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2015年11月06日

一つの絵本で二つのお話が出会う不思議な絵本「どうしてかなしいの?/どこにいるの?」

記事を書いている途中でうっかり全消しをしてしまいましたがく〜(落胆した顔)

気を取り直して・・・面白い絵本を見つけたので紹介します。
無題.png どうしてかなしいの?/どこにいるの?[マイケル・グレイニエツ]
何が面白いのかというと、一つの物語が男の子、女の子の目線でそれぞれ描かれ、本の真ん中で一つのお話になるというもの。
本の真ん中??と思われた方もいると思います。これはリバーシブル絵本になっていて、表紙には「どうしてかなしいの?」とあり、ひっくり返して見てみると「どこにいるの?」の表紙になり、物語の最後は真ん中のページになっているのです。

公園で見つけたテディベアをめぐり、話は進みます。自分一人の目線ではわからなかった相手の気持ち、それがもう一つの話を見ることでわかります。あぁ、こういうことだったのかと。

この絵本、どちらのお話から読んでも大丈夫ですが、私は「どうしてかなしいの?」から読むことをおススメします。こちらは男の子が主人公のお話ですが、男の子がとっても優しくしているのに報われない、ちょっと切ないお話です。
面白いのは本の構成でストーリーとしてはちょっと悲しい部分が多いかも。絵も全体的に暗いし文字も黒で背景と混ざって見にくい部分があります。最後はハッピーエンド?ですが。

一つの事実でも受け取り手が違えばまったく別の物語になります。
赤ちゃんは自分=お母さんと思っていて個としての認識がまだできないらしいです。
”自分の気持ち・事実=相手の気持ち・事実”これが成り立たなくなるのに気が付くのが他のお友達と触れ合う機会が増えたこの4・5歳くらいではないでしょうか。自分と相手の気持ちの違いでケンカになっても、それは成長した証です。さらに”相手の立場になって考える”ようになるのはなかなか大人でも難しいときもありますよね。
この絵本では1つの事実に対して2つの物語なので両方の話を読み終えたとき、あの時相手がどう思っていたのかを知ることができます。自分は嬉しくても相手はそうは思っていない、そんなこともあるんだと。

お友達との関わりが増え、自分と相手が違うことをわかってきた子どもにちょうどいいお話だと思いますひらめき

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