2012年04月01日
A060 ・「家に閉じこもらずに、外の空気を吸いませんか」(1)
1、一人暮らしの「お年寄り」
一人暮らしをしている高齢者の孤独死が社会問題になっています。
日本人の寿命が延びた事もあって、一人暮らしをしている人が随分増えているでしょうから、確率的にも事故は増えるのだろうとは思います。
周囲の人たちや行政の手がさしのべられることは望ましいとですが、年齢で線引きするようなお役所仕事は卒業して、該当者の状態に応じた対応に知恵を出してもらいたいと願っています。
(1)世の中には、元気に活動している80歳、90歳はいくらでもいます。
(2)これに反して、たかだか60歳、70歳くらいで自らを老人と決め込んで家に引きこもったり、周囲との交流を絶って、一人背中を丸めて、ブツブツいいながら孤独に過ごす人も少なくないようです。
「お年寄り」とか「ご高齢者の方」などという変な言葉で持ち上げられると、人間とはおかしな動物で、言われた本人が「何となくそんな気分」になってしまいます。
安易な同情ではなく、元気を引き出すような再生策に、報道・行政の知恵とエネルギーと予算をかけて欲しいと思います。
私は今、後期高齡者2年目の新參です。同年代のよしみもあって、(2)の状態にある人達が何かのキッカケを掴んで、元気に活動を再開されるようになって欲しいと、親しみと願望を持って願っています。
一人暮らしをしている高齢者の孤独死が社会問題になっています。
日本人の寿命が延びた事もあって、一人暮らしをしている人が随分増えているでしょうから、確率的にも事故は増えるのだろうとは思います。
周囲の人たちや行政の手がさしのべられることは望ましいとですが、年齢で線引きするようなお役所仕事は卒業して、該当者の状態に応じた対応に知恵を出してもらいたいと願っています。
(1)世の中には、元気に活動している80歳、90歳はいくらでもいます。
(2)これに反して、たかだか60歳、70歳くらいで自らを老人と決め込んで家に引きこもったり、周囲との交流を絶って、一人背中を丸めて、ブツブツいいながら孤独に過ごす人も少なくないようです。
「お年寄り」とか「ご高齢者の方」などという変な言葉で持ち上げられると、人間とはおかしな動物で、言われた本人が「何となくそんな気分」になってしまいます。
安易な同情ではなく、元気を引き出すような再生策に、報道・行政の知恵とエネルギーと予算をかけて欲しいと思います。
私は今、後期高齡者2年目の新參です。同年代のよしみもあって、(2)の状態にある人達が何かのキッカケを掴んで、元気に活動を再開されるようになって欲しいと、親しみと願望を持って願っています。
体力も気力もまだまだ相当なもののはずです。「人の世話にはならない」などと、変に意固地になるだけ気力がある人も少なくないようです。
時には「お世話になります!」とあっけらかんに言ってみると、案外気分が晴れてエンジンがかかるかも知れません。
「先ずは外に出て、近くを散歩しませんか」
私はこう呼びかけています。
テレビ番組で紹介された一人暮らしの高齢者の例です。
「最近は出歩かなくなった。交通費とかあれこれ出費が嵩む。切り詰めなければやっていけない」と言っていました。
別の人は「人様の世話にはなりたくない」とも言っていました。
レポーターの言い回しにも疑問を感じました。家に閉じこもり、誰とも接触がなく、孤独であることを、あたかも全てが政治行政の責任であるかのような雰囲気を感じさせる報道でした。当人の自立を促すような一言があった方が親切ではないだろうか?
最初の高齢者は70歳手前とか言っていました。私よりもずっと若いのに! オマケに健康上の問題があるようにも見受けられません。
第一感思いました。いらぬお節介かも知れないけれど、「私はこう思います・・」と心の中で語りかけました。
・「外出をあえて控えるのは適当でしょうか?」
・「一人で、家に閉じこもったりしては、いいことがないように思うのですが!」
・「物の見方、考え方が独りよがりになります。愚痴の多い毎日になりませんか?」
・「人間は出来るだけ体を動かす方が良いようです。外に出て、近くを散歩しましょうよ。始めは大儀であっても、やがて楽しみに変わるでしょう」
・「外には新鮮な風があります。会話のチャンスもあります。家の中の淀んだ空気から解放されて気が晴れます。」
などなど。
同じ時代を、「働き蜂」といわれ、「兎小屋に住むエコノミックアニマル」と言われながらも、「外国に追いつけ、追い越せ」を言わず語らずの合言葉のもと、働きに働いてきた仲間です。
何とかきっかけを掴んで、再び活気を取り戻して欲しいと思わずにいられません。
(3)事故とか病気とかで動けない高齢者の一人暮らしで、医療、介護を受けられずにいる場合は、当然のことですが(2)のようには行きません。
このような本当な意味での社会的弱者には行政の手が届いて欲しいものです。
自分はまだ寝たきりの医療、介護を受ける身ではありませんが、その時はどうするか?
家族を犠牲にする事だけは避けるように致したいと思っています。(続く)
時には「お世話になります!」とあっけらかんに言ってみると、案外気分が晴れてエンジンがかかるかも知れません。
「先ずは外に出て、近くを散歩しませんか」
私はこう呼びかけています。
テレビ番組で紹介された一人暮らしの高齢者の例です。
「最近は出歩かなくなった。交通費とかあれこれ出費が嵩む。切り詰めなければやっていけない」と言っていました。
別の人は「人様の世話にはなりたくない」とも言っていました。
レポーターの言い回しにも疑問を感じました。家に閉じこもり、誰とも接触がなく、孤独であることを、あたかも全てが政治行政の責任であるかのような雰囲気を感じさせる報道でした。当人の自立を促すような一言があった方が親切ではないだろうか?
最初の高齢者は70歳手前とか言っていました。私よりもずっと若いのに! オマケに健康上の問題があるようにも見受けられません。
第一感思いました。いらぬお節介かも知れないけれど、「私はこう思います・・」と心の中で語りかけました。
・「外出をあえて控えるのは適当でしょうか?」
・「一人で、家に閉じこもったりしては、いいことがないように思うのですが!」
・「物の見方、考え方が独りよがりになります。愚痴の多い毎日になりませんか?」
・「人間は出来るだけ体を動かす方が良いようです。外に出て、近くを散歩しましょうよ。始めは大儀であっても、やがて楽しみに変わるでしょう」
・「外には新鮮な風があります。会話のチャンスもあります。家の中の淀んだ空気から解放されて気が晴れます。」
などなど。
同じ時代を、「働き蜂」といわれ、「兎小屋に住むエコノミックアニマル」と言われながらも、「外国に追いつけ、追い越せ」を言わず語らずの合言葉のもと、働きに働いてきた仲間です。
何とかきっかけを掴んで、再び活気を取り戻して欲しいと思わずにいられません。
(3)事故とか病気とかで動けない高齢者の一人暮らしで、医療、介護を受けられずにいる場合は、当然のことですが(2)のようには行きません。
このような本当な意味での社会的弱者には行政の手が届いて欲しいものです。
自分はまだ寝たきりの医療、介護を受ける身ではありませんが、その時はどうするか?
家族を犠牲にする事だけは避けるように致したいと思っています。(続く)