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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2012年05月04日
A093・「高齢者無気力症候群」
1、億劫感

済ませておきたいことが頭の中にあって、
「早い内に行ってしまおう!とは思うけれど、何となく始める気にならない」
「やっと始めても気が散って集中できない」
「すぐに手を休めてしまう」
こんな事が度々あります。

現役時代には、この様な時でも強引に仕事を進めたものでした。
そうしなければやっていけない状況にもありました。

しかし退職して、高齢者に分類される年頃になってくると、この様に強引に力任せで中央突破するというのは流石に難しくなりました。

こんな時は、「億劫感」に全面降伏するのではなく、頑張らない程度に頑張って!
と自分に言い聞かせています。

2、「高齢者無気力症候群」

ちょっと手を休めて深呼吸する。
お茶にする。
首をゆっくり右左に回し、真っ直ぐ上に伸ばした両手をすとんと下ろして肩の力を抜く、腹式呼吸をゆっくり3回など簡単なリラックス運動をする。
などなどで気分をすっきりさせることが出来ます。

この様なことをしたり、間合いを上手く取りながら、若い頃のようなダッシュはむりですが、たとえユックリであっても、少しずつでも前に進むように心がけています。

気分転換のためには、散歩に出て外の空気に触れ、見るもの聞くもの五感の環境を変えるのも良し、ボンヤリ書棚を眺めるのも思い出すことや新たな発見があって意外に効果があります。

厳密に過ぎることなく、時には手抜きする位の余裕を持つて、たまには「ボー」っとして過ごすのも人生の良い潤滑油であることを幾度も経験しました。

別のことに気を向けたり、深呼吸をしたり、こんな気分転換、生活の知恵を私たちは長年の経験で身につけているのではないでしょうか。

「何となく気が向かない、億劫だ」との思いは進行性があるようです。
何となくボーっとしていたい・・・がこうじると、テレビを見る気にもならず、食事も面倒といった事になりかねません。

「高齢者無気力症候群」と名付けて、注意するように心がけています。



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