2015年04月17日
A440・原発運転禁止の仮処分
高浜原発再稼働をめぐり、福井地裁は運転を禁じる仮処分決定を出しました。その理由の一つに「基準地震動を下回る地震でも原子炉の冷却機能が失われる可能性がある」があります。
原子炉の冷却機能が失われるとどうなるかは、福島原発事故で誰もが思い知らされている訳ですが、これに対して
政府は「世界で最も厳しい基準に適合すると判断した」「粛々と進める考えだ」と言い、
原子力委員会の代表者は「誤解がある」「新基準は概ね世界で最も厳しいものであり、基準を見直す考えはない」と反論するのみで、冷却問題の核心に触れていない為、説得力がない様に思います。
原子炉は「冷却」されることで安全を維持出来るのであって、
この冷却機能を維持する為の送配電設備、冷却水設備、補助電源設備、制御設備等々が福島原発では脆くも機能を失い、取り返しのつかない事故になってしまったはずです。
原発の安全を確保する生命線として、何が起こっても冷却機能は生き残ることが必須の命題であるはずであり、この度の仮処分はこの点に「問題あり」と言っているのですから、
行政も専門技術集団も「地震、津波やテロに対しても十重二十重の安全対策を実施してあるから、冷却機能が失われることはなく、安全は維持される」という論旨で具体的に説明した方がよかろうに!と思います。
冷却機能維持の安全対策を列記したうえで、「冷却機能が失われる可能性があるのはどの点か」を裁判所に問うのが話の筋だろうと思うのです。
国民、有識者が自由参加しての公開討論も一案と思います。
「世界の審査基準の中で、概ね(の項目で)最も厳しい」と言うことが、
「基準地震動を下回る地震でも原子炉の冷却機能が失われる可能性がある」を否定する論拠にはならないと考えるのが普通ではないでしょうか。
「冷却機能が失われる可能性あり」という仮処分で指摘された問題の核心に正面から取り組み、具体的に説明することが国民への親切な説明であり、真の理解を得る道だと思うのです。
私は原発反対論者ではありませんが、安全の維持について意図的な妥協やごまかしがあってはならないと念じ、報道機関は公平な報道を続けていただきたいと願っているのです。
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原子炉は「冷却」されることで安全を維持出来るのであって、
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国民、有識者が自由参加しての公開討論も一案と思います。
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「基準地震動を下回る地震でも原子炉の冷却機能が失われる可能性がある」を否定する論拠にはならないと考えるのが普通ではないでしょうか。
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