2023年07月10日
甲斐よしひろの「甲斐バンド BEATNIK 2023 in 日比谷野外大音楽堂」での使用ギターを調べてみました。
2023年7月1日（土）に行われた「甲斐バンド BEATNIK
2023 in 日比谷野外大音楽堂」。甲斐よしひろさんが
使用したギターが気になったので調べてみました。
このライヴの中で、甲斐よしひろさんがギターを
弾いたのは「氷のくちびる」、「ポップコーンを
ほおばって」の2曲。
エピフォン（epiphone）の黒いセミアコースティック・
ギターでした。ピックガードに「e」のマークが確認
できたのが理由です。
さて、エピフォンのセミアコのギターで思いついた
のは、やっぱりカジノ（CASINO）。
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カラーもエボニーということで、こんな感じでは
ありますが、ピックガードがもっと大きく、
ヘッドも違う感じでした。
ここで、テールピースが「ストップテールピース」
でないことにも気がつきました。
テールピースは「フリケンセイターテールピース」
と呼ばれる、低音3弦と高音3弦が段違いに分かれた
形状のものです。
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ということで、次に思いついたのは、シェラトン
（Sheraton）というモデル。
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ピックガードは同じような感じではありますが、
シェラトンはヘッドに派手な装飾があり、やはり
これも違いました。
ここでピックガードが大きく、ヘッドの装飾が
派手ではない、「フリケンセイターテールピース」
を装備したギターを探してみると、「リヴィエラ
（Riviera）」というギターがそうであることが
分かりました。
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ということで、甲斐よしひろさん使用していた
ギターはエボニーカラーの「Epiphone Liviera
（エピフォン リヴィエラ）」でした。
年代までは分かりませんでしたが、メーカー、
モデル名までは分かりました。
では、「リヴィエラ」はどんなギターなのか
を調べてみました。
1962年にエピフォンのオリジナルモデルとして
発売されたリビエラ（Riviera）はギブソン（Gibson）
の工場製であり、: Gibson ES-335の同型モデル
ですが、センターブロックありのセミアコモデルで、
ピックアップはミニハムバッカーを2基搭載。上にも
書いた「フリケンセイターテールピース」も特徴の
一つです。
ところで、甲斐よしひろさんは左利きです。ギターも
通常とは逆でネックが右手側にある訳ですが、
甲斐さんの場合、左利き用のギターを使用して
いる訳でなく、右利き用の通常のギターを
そのまま逆にして弾いているのです。
つまりは右利き用だと上が6弦で下が1弦のところ
そのまま逆にしているので、上が1弦で下が6弦と
なり、そうして弾くと押さえ方もそのまま右手で
押さえるというちょっと複雑なフォームになり、
また音もアップとダウンが逆になるので甲斐さんの
ギターの弾き方や出音は特徴的です。
甲斐バンド テレフォン・ノイローゼ
今回のライヴで使用されていたエピフォンの
リビエラも、当然サウスポーで演奏されていた
訳ですが、通常と違った角度でギターを見る
せいなのか、甲斐よしひろさんのギターは
やたらとカッコよく見えました。
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