2016年10月18日
ボブ・ディラン『ノー・ディレクション・ホーム』10周年エディションが11/18発売に。ノーベル文学賞を受賞のこの時期に見ておきたい。
ボブ・ディラン
2016年5月、75歳の誕生日に通算37作目となる
スタジオアルバム『フォールン・エンジェルズ』を
リリースした、米・シンガーソングライター、
ボブ・ディラン
(Bob Dylan)。そのボブ・ディランが2016年10月
13日(木)にノーベル文学賞を受賞。
ミュージシャンとしては初となる快挙で、
スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は
その理由を「アメリカ伝統音楽にのせて 新しい詩の
表現を創造した」と発表しました。ノーベル文学賞の
授賞式は12月10日、ストックホルムで行われるよう
ですが、ボブ・ディランは、未だ公式コメントの発表
もなく、連絡もついていない様子。
でも、ライブではセット・リストを少し変えて、
「Like a Rolling Stone」ステージの最後に歌った
のだとか。これで、もし受賞を辞退したとしても、
それはそれでカッコいい。
価格:6,500円 |
さて、そんなボブ・ディランの2005年に公開された
自伝的長編ドキュメンタリー『ボブ・ディラン ノー・
ディレクション・ホーム(Bob Dylan No Direction
Home)』の10周年を記念した『ボブ・ディラン
ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年
エディション)』として2016年11月18日(金)に
再発売されます。
今作はマーティン・スコセッシが監督を務め、
2005年度グラミー賞最優秀長編ミュージックビデオ賞
受賞した作品。
ボブ・ディランがニューヨークに辿り着いた1961年
から名声を得ていくさまを描いた作品で、1966年に
バイク事故後、長期間にわたって表舞台から姿を消す
までが描かれている。生まれ故郷のミネソタ州
ヒビングから始まり、フォーク・ミュージックの
メッカであったニューヨークのグリニッジ・ビレッジ
にて成功を手にしていく様、批判の声も多かった
エレクトリックへの移行、そして世界的名声を手にし、
様々なカルチャーへ影響を及ぼしたディランの姿が
見られるほか、多くの貴重な映像も収録。
ディランのフィルム、テープ、カメラのコレクション、
当時のライヴ映像、ドキュメンタリー映画『ドント・
ルック・バック』の未発表アウトテイク、アレン・
ギンズバーグ、ピート・シーガー、ジョーン・バエズ
他多くのアーティスト達のインタビュー、そして、
人生の岐路について語るボブ・ディランの映像なども
観ることが出来る。
これは、以前にNHK-BSでも放送されたことがあり、
私は本編の方は録画して何度か見ていますが、今作は
本編と2006年リリースDVD収録のボーナス映像に
加えて、さらに貴重な未発表映像も収録されている
とのこと。
ちょっと興味をひかれます。
ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [Blu-ray]
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ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム(デラックス10周年エディション) [DVD]
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『ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム
(デラックス10周年エディション)』
2016/11/18(金)発売予定
[Blu-ray 2枚組] UIXC-10001/2 6,300円(税別)
[DVD 2枚組] UIBC-10002/3 5,300円(税別)
初Blu-ray化 / 2時間半の未発表映像追加収録
【内容】
マーティン・スコセッシ監督がボブ・ディランの音楽
と生き様に迫ったドキュメンタリーの10周年記念盤。
カメラの前でインタビューを受けなかったディランの
貴重な証言や、彼の音楽に欠かせない人々への
インタビューなどを収録。未発表映像も収める。
【未発表映像】
1.マーティン・スコセッシ監督インタヴュー
2.交流の深かった2人のフォーク・シンガー、
Dave Van RonkとLiam Clancy(共に故人)それぞれ
の長尺インタヴュー
3.ボブ・ディランUKツアーからの未編集フッテージ
ボブ・ディランに注目が集まる、いいタイミングでの
再発売ですね。
ノーベル文学賞を受賞したというこの時期だから、
録画したDVDをもう一度観て見ようと思います。
しかし、これ3時間半くらいあって長いんですよね。
価格:2,592円 |
リアル・ロイヤル・アルバート・ホール [ ボブ・ディラン ] 価格:3,240円 |
Live 1966 (完全生産限定盤) [ ボブ・ディラン ] 価格:27,000円 |
価格:2,411円 |
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この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
ディランは授賞式に出てくるのでしょうかね?
来なくても授賞式はおこなわれるようですけど。
「ノー・ディレクション・ホーム」は良かったですね。
これと、「ニューポート・フォーク・フェスティバル」はよく観ます。
アルバムはベスト的なのしか聴いていないのですが、
曲で言うと「Tangled Up in Blue」が好きです。弾き語りスタイルが。
また、良いアルバムがあれば教えてください。
ディランとノーベル賞・・・違和感ありまくりでしたw報道もフォークの文脈でしか捉えていないし、なんだかな〜デス。「ノー・ディレクション・ホーム」良かったですね。個人的にはこの後の隠遁生活で商業的目的なしでルーツ回帰した「地下室(ベースメント・テープス)」がお気に入りです。戯れ言、失礼しました。
またお邪魔させてください。