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2013年11月15日

うじきつよし（子供ばんど）のギターシンセ、ローランドGR-300の音を聴いてみよう。

ギターシンセサイザーというものがあると知った

のは1984年のことだった。

1977年、世界初のギター・シンセサイザーを発売

したのはRoland（ローランド）。GR-500という

機種で、ギターコントローラーGS-500と共に発売

されました。

その後継機種であるGR-300とギターコントローラー

は1980年に発売され、私が知ったのはこの機種でした。

GR-300は世界初のポリフォニック（和音が弾ける）・

ギターシンセサイザーで、ギターコントローラーは

富士弦楽器製造（株）（現在のフジゲン）が生産。

そのため、G-303（セットネック仕様）はグレコの

GOシリーズと同様のボディを採用していました。

他にG-202（2ハムバッカーPU）、G-505

（3シングルコイルPU）。使用していたミュージシャン

は、パット・メセニー、ジェフ･バクスター、ニール・

ショーン（ジャーニー）など。

というか、このころのギターシンセってローランドと

富士弦が合弁会社「富士ローランド」を長野県松本市

に設立し、製造元は富士ローランドとなっていた

ようです。

さて、私が高校時代、良く聴いていた子供ばんど。

JICK（ジック）こと、うじきつよしさんもこの

ギターシンセGR-300を所有していた。

ギターコントローラーはG-202だったかG-505だった

かは覚えていないが、たしか赤いボディに「BOY」

と書かれたステッカーが貼られていたのを覚えている。

1984年のアルバム『ROCK&ROLL WILL NEVER DIE!!』

に収録された「HELLO」という曲で、このギターシンセ、

Roland（ローランド）GR-300の音を聴くことができる。

この音源、私も所有しているのですが、1984年の

レコーディング直後のFMで放送された『Lo-Dライブ

コンサート』でのスタジオライブからKODOMO BAND

の「HELLO」です。

HELLO～JUKE BOX ROCK'N'ROLLER / KODOMO BAND
http://youtu.be/PPq0fNP7XEo

ほぼ、レコード（CD）と同じアレンジ。リフを弾いて

いるのが、うじきつよしさんのギターで、サビ、ギター

ソロのあたりは特にギターシンセらしい音がしていますね。

キーボードレスの子供ばんど。変化をつけた、ちょっと

違ったサウンドが聴けて面白いと、当時感じました。

Roland（ローランド）のギターシンセサイザー、

更に進化して、現行モデルはGR-55。

他にもVギターやGR、 VG、Ｖベース VB、

GKピックアップなど、ギタリスト、ベーシストが

新たな表現力を生み出せるものとなっている

ようです。

Vギター :: ローランド

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