターが発売されている件。
YAMAHA(ヤマハ) LL-TA VT
【トランスアコースティックギター:ヴィンテージ・ティント(VT) 】
2016年1月21日〜24日に米・ カリフォルニア州 アナハイムで開催された
世界最大級の楽器ショー「NAMM Show 2016」(NAMM 2016)に出品され、私も注目
していた、ギターの生音にアンプを使わずにリバーブやコーラスのエフェクトを
直接かけられるというYAMAHA(ヤマハ)のアコースティック・ギター、
トランスアコースティック・ギター「YAMAHA LL-TA」が2016年11月11日(金)に発売
されました。
初めはどういう仕組みなのかわかりませんでしたが、ギターの内部に「加振器」
(アクチュエーター)なるものを搭載しており、電気信号を振動に変換して
アコースティック楽器と同じ発音方式で響かせるというヤマハ独自の技術で、
これが「TransAcoustic」なんだそうです。
ヤマハは2015年3月には『トランスアコースティック・ピアノ』の発売を開始していて
これはその技術を応用したギターのようです。
YAMAHA 《ヤマハ》 LL-TA VT [トランスアコースティックギター]
価格:137,700円
(2016/12/7 11:23時点)
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品名:ヤマハ 『トランスアコースティック(TM)ギター』
品番:LL-TA VT
価格:150,000円(税抜き)
発売日:11月11日(金)
◎初年度販売予定数:500台
[トランスアコースティックギター]
YAMAHA 《ヤマハ》
LL-TA VT [トランスアコースティックギター]
商品番号 483409HM
価格 127,500円 (税込 137,700 円) 送料無料
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【スペック】
胴型 : オリジナルジャンボボディタイプ
弦長 : 650mm
胴長 : 513mm
全長 : 1,046mm
胴幅(最大幅) : 415mm
胴厚 : 100-125mm
指板幅(上駒部/胴接合部) : 44mm
表板 : イングルマンスプルース単板(A.R.E.)
裏板 : ローズウッド単板
側板 : ローズウッド単板
棹 : マホガニー+ローズウッド5プライ
指板 : エボニー
下駒 : エボニー
下駒枕 : ユリア樹脂
上駒 : ユリア樹脂
塗装 : グロス仕上げ
ネック : マット仕上げ
ピックアップシステム : SYSTEM70 トランスアコースティック
コントローラー : リバーブ/コーラス/トランスアコースティックスイッチ/ラインアウトボリューム
接続端子 : LINE OUT
弦 : Elixir NANOWEB Light
付属品 : ライトケース、単3アルカリ乾電池
<製品の概要>
『トランスアコースティック(TM)ギター』は、2015年3月に発売開始した
『トランスアコースティック(TM)ピアノ』に搭載している、電気信号を振動に変換して
アコースティック楽器と同じ発音方式で響かせるヤマハ独自の技術
「TransAcoustic (TM)」を応用した新しいギターです。
その最大の特長は、アンプやスピーカーを用いずに、ギター本体だけでエフェクトを
かけた演奏ができることです。弦などの振動を電気信号に変換してエフェクト処理し、
ギター内部に搭載した「加振器」に伝え、ギターのボディを振動させることによって
エフェクト音が生まれます。実音とエフェクト音が一体となってギター全体で響くことで、
自然で心地よい響きを得られます。これにより、ヤマハのエレクトロニクス分野と
アコースティック分野のノウハウを掛け合わせた、新しい演奏体験を実現しました。
ギター本体のベースには、高級アコースティックギター「Lシリーズ」の人気モデル
「LL16ARE」を使用。豊かな鳴りを生み出すオールソリッドボディのモデルで、
「A.R.E.」と呼ばれる、長年弾きこんだギターの木質の状態に近づける当社独自の
技術を表板に施しています。
また、ボディへの加工による影響が最小限になるようスイッチなどの電装システムに
シンプルな形状を採用しました。ギターが持つ本来の美しい鳴りを最大限に活かす
工夫をしています。
※「TransAcoustic」とは“trans-”(英語の接頭辞で“〜の向こう側に”)と
アコースティック楽器の“Acoustic”を合わせた造語で、これまでの枠を超える新しい
楽器のあり方を表しています。
<主な特長>
1.アコースティックギターの生音に、直接エフェクトをかけることが可能
デジタル技術を使った機能を持ちながら、発音はアコースティックの方式で行う
ヤマハ独自の技術「TransAcoustic(TM)」を搭載。弦などの振動を電気信号に
変換してエフェクト処理し、ボディの内部に設置した「加振器」に伝え、加振器が
ギター全体を振動させる構造を開発しました。これにより、アンプやスピーカーを
接続せずに、ギター本体の振動でエフェクト音を発することが可能になりました。
2.ギターの表現力を広げ、自然な生音が鳴る2種類のエフェクト
エフェクト音は、アコースティックギターの発音方式と同様にギター全体の振動に
よってボディから空気振動を伴って鳴るので、ギターの生音とエフェクト音が一体と
なり、豊かで自然な響きを楽しむことが出来ます。エフェクトは、重層的な音を発す
る「コーラス」と、残響音がかかる「リバーブ」の2種類を搭載しています。
3.豊かな音が響く「オールソリッドボディ」と、「A.R.E.」※1を施した木材を採用
ヤマハ高級アコースティックギター「Lシリーズ」の人気モデル「LL16ARE」をベースに
使用しており、ボディの全ての面に響きのよい単板を用いた「オールソリッドボディ」で、
本格的な音をお楽しみいただけます。さらにギターの表板には、ヤマハ独自の
木材改質技術「A.R.E.」を施した素材を採用。新品でも、長年弾きこんだギターの
ような熟成された温かみのある音が響きます。
4.音への影響に配慮したシンプルな電装システム
操作スイッチや電池ボックスといった電装システムにシンプルな形状を採用しました。
音に影響を与えるボディへの加工を最小限にとどめることで、ギターが持つ本来の
鳴りを十分に引き出します。
5.エレクトリックアコースティックギターとしても演奏が可能
アコースティックギターとしての使用だけでなく、アンプとつなぐことでエレクトリック
アコースティックギターとしても演奏ができる仕様となっています。
Yamaha TransAcoustic Guitar
Yamaha TransAcoustic Guitar – Overview with Joshua Ray Gooch
詳細はメーカーホームページへ。
トランスアコースティック(TM)ギター
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/guitars-basses/ta-guitars/
2016年春のヤマハ新製品発表会でこのトランスアコースティック・ギターを
見た時から、ずっと気なっていたんですが、LL16がベースとなっていてボディは
オール単板だし、価格としても良さそうなギターですね。海外では既に「LS-TA」
というボディが小振りなモデルも発売されているようなので、今後、国内でも
バリエーションが増えるのではないでしょうか?
小さな会場や家で弾くなどに向いているとのことですが、これなら家で弾くのも
違った感覚でギターを弾けて楽しそうな気がします。
ヤマハ LL-TA(トランスアコースティックギター)の紹介
(2016年春ヤマハ新製品発表会)
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