2015年06月10日
A449・自分の被介護を考える〜子・孫に過大な負担をかけないために
1、自分の被介護を考える
「世界一の長寿を誇る日本!」などという言葉を目にすることがありますが、介護されている期間が男女とも10年以上あるという実態を直視するならば、ある制限された場合にのみ肯定されるものであって、代わって実態にそぐわない老齢者医療の姿が浮かび上がってきます。
「90歳以上の親を70歳〜80歳の子世代が介護し、更には50歳〜60歳代の孫世代が関与する」・・こんな構図が日本のごく普通のパターンになってきているのではないでしょうか。
親、祖父母の介護を行っているとき、身内の心情として「何時までも!」と願う気持ちに支配される一方で、「本人は今、どう感じているのだろうか?」との思いに襲われます。
高齢者の医療・介護の現状について、
・介護で体験したこと、見聞きしたこと、感じたことをもとにして
・自分が被介護者になるこにどう備えるか、を考えます。
「家の人は大変だろうが、在宅介護が望ましい」と第三者は言います。
「その通りだけれど、そんなものではない!」と、実際に介護に当たる人は(言うか言わないかは別として)思います。
そうしたくても出来ない多くの家族は「病院」「施設」を選びます。
被介護者の多くは「在宅」を強く望むことでしょう。
心ならずも「病院」「施設」に被介護者を託した人は「家に帰りたい!という声が何時までも耳から消えない」と言います。在宅介護を体験した者の一人として、その心情をいたく察することが出来ます。
「望ましい」と言われる「在宅介護!」
改めて言うまでもなく「かくありたい!」けれども、実際に在宅介護に当たる人は己と家族の人生を事実上否定する現実を体験し続けます。
「何時までもいて欲しい」と心底願いながら、一方では、何時まで続くか先の見えないのが在宅介護です。
しかも症状が次第に進んで、被介護人によって状況は様々ですが、徘徊したり、狂暴化したり、意思が通じなくなったり、苦痛を訴え続けたり、訳のわからない言動を繰り返したり、老衰が進んだり、・・・何時しか被介護者の面相はすっかり変わってしまい、人格も全くの別人になってしまいます。
「かっての面影は消えて、やせ細り、厳しい形相になった姿を小さな孫やひ孫に見せては、よい思い出を壊してしまうのではないかと思った」という回想も聞かれます。
介護に当たる人は悩み、苦しみながら一刻一刻、一日一日を夢中で過ごします。
後期高齢者で介護に当たっている人が体を痛め、体調をくづして、看護士さんが被介護者よりも介護者の状態を憂慮するケースも少なくないと聞きます。
「寝たきりの在宅介護」になると、ドクターと看護士さんと介護ヘルパーさんのチームが組まれ、家族の労苦は相当程度に救われますが、この体制も地域によっては人材確保が困難と言われます。
この様な状態が今後も続く!と言うより、より悪い状態になっていくであろうと予想されます。
子や孫世代にこの様な状態を受け継がせないように、少なくとも自分はどうするか?!
あれこれ考えはしますが、なかなか考えが収斂しそうにありません。
こんな折、高齢者医療の変革活動を進めるドクター夫妻(*)のブログに出合いました。
要点を引用させていただきながら、頭を整理していきたいと思います。
(続く)
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”医療と健康(全般)” 16位/209人中
・総合ランキング 11,416位/1,140,895人中
バックナンバータイトルを下記分類で一覧致します。
該当するジャンルの(1)〜(8)をクリックいただくと、そこに分類されているタイトルが一覧され、
タイトルをクリックいただくと本文が開きます。
1、「日記・諸事寸話」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
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「90歳以上の親を70歳〜80歳の子世代が介護し、更には50歳〜60歳代の孫世代が関与する」・・こんな構図が日本のごく普通のパターンになってきているのではないでしょうか。
親、祖父母の介護を行っているとき、身内の心情として「何時までも!」と願う気持ちに支配される一方で、「本人は今、どう感じているのだろうか?」との思いに襲われます。
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心ならずも「病院」「施設」に被介護者を託した人は「家に帰りたい!という声が何時までも耳から消えない」と言います。在宅介護を体験した者の一人として、その心情をいたく察することが出来ます。
「望ましい」と言われる「在宅介護!」
改めて言うまでもなく「かくありたい!」けれども、実際に在宅介護に当たる人は己と家族の人生を事実上否定する現実を体験し続けます。
「何時までもいて欲しい」と心底願いながら、一方では、何時まで続くか先の見えないのが在宅介護です。
しかも症状が次第に進んで、被介護人によって状況は様々ですが、徘徊したり、狂暴化したり、意思が通じなくなったり、苦痛を訴え続けたり、訳のわからない言動を繰り返したり、老衰が進んだり、・・・何時しか被介護者の面相はすっかり変わってしまい、人格も全くの別人になってしまいます。
「かっての面影は消えて、やせ細り、厳しい形相になった姿を小さな孫やひ孫に見せては、よい思い出を壊してしまうのではないかと思った」という回想も聞かれます。
介護に当たる人は悩み、苦しみながら一刻一刻、一日一日を夢中で過ごします。
後期高齢者で介護に当たっている人が体を痛め、体調をくづして、看護士さんが被介護者よりも介護者の状態を憂慮するケースも少なくないと聞きます。
「寝たきりの在宅介護」になると、ドクターと看護士さんと介護ヘルパーさんのチームが組まれ、家族の労苦は相当程度に救われますが、この体制も地域によっては人材確保が困難と言われます。
この様な状態が今後も続く!と言うより、より悪い状態になっていくであろうと予想されます。
子や孫世代にこの様な状態を受け継がせないように、少なくとも自分はどうするか?!
あれこれ考えはしますが、なかなか考えが収斂しそうにありません。
こんな折、高齢者医療の変革活動を進めるドクター夫妻(*)のブログに出合いました。
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