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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2015年04月23日
A441・山の遭難〜規制と自覚
ゴールデンウイークが近づいて、今年も山の遭難事故が気になります。
4月18日の朝日新聞「耕論」で、遭難急増を契機に岐阜県の「登山届提出の義務化」、長野県の「登山条例案」など規制策の是非が論じられていました。

「是」とする岐阜県山岳連盟会長の意見と、「非」とする登山家である弁護士の意見が示され、読者の意見を求めています。

私は山岳登山経験もなく、登山に直接関係する者でもありませんが、
北国に生まれ育ち、退職後は山野草愛好会に所属して自然に親しみ、心身の健康を求めていますので、遭難事故や、事故に至らないトラブルなどには関心を持って接しています。

この程度の者から見て山岳登山を意図する人は体力、経験共に数段上の人たちのはずですが、そのような人達の遭難がいつもいつも繰り返され、趣味のために命を落としてきています。遭難の報に接するたびに、とても空しい気持ちにさせられます。

冒頭の新聞記事「山の遭難 条例で防げるか」についてです。

「非」とする弁護士さんは
「憲法上、国民の自由を制限するような規制は必要最小限でなくてはいけない」
と言います。一般的にこの様な「登山は自由」という風潮がある様です。

しかしこれは、「自由」と「無責任な我儘勝手」とを混同している!
と私は思います。

「登山届で遭難が減るとは考えられない。登山は憲法に言う国民の自由であり、規制は適当でない」などの弁護士さんの言は、
(コースの維持管理、安全情報、介護・救助などでどれほど多くの人の世話になっているかを顧みることなしに、自分が良ければよい!・・・といった意識水準で)
「山に登りたいから登るんだ。登山届など面倒なことはしてくれるな!」
と言っているように私には読み取れます。

そうではないはずです。
自由とは責任(或は義務)と表裏一体の関係にあるもののはずです。

登山届を出さない登山者、登山届自体を知らない登山者が多い現状で「登山は自由」と言うのは「無責任な我儘勝手」を放置することではないでしょうか。

人は一人では生きていけません。お互いに助け合って生きています。
私たち平和ボケした日本人はいつの間にかこの基本を忘れてしまっているようです。
お世話になっていることに感謝し、人様に迷惑をかけないように、己の行動を律することが、この世に生きる基本ルールであるはずです。

「自由」とは、このルールのもとで許されるべきものであるはずです。
社会の利便性、恩恵をタダ取りして、己の欲望のままに行動することは「勝手気まま」であって「自由」ではないはずです。

登山届があることも知らない、
知っていても出そうとしない、中にはウソを書く人もいるとか!

この現実に対しては、登山届の義務化、捜査救護費の完全自己負担などで登山のルールを徹底して、知らない人には知らしめ、登山者の自覚を促すことが遭難者を減らすために必須であると考えます。

冬山登山は原則禁止であるべきと考えます。悪天候、滑落など当然起こりうることで、あたら有能な人材が繰り返し、繰り返し失われます。
自己防衛本能が希薄化しているようでもあり、日頃の温室気分に慣れ親しみ、己の欲望のみに心を奪われていることへの自然からの厳しい警告ではないかとさえ思われます。

山岳会などの経験者集団で鍛錬を重ね、状況判断の知識や技術を身に付けた者のみとか、会の行事、認定した場合に限るなどの規制が必要ではないでしょうか。

季節を問わず、現実には登山ブームとか観光宣伝に乗せられた無自覚な事故予備軍が氾濫しているようです。

その様な人をも含めて、幅広い多くの人が健全な登山経験を積み、心身を鍛えることが出来るように、研修、啓発の普及を広めてほしいと願います。
その第一歩が「登山届け」の徹底だと思います。

「登山の自由」は「社会人としてのルール」を守る中で認められるものであるはずです。
「自由」とは「我儘勝手」であってはならないのは自明の理です。

この理解が進むと、登山者は自ら登山届を出すようになるでしょう。
「登山届で事故は減らない」などの議論はなくなるだろうと思っています。

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