2018年10月04日
台風24号による浜松市の大規模停電で、我が家も停電に。停電時にやったことをいろいろと書き出してみた。
2018年9月30日(日)に列島を縦断した台風24号。当日23時には、私の住む
静岡県浜松市は停電に陥ってしまい、以降、ブログの更新も出来なくなって
いました。
電力が復旧したのは、私の住む地域は2018年10月3日(水)午前6時過ぎ。
中部電力によると、すべての復旧は4日までかかるのだとか。
こうした経験もあまりすることが無く、浜松市内や自分たち、周りの人たち
がどういう状況だったのかを書き残しておきたいと思います。
まず、停電になった当日は、停電になるということも想定して夕食、風呂も
早めに済ませ、懐中電灯、LEDランタンなどをかき集めて置いていたので
特に慌てることも無く、その日はすぐに復旧するだろうと思いつつ、就寝。
翌朝、出かけると被害の酷さに驚く。近所では、カーポートの支柱が折れて
車の上にのしかかっているのを目撃、さらに古い家屋が1軒倒壊していた。
道路では、信号が点いていないところが多く、危険。(後に知ったが、
信号が滅灯している交差点の事故など70件以上起こったらしい。私も10/2
の夜に事故直後の現場に遭遇しました。)
また、コンビニも閉まっているところが多かった。停電中でもオープンして
いる店舗もあったが、おにぎりやパンは既に無くなっていて、
「入荷はあると思うが時間は分からない。」と店員。
午前10時頃、たまたま車で通りがかった100均で「USB充電シガープラグ」、
「ライトニング端子充電ケーブル」「単三乾電池」を買う。
これは停電時には必需品。オープンしてすぐだったが、これらも私が店に
いる間にすぐに無くなった。停電時、スマホは車のバッテリーからの充電
しかない。(後にバッテリーの充電スポットがあちこちに開設されますが。)
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夕方、スーパーに立ち寄ってみたが、買い占められていてものがない。
雰囲気にのまれ、とりあえずカップ麺やらレトルトカレーを買ったが、
ガス、水道は大丈夫なので、ごはんも焚けるし、食料品は入荷もあるので
あまり心配ないことに気付く。
問題は、風呂と洗濯。風呂はガス給湯だが、コントロールパネルは電気
なので、お湯は出ない。仕方なくある程度の量をガスコンロを使って
やかんでお湯を何度も沸かして浴槽に貯めました。浸かることはせず、
洗って流すのに使うだけ、これで2日間はしのぎました。この日、市内の
スーパー銭湯などは3時間待ちであったとSNSで知りました。
この日の夕飯は嫁がどこかで注文して買ったというお弁当。
浜松市の停電は27万戸、市内の8割であるとこの日知る。また復旧には時間を
要することも。
冷蔵庫の中のことを家内は心配していましたが、冷蔵庫を開けなければ
丸一日くらいは冷凍庫も大丈夫のようでした。結果それ以上の停電が続いた
ので廃棄する食品も出てしまいました。
さて、停電中の夜は、懐中電灯の上にペットボトルを載せるとランタンの
ように明るくなるというを以前テレビでやっていたのを思い出し、
やってみました。
スーパーの袋を被せるというのも効果あるみたいです。
乾電池で使えるラジオもこの日に購入。電池の要らない手回しラジオを
探したが、どこも売り切れ。
もっと明るいランタンも探しましたが、ランタンも売り切れていました。
ちなみにLEDランタンで1000ルーメンの明るさのものがあるみたいです。
我が家は風呂場の電球を800ルーメンに替えたばかりで、たぶんそれ以上の
明るさが得られると考えたのでした。
振り返ってみるとやはり長期に渡って暗い部屋で過ごすというのはストレス
も溜ります。ランタンも少しでも明るいものを備えていた方が良いかと
考えます。
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停電の夜から数えて3日目の夜は土鍋でご飯を炊き、コインランドリーへ
洗濯に出かけました。
土鍋でご飯を炊くのは水かげんが難しいらしいのですが、覚えておいたら
いいのが、「水の量はお米の重さ×1.2倍」。3合焚きましたが、
540g(180g×3)の1.2倍で、648g。だいたい650mlの水で強火で15分。
で、15分蒸らす。上手く焚けました。
そして、コインランドリー。この日は停電が14万戸と解消されている地域も
増えていたので、あえて解消されている地域のコインランドリーへ。
昼間は結構多かったらしいのですが、夜は空いていました。
さて、周りの人の話を聞くと、マンションにお住まいの方は、ポンプが
水を吸い上げないのか、水道も使えないという方が多かったです。
エレベーターももちろん使えないので、階段で水の入ったポリタンクを
担いで上がったという話を聞きました。また、なぜかガスも使えなくなった
という方もいて、電気、水道と合わせてまったく使えないという話も。
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それから、中部電力の復旧が進んでいないだとか、文句を言っている方も
SNSでたまに見かけましたが、夜中に復旧した地域もあれば、私のところ
みたいに朝方に復旧したりと、きっと夜を徹して作業されているのではと
思います。中部電力さんにも感謝です。残った地域は10月3日の夜時点で
3万4千戸だとか、そちらの復旧も早急にお願いしたいです。
最後に、とにかく今回、台風をなめてたらいけないなと痛感しました。
今回は電気だけでしたが、ライフラインがまったく使えなければもっと
街中パニックだったと思います。それから、気付いてから買いに行っても
出来ないことが多い。後手後手になると何も手に入りません。
やはり、災害などには備えておくことって大事ですよね。
台風25号も接近してきますし、我が家ももう一度、備えを見直したいと
思っています。
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この記事へのコメント
55時間でしたが停電もなかなか大変でした。名古屋の方は大丈夫でしたでしょうか。
ペットボトルは何かでやっていたのを覚えていたのでやってみましたが明るくてよかったですよ。
凹凸がたくさんある方が乱反射して明るいそうです。色んな知恵があるものですね。
浜松市では懐中電灯、ブルーシートが売れているそうで、次に備えておこうとする人が多いそうです。備えは大事ですね。今回ばかりは身をもって感じました。
皆さんにお疲れが出ていないといいなぁと思います。
ペットボトルでこんなにも明るくなるとはびっくりしました!
そしてマンション住まいなので、水道の話は衝撃でした…
2Lのお水を常備しておいて、からっぽになれば停電時に。即、実践しようと思います。
ありがとうございます。