2012年02月10日
A009 「やわらかーい」より「歯ごたえがある」を
面白い数字を目にしました。古代からの食事で噛む回数を比較した結果、弥生時代は約4000回、鎌倉時代は約2700回、戦前は1400回、そして現代は620回。
とのことで、現代人が如何に噛まなくなっているかが覗えます。
「一口30回は噛むように」を習慣化させたいと日々努めています。
とのことで、現代人が如何に噛まなくなっているかが覗えます。
「一口30回は噛むように」を習慣化させたいと日々努めています。
テレビを見ていると、旅番組とか料理番組とかで何かと食べるシーンが多く、何度か見ていると、出演者が口にする最初の言葉は、いくつかに限定されているのに気付きます。
その代表格が「やわらかーい」。
時々「歯ごたえがあって・・」が出てくるが、望むべくは逆であって欲しい。と願っています。「噛む」ことをテーマにしたい下心があって、この様な書き出しとなりました。
たかが「噛む」、されど「噛む」。噛めば噛むほど味が出る。
良く噛むことは身体に良いと誰もが知ってはいるはずですが、現代人は噛まない習慣に蝕まれていることを知っておきたいものだと思います。
面白い数字を目にしました。
食事の条件を想定し、各時代の食事で噛む回数を比較した結果
弥生時代は約4000回、
鎌倉時代は約2700回、
戦前は1400回、
そして現代は620回。
とのことで、現代人が如何に噛まなくなっているかが覗えます。
食事に原因があるようです。確かに、ファーストフード、ケーキなどなど、柔らかい食物が溢れてます。
親は子供が好むからといって、噛まずに食べるものばかりを与える。
その子が親世代になって、同じことを繰り返す。こんな状態が一般的になってしまった様です。
噛まない習慣が身につくと、噛もうと思っても噛めなくなり、その結果、顎やその筋肉が発達しません。
顔は小ぶりになります。
表情は乏しく口はポカンと開きやすい人間が増えてきます。
こうなると口呼吸となり、呼吸器系の炎症、免疫低下を引き起こしやすくなるとお医者さんは言いいます。
最近、顔の小さいことをもてはやす風潮があるようですが、顔の小さいのは医学的に見ると不健康人というケースもありそうです。
改めて「良く噛む」ことを心がけたいと思います。効果を復習してみましょう。
・噛むと、脳の「海馬」の機能がアップして記憶力が向上する。実験の結果記憶力クイズの正解率が明らかに向上した。
・よく噛むと、唾液の分泌が促進され、食物の消化分解を助ける唾液酵素が多く分泌される。食物が細かく砕かれ、唾液と混じり合い、消化吸収を助ける。 少量で満腹感を得る。肥満予防に役立つ。
・ 唾液に含まれる色々なホルモンや酵素が、老化防止、若返りに役立つ。
・歯が丈夫になり顎が発達する。 口の中の自浄作用が高まる。この結果、虫歯や歯周病、口臭の予防になる。
・ 歯や歯茎が丈夫になる。歯並びが良くなる。顎が発達し顔の表情が豊かになる。発音がしっかりする。
・ 胃腸の働きを助け、便秘を予防する。などなど。
先刻ご承知かも知れませんが、頭では分かっていても、噛む数を増やすのはなかなか難しいのは事実のようです。
「良く噛んで・・」と、言葉だけを繰り返しても、空念仏になるのが関の山であって、
「どうすればよいか」が肝要となりましょう。各人の工夫次第と言うことになりそうです。
まず、オーソドックスな答えは、噛まなければ飲み込めない食材を多く取り入れること。
日本の伝統的な食材にはこの類が多く、先人に感謝すべきと思わせられます。
米(白米以外)、穀物との混ぜごはん、人参、ゴボウ、大根、蓮根など根菜類、豆、昆布、小魚、魚の干物などなど。
昆布菓子、干鱈やさきイカ、小魚の干物などが店頭に多く見られるのは好ましいことです。
カレーライスに入れるジャガイモ、人参などを大きめにしたら、大人も子供も従来の大きさの場合より格段に噛む回数が増えた。という実験結果があるそうで、一寸した工夫が家族の健康を大きく左右することになります。
私たち現代人も先祖を見習って、良く噛む習慣を身につけたいものです。
「一口30回は噛むように」と言われています。この言葉を良く噛みしめ、習慣化させたいと日々努めています。
その代表格が「やわらかーい」。
時々「歯ごたえがあって・・」が出てくるが、望むべくは逆であって欲しい。と願っています。「噛む」ことをテーマにしたい下心があって、この様な書き出しとなりました。
たかが「噛む」、されど「噛む」。噛めば噛むほど味が出る。
良く噛むことは身体に良いと誰もが知ってはいるはずですが、現代人は噛まない習慣に蝕まれていることを知っておきたいものだと思います。
面白い数字を目にしました。
食事の条件を想定し、各時代の食事で噛む回数を比較した結果
弥生時代は約4000回、
鎌倉時代は約2700回、
戦前は1400回、
そして現代は620回。
とのことで、現代人が如何に噛まなくなっているかが覗えます。
食事に原因があるようです。確かに、ファーストフード、ケーキなどなど、柔らかい食物が溢れてます。
親は子供が好むからといって、噛まずに食べるものばかりを与える。
その子が親世代になって、同じことを繰り返す。こんな状態が一般的になってしまった様です。
噛まない習慣が身につくと、噛もうと思っても噛めなくなり、その結果、顎やその筋肉が発達しません。
顔は小ぶりになります。
表情は乏しく口はポカンと開きやすい人間が増えてきます。
こうなると口呼吸となり、呼吸器系の炎症、免疫低下を引き起こしやすくなるとお医者さんは言いいます。
最近、顔の小さいことをもてはやす風潮があるようですが、顔の小さいのは医学的に見ると不健康人というケースもありそうです。
改めて「良く噛む」ことを心がけたいと思います。効果を復習してみましょう。
・噛むと、脳の「海馬」の機能がアップして記憶力が向上する。実験の結果記憶力クイズの正解率が明らかに向上した。
・よく噛むと、唾液の分泌が促進され、食物の消化分解を助ける唾液酵素が多く分泌される。食物が細かく砕かれ、唾液と混じり合い、消化吸収を助ける。 少量で満腹感を得る。肥満予防に役立つ。
・ 唾液に含まれる色々なホルモンや酵素が、老化防止、若返りに役立つ。
・歯が丈夫になり顎が発達する。 口の中の自浄作用が高まる。この結果、虫歯や歯周病、口臭の予防になる。
・ 歯や歯茎が丈夫になる。歯並びが良くなる。顎が発達し顔の表情が豊かになる。発音がしっかりする。
・ 胃腸の働きを助け、便秘を予防する。などなど。
先刻ご承知かも知れませんが、頭では分かっていても、噛む数を増やすのはなかなか難しいのは事実のようです。
「良く噛んで・・」と、言葉だけを繰り返しても、空念仏になるのが関の山であって、
「どうすればよいか」が肝要となりましょう。各人の工夫次第と言うことになりそうです。
まず、オーソドックスな答えは、噛まなければ飲み込めない食材を多く取り入れること。
日本の伝統的な食材にはこの類が多く、先人に感謝すべきと思わせられます。
米(白米以外)、穀物との混ぜごはん、人参、ゴボウ、大根、蓮根など根菜類、豆、昆布、小魚、魚の干物などなど。
昆布菓子、干鱈やさきイカ、小魚の干物などが店頭に多く見られるのは好ましいことです。
カレーライスに入れるジャガイモ、人参などを大きめにしたら、大人も子供も従来の大きさの場合より格段に噛む回数が増えた。という実験結果があるそうで、一寸した工夫が家族の健康を大きく左右することになります。
私たち現代人も先祖を見習って、良く噛む習慣を身につけたいものです。
「一口30回は噛むように」と言われています。この言葉を良く噛みしめ、習慣化させたいと日々努めています。